全国に広がる「〇〇-Biz」
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【大垣市】市長 小川 敏
同相談所は、“中小企業支援の切り札”と称される「富士市産業支援センターf-Biz(エフビズ)」をモデルとしたものです。近年、全国展開が加速し現在全国17自治体にまで広がっており、この度の3自治体の開設を持って全国20拠点となります。求人広告の同日掲載や、求人サイト運営会社主催の合同イベントでのPRなどを通じて、全国から優秀な人材を募ります(応募締切2017年11月20日(月)午後5時)。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/140616/LL_img_140616_1.jpg
全国に広がる「〇〇-Biz」
▼富士市産業支援センター・f-Bizを先頭に全国に「〇〇-Biz」が誕生
全国で相次ぐ企業相談所の立ち上げ。モデルとなっているのは、“行列のできる企業相談所”との呼び声が高い「富士市産業支援センター・f-Biz(エフビズ)」。2008年の開設以来、2万6,000件を超える相談件数と多数の実績を誇り、全国の産業支援機関のロールモデルとなっています。センター長・小出 宗昭氏を中心とした、マーケティング、デザイン、販路拡大、プロモーション、ブランディングなど各分野の専門家チームが、ワンストップのソリューションを提供することで、コストをかけることなくV字回復させたという事例が数多く生まれています。
その手法は小出氏から直接、進行中の事例をもとにセンター長の仕事を学ぶ実践型研修を通じて全国へ広がり、「岡崎ビジネスサポートセンター・OKa-Biz(オカビズ)」をはじめ、Ama-biZ(熊本県天草市)、Seki-Biz(岐阜県関市)、Shima-Biz(長崎県・上五島町)、D-Biz(大阪府大東市)、Iki-Biz(長崎県壱岐市)など、各地に「〇〇-Biz」が続々と生まれており、現在全国に17カ所を数えるまでになっています。
▼大垣市、釧路市、人吉市でもセンターを開設
大垣市、釧路市、人吉市は、それぞれが抱える経済の衰退や人口減少、高齢化、後継者不足などの課題を解決し、中小企業の再生や創業支援を通じて地域活性化を図るため、f-Bizモデルの「中小企業相談所」の新規開設に取り組みます。相談者の売上アップを実現するためには、豊富な実績と知見を持つ人材が必要なため、センター長を地元だけでなく全国から広く公募します。
▼<大垣市>優秀人材の採用こそ、市制100周年の政策の目玉
大垣市は、日本のほぼ中央に位置する都市。市内には揖斐川や長良川をはじめ、多くの1級河川が網目状に流れており、また、地下水に恵まれていることから「水の都」と呼ばれ、戦後は繊維や窯業、化学などの産業が発達しました。さらに、近年は中部圏の一大IT拠点であるソフトピアジャパンエリアを中心として、情報産業に注力。東京、大阪、名古屋など大都市圏へのアクセスも良く、交通の要衝としても発展を続けてきました。しかし、現在では繊維産業の衰退や郊外への大型店舗の出店から、中心市街地にシャッターが目立つなど空洞化が大きな課題になっています。
このような背景から、2018年で市制100周年を迎える政策の目玉として、大垣商工会議所と大垣市、そして民間企業とが連携して大垣ビジネスサポートセンター(Gaki-Biz)を開設を決めました。官民一体となった支援で大垣地域を、岐阜を、そして日本を元気にするチャレンジに取り組んでくださる方を募集します。
◎センター長公募要領
募集人員: センター長1名
募集期間: 2017年10月4日(水)~11月20日(月)
応募資格: ・高いビジネスセンスとコンサルティング力を持った人
(圧倒的な情報量を持ち、ビジネスで活用できる人)
・コミュニケーション能力のある人
(ティーチングよりもコーチングを重視)
・情熱あふれる人
(人生をかけて相談に来る相談者に対して、
覚悟を持って真摯に向き合う人)
・地域でがんばっている起業家や
中小企業者をリスペクト(尊敬)できる人
・相談者のやる気を起こすことができる人
・真のセールスポイントを引き出すことができる人
・強みを伸ばす具体的な方法を提案できる人
・売上げアップに向けて共に行動できる人
・継続的なフォローができる人
・「情熱」「スキル」「行動力」を持って
的確な提案、支援ができる人
・相談者と一緒になって成果を上げていくことができる人
給与 : 月給100万円(年収1,200万円)
※賞与及び各種手当は、支給しません。
応募詳細: 下記URL「大垣ビジネスサポートセンター(Gaki-Biz)長募集要領」を
ご参照ください。
http://www.nisimino.com/keizaisenryaku/bosyu
◎大垣ビジネスサポートセンター(Gaki-Biz)
大垣商工会議所、大垣市および民間企業等が連携し、人口減少対策として地域での雇用や新しい産業の創出を促進するとともに、地元の頑張る中小企業を支援する新たな産業支援施策として、Gaki-Bizを開設します。起業を志す人や、経営上の課題を抱える中小企業のあらゆる問題の解決と売上アップに向けたビジネスの挑戦を一緒に応援し、Gaki-Bizを核とした地域産業活性化に全力でチャレンジします。
▼<釧路市>恵まれすぎた町の復活にはf-Bizモデルが「絶対に必要(市長)」
これまで釧路を支えてきたのは、基幹産業である水産業や炭鉱業に代表されるような、誤解を恐れずに言えば「とったものをそのまま売る」ビジネス。かつてはそれで経済が回っていたものの、時代の移り変わりとともに200海里水域による規制、石炭に代わるエネルギーも台頭し、市場が縮小していくなかで従来のビジネスモデルでは立ち行かなくなってきました。官民で連携し、資源に付加価値をつける販売方法を見直すなど、「稼ぐ力」を養う取り組みを実施してきましたが、地域経済を動かすほどの成果を挙げるには至っていません。そこで開設を決めたのがf-Bizモデルの相談所である「釧路市ビジネスサポートセンター」。
魚介をはじめとする豊富な資源や、特別天然記念物のタンチョウや阿寒湖のマリモなど世界的にも貴重な地域資源をビジネスに結び付けるなど、磨けば光る「釧路」という原石を磨いて、地域の活性化を図ってくださる方をお待ちしています。
◎センター長公募要領
募集人員: センター長1名
募集期間: 2017年10月1日(日)~11月20日(月)
応募資格: ・f-Bizモデルの考え方や手法を正しく理解し、
限られた環境下でも再現できる人
・高いビジネスセンスを持つ人
(圧倒的な情報量を持ち、知恵として活用できる人)
・ コミュニケーション能力の高い人
(ティーチングよりもコーチングを重視)
・ 地道に努力している事業者や創業希望者を
リスペクト(尊敬)できる人
・ 情熱を持ち、相談者と覚悟を持って向き合うことができる人
・ 真のセールスポイントを引き出すことができる人
・ 強みを伸ばす具体的方法を提案できる人
・ 相談者のやる気を起こす人
・ 相談者の継続的なフォローができる人
・ 相談者と共に試行錯誤し、
創業実現や売上増等の具体的な成果を上げられる人
給与 : 月額100万円(年収1,200万円相当)
※賞与および各種手当は支給しない
応募詳細: 釧路市ホームページに掲載の
「釧路市ビジネスサポートセンター センター長公募要領」を
ご参照ください。
http://www.city.kushiro.lg.jp/sangyou/b_shien/shougyou/sinkou/page00008.html
◎釧路市ビジネスサポートセンター
釧路市、釧路商工会議所及び釧路信用金庫他、釧路地域の10団体で釧路市ビジネスサポート協議会を構成。釧路市から地域の事業者の経営相談事業を受託し、釧路地域の中小企業者をはじめとする事業者の売上増に重点を置いた支援を行うため、釧路市ビジネスサポートセンターを開設します。事業者の経済活動の活性化はもとより、創業の促進及び新たな産業の創出により地域経済のプラス成長と雇用の創出を図ります。
▼<人吉市>SLや「球磨(くま)焼酎」で有名な「隠れ里」を表舞台へ
人口3万5千人に満たないまちにもかかわらず、学校を卒業した若者のほとんどが市外・県外へ出ていくなど、直近4年で人口が約2,000人減少。さらに事業者の高齢化も重なり、市街地の空洞化が課題となっています。また、世界が認めた「球磨(くま)焼酎」やSLの代名詞とも言われる「SL人吉」、人気アニメの聖地、そして、かつて司馬遼太郎氏が「日本でもっとも豊かな隠れ里」と評したほど、豊かな歴史文化や自然など全国に誇るべき資産はあるものの、ビジネスに結び付ける力が足りないというのが現状です。そこで導入を決めたのがf-Bizモデル。「イノベーティブな人材による中小企業支援が必要だ」と、30代(熊本県下最年少市長)で当選した市長が掲げた公約の柱として今回のプロジェクトは始まりました。
市長以上となる年収1,200万円はの覚悟と期待の表れ。人吉市の活性化に力を貸してくださる方を求めています。
◎センター長募集要項
募集人員: センター長1名
募集期間: 2017年10月4日(水)~11月20日(月)
応募資格: ・高いビジネスセンスを持った人
(f-Bizモデルを理解し、圧倒的な情報量を持ち、
ビジネスに活用できる人)
・コミュニケーション能力のある人
・情熱あふれる人(覚悟を持ってとことん向き合う人)
・地域で頑張っている起業家や事業者をリスペクト(尊敬)できる人
・相談者のやる気を起こす人
・真のセールスポイントを引き出す人
・強みを伸ばす具体的な方法を提案できる人
・売上アップに向けて共に行動できる人
・継続的なフォローができる人
・「情熱」「スキル」「行動力」を持って
的確な提案・支援ができる人
・相談者と一緒になって成果を上げていくことができる人
給与 : 月額100万円
※ただし、採用後3か月間(研修期間含む)は試用期間とし、
この期間の報酬は月額70万円とします。
各種手当込とし、賞与および各種手当は支給しません。
応募詳細: 人吉市ホームページに掲載の
「人吉起業創業・中小企業支援センター(Hitoyoshi-Biz)
センター長募集要項」を参照ください。
http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/155/9167.html
◎人吉起業創業・中小企業支援センター(Hitoyoshi-Biz)
経営課題を抱える中小企業や、起業を志す人のあらゆる問題の解決と、売り上げ向上に向けたビジネスの挑戦を、事業者と同じ目線に立って一緒になってチャレンジするための拠点として、「富士市産業支援センター(f-Biz)」をモデルとした「人吉起業創業・中小企業支援センター(Hitoyoshi-Biz)」を開設します。
▼参考/富士市産業支援センター「f-Biz(エフビズ)」
富士市産業支援センター「f-Biz」は、静岡県富士市が2008年8月に設立した、中小企業支援を目的とした公的機関です。「f-Biz」には、年間4,000件、累計2万6,000件を超える相談があり、“行列のできる企業相談所”として定評があります。
これまで地方の市町村は、企業誘致などによる経済活性化策が大半を占めてきましたが、経済のグローバル化による産業の空洞化が進み、新たな企業支援策の必要性が叫ばれています。
こうした背景を受け、近年、「f-Biz」をモデルとした産業支援が脚光を浴びており、2013年に愛知県岡崎市に岡崎ビジネスサポートセンター「OKa-Biz」が開設されたのを皮切りに、2015年には熊本県天草市に天草市起業創業・中小企業支援センター「Ama-biZ」、2016年には岐阜県関市に関市産業支援センター「Seki-Biz」、2017年には長崎県の離島・壱岐市に壱岐しごとサポートセンター「Iki-Biz」が立ち上がるなど、全国に続々と「f-Biz」モデルの企業相談所が誕生しています。また、「f-Biz」は2014年度に中小企業庁が中小企業支援策として全国に設置した「よろず支援拠点」のモデルとなっています。