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備蓄米、アイリスオーヤマ「6月2日販売目指す」 スーパー大手も意欲


生活用品大手アイリスオーヤマが政府の備蓄米の随意契約に参加し、6月2日からの販売を目指しています。同社は自社の精米施設と小売り部門を活用し、即応性を強調。2022年産の米を5キロ2000円で自社の通販サイトなどで販売予定。大山晃弘社長は米の高騰による消費者のコメ離れを懸念し、手頃な価格での提供に意欲を示しています。また、流通大手イオンとセブン&アイ・ホールディングスも契約参加を検討中であり、具体的な販売時期や価格は未定です。

 政府備蓄米の随意契約を巡り、生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)は26日、契約に向けた申請を行い、農林水産省から受理されたことを明かした。契約が締結され次第、早ければ6月2日の備蓄米販売を目指す。

 26日都内で報道陣の取材に応じたアイリスオーヤマの大山晃弘社長は「グループ内に精米施設があり、小売り部門もある。我々であればすぐにアクションを取れると考えて手を挙げた」と話し、販売第1号を目指す考えを示した。

 扱うのは、2022年産米。まずは自社のインターネット通販サイトやホームセンターで5キロ2000円(税抜き)で販売する予定。国産のブレンド米商品「和の輝き」のパッケージを使い、備蓄米だと分かるシールなどを貼って店頭に並べるという。

 大山社長は「コメの問題は非常に関心が高い。価格も高騰している中、コメ離れが起きるのではないかという懸念もある。おいしい米を手ごろな値段で皆さんに食していただきたい」と意欲を述べた。

 また流通大手イオンは26日の政府の説明会に出席し、随意契約への参加について「前向きに検討している」(担当者)とした。価格や店頭に並ぶ時期などは検討中だという。

 セブン&アイ・ホールディングスも同日、傘下の総合スーパーのイトーヨーカ堂が随意契約に参加すると明らかにした。担当者は「詳細については、今後慎重に検討を進めていく」としている。【佐久間一輝、鴨田玲奈】

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