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アイリスオーヤマ、備蓄米はネット中心に販売 随意契約を発表


アイリスオーヤマは、グループ会社を通じて、政府の備蓄米1万トンを随意契約で購入を決定。契約は27日に締結され、29日にも引き渡しが予定されている。購入した米は精米後、大半をネット通販で販売し、残りはグループのホームセンターでも販売する計画で、6月2日を販売開始の目処にしている。精米能力は週1000トンで、今後フル稼働する方針。社長の大山晃弘氏は、「安いコメが幅広い人々への社会貢献につながる」との意向を示した。

 生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)の大山晃弘社長は27日、グループ会社が購入を申し込んでいた政府備蓄米の売り渡しについて、同日付で随意契約を締結したと発表した。1万トンを契約。29日にも引き渡しを受け、その後精米して大半をネット通販で販売する。グループ会社のホームセンターでも、備蓄米のシールを貼った5キロ税抜き2000円の商品を販売する考えも示した。販売開始はいずれも6月2日を見込む。

 小泉進次郎農相と会談後、記者団の取材に明かした。今回の随意契約で締結が明らかになったのは初めて。

 農林水産省によると、同社グループ会社のアイリスアグリイノベーションが2022年産米1万トンの購入を申し込んでいた。玄米の精米能力はグループで週1000トンあり、今後フル稼働させる方針。約2カ月で販売する見通し。

 大山社長は小泉氏との会談で販売計画を説明し、「安いコメを皆さんに届け、社会貢献ができる」と話した。【中津川甫】

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