お酒を味わいつくすための、二重焼のぐい呑みセット「IKKON」
2018年度グッドデザイン賞受賞
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/167336/LL_img_167336_1.jpg
お酒を味わいつくすための、二重焼のぐい呑みセット「IKKON」
「IKKON」は酒の一献を表します。福島県浪江町の伝統工芸である大堀相馬焼の二重構造を生かし、さらに最新の技術とデザインを駆使して、新しいお酒の楽しみ方を提案するために生まれた商品です。外見は同じでも内部のカーブが異なる3タイプ。それぞれが引き出す味わいや香りの違いを楽しめます
当社は、今回の受賞を契機にIKKONの販売拡大を図るとともに、ものづくりにおけるデザインの活用を積極的に進め、日本が世界に誇る伝統工芸の世界をさらに進化させていきます。
■ぐい呑セット「IKKON」について
製造 : 大堀相馬焼 松永窯
プロデューサー: ガッチ株式会社 松永武士
ディレクター/デザイナー:寺内ユミ(寺内デザインオフィス)
商品URL : http://ikkon.life
お酒を味わいつくすための、二重焼のぐい呑みセット。内部のカーブ形状により、ラウンド、ナロー、ストレートの3タイプがあり、ラウンドはまろやかに味わう、ナローは変化を味わう、ストレートはしっかり味わうなど、ひとつのお酒でも異なるお酒の楽しみ方が可能。文字通り、最後の一滴まで味わいつくすために生まれた酒器です。
従来の二重焼には外側に孔がありましたが、これを現代の技術でほぼ完全に塞ぐことを実現。デザイン的にも洗練させました。もともと持ちやすく保温・保冷効果がある二重焼に、新しい価値を付加した画期的な製品です。
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
内外の温度差を伝えることを防ぐ二重焼と呼ばれる手法によるぐいのみセット。 プロポーションの良いカップは表面の緩やかなカーブにより口当たりが良く、白い陶器の地肌と相まり優しい形になっている。それらの内部は味の違いを伝えるため3種類の異なる形状を持つが、内部形状をうっすらと表面の凹凸により伝え、外観上の特徴としている。日本的な情緒と美しい所作を生み出し、美味しいお酒を飲むための形がよく表現されている。二重焼の外側の孔を塞ぐなど技術的にも進化している。
■開発者・松永武士(ガッチ株式会社 代表取締役、大堀相馬焼松永窯4代目)のコメント
私が生まれた福島県浪江町大堀地区に伝わる大堀相馬焼は、350年の歴史を持つ伝統工芸。近年の国内外における日本酒人気をさらに深化させるような新しい器を考えたとき、「二重焼」という特徴を持つ大堀相馬焼なら、それができるという確信を持った。二重焼の技術は特殊であるうえ、空気孔をほぼ無くすという挑戦の道のりは長かったが、今回の受賞で評価されたことはうれしい。これからも、現代の嗜好にあわせつつ伝統工芸本来のシンプルな思想を蘇らせ、「未来の伝統」を創り出したい。
■グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」に出展
本年10月31日(水)から11月4日(日)まで東京ミッドタウン(東京都港区六本木)で開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」において、IKKONが特別展示で紹介されます。( http://www.g-mark.org/gde2018/ )
■ガッチ株式会社について( http://gatch.biz/ )
世界に通じる日本の地場産品の商品企画および卸・小売を行っています。
創業 :2010年
所在地:東京都港区赤坂2-15-8-304
代表者:代表取締役 松永武士