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仕事の心得の次に必要な「心得」とは? ~ヒトは「成長」を一生止めてはいけない~


成長するための極意を学ぶ一冊。そんな書籍が2024年9月に発売されます。書籍のタイトルは「成長の心得」。著者であるデジタルシフトウェーブ 代表取締役社長の鈴木康弘氏はなぜ今、成長することの必要性を訴えるのか。成長するためには何が大切なのか。「成長の心得」を上梓するに至った経緯を聞きました。

――「心得」シリーズ第1弾となる「仕事の心得」は、読者から多くの反響をいただいたとのこと。こうした声が契機となり、第2弾となる「成長の心得」を出版することになったのですか。

鈴木:はい。「仕事の心得」を読んだ方の中には、「もっといろいろな心得を知りたい」「続編を作ってほしい」という声が非常に多く、新たな「心得」を発売することにしました。

そもそも「仕事の心得」「成長の心得」で取り上げたことは、私がこれまでの経験で先輩や上司、経営者の方々から教わってきたこと、そのものです。こうした方々の教えを後世に残したい。そんな思いもあり、「心得」としてまとめることにしました。

――第2弾のテーマは「成長」。なぜ今、「成長の心得」が求められると思ったのでしょうか。

鈴木:私たちを取り巻く社会、さらには働き方が大きく変わっていることに起因します。日本企業は今、まさに先行きが不透明な中を突き進んでいます。こうした状況でも事業を拡大し、利益を出し続けることが求められています。

一方、企業で働く社員の意識はどうか。多くの人がお金を稼ぐ手段と割り切り、上司から言われた作業を淡々とこなすだけの社員が増えているように感じます。若手社員だけにとどまりません。30代や40代も含め、多くの社員が仕事に対するモチベーションを失っているのではないでしょうか。そこには積極性も見られません。自分で困難を乗り越えようとする姿勢も感じられません。ただただ機械のように働き、毎月の給料さえもらえれば十分、こう考える人で溢れています。

こうした社員の意欲を高めなければ、日本企業はおろか、日本は確実に低迷してしまいます。そこで、社員が仕事を単なるお金を稼ぐための手段としてではなく、働くことに意義を見出すべきと考えたのです。その意義の1つが「成長」だったのです。

――日本人は仕事をすることで成長するという意識が低いわけですね。

鈴木:はい。日本人の成長意欲は極度に低いと言わざるを得ません。総務省が2022年8月に発表した「社会生活基本調査」によると、「学習や自己啓発、訓練(学業以外)」に費やす1日あたりの平均時間は、20~24歳で20分、25~29歳で14分、30代で9分、40代で8分、50代で7分とごくわずか。1日に1時間以上勉強する世代はいないのが現実で、社会人がいかに「学び」を怠っているのかが分かります。対して世界では、社会人になってから大学で学び直そうとするケースが珍しくありません。資格を取得してスキルアップを図る人も大勢います。「人は一生涯学び続ける」という世界的な考え方と大きく乖離しているのが、日本人の実状なのです。

――これからは学びを通じて自身を成長させなければ生き残れない。

鈴木:終身雇用や年功序列といった旧来の考えはもはや消え去りました。つまり、「会社に守られる」といった旧来の働き方はもはや通用しません。会社というブランドがなくても、自分自身を武器に生き残っていかなければならないのです。では、このとき何を武器にすべきか。経験や実績などを武器にするという考え方もあるでしょうが、先行きが不透明な社会では必ずしも過去の経験や実績が武器になるとは限りません。大切なのは、自身を常に成長し続けること。進化し続けること。「自己責任を負う働き方」の時代に突入した今こそ、自分自身が成長して成果を手繰り寄せるようにならなければいけないのです。

――「成長の心得」では、まさに成長するために必要な極意を紹介している?

鈴木:多くの人が「成長」する方法を知りません。これまで成長しようと意識して働いてこなかったのですから。そこで、自身を成長し続けるために必要な考え方やポイントを「成長の心得」で取り上げています。30個の「心得」として何をすべきか、どんな心構えを持つべきかを説いています。


「成長の心得」では具体的にどんな心得をまとめ、著者はどんな人に読んでもらいたいと思っているのか。「成長の心得」をもっと詳しく知りたい人は、オンラインメディア「DXマガジン」の記事をぜひご参照ください。

【DXマガジン】さらなる飛躍を遂げるために必要な心構えをまとめた書籍「成長の心得」、著者の鈴木康弘氏が訴える成長の大切さとは?
https://dxmagazine.jp/news/grth30kkre/

仕事の心得

発行:デジタルシフトウェーブ
発売:ソトコト・ネットワーク
発売:2024年9月6日

Amazonからのご購入はこちら

<内容紹介>
セブンイレブン創業者鈴木敏文氏、ソフトバンク創業者孫正義氏、SBIホールディングス創業者北尾吉孝氏…日本を代表する創業経営者から著者・鈴木康弘が直接教わって、学び、経験、実行した「至極の金言」を30の心得にまとめました。次の世代に受け継ぐための「成長するための指南書」です。働く環境が大きく変わる中、成果や結果を出し続けるために必要な「成長」。しかし、「成長するための根本」は変わりません。「仕事や企業で成長するには何が必要か…」「何事に対しても意欲が沸かない…」などの悩みを抱えるビジネスマンはもちろん、経営者から学生にまで心に刺さる一冊です。今こそ、この心得と徹底的に向き合い、真に成長していくことこそ、輝く未来への一番の近道です。


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