落花生の本場、千葉県産の落花生を使った特製餡を、発酵バターたっぷりのパイ生地で包んで焼き上げた、人気のご当地スイーツ。落花生餡とバターが絶妙のハーモニーを奏でる『楽花生パイ』を味わってみた!
千葉名産の落花生を使った、人気抜群のパイのお菓子
オランダ家(千葉県)は、洋菓子・和菓子の製造販売を手掛ける会社。地元千葉の素晴らしい素材や選りすぐりの素材にこだわり、美味しく安全なお菓子を作り続けている。県内に多数の店舗を有する地元で人気のお菓子屋さんだ。今回は同社の数々のスイーツの中から、人気No.1商品でお土産の定番ともいわれる銘菓『楽花生パイ』(1個・希望小売価格 税込216円・販売中/7個入・希望小売価格 税込1,598円・販売中)をご紹介しよう。
千葉県は落花生の名産地。なんと、全国シェアの80%以上を占めている。『楽花生パイ』は、落花生の蜜煮が入った特製餡を風味豊かなパイ生地で包み、香ばしく焼き上げたパイ。もちろん、使われているのは千葉県産落花生100%だ。2021年12月にはジャパン・フード・セレクション金賞を受賞するなど、オランダ家を代表する銘菓であり、千葉ならではのお土産としても定評がある。ちなみに「楽花生」というネーミングにもこだわりがあって、楽しい時間を過ごしていただけるよう、落花生に「楽」の文字をあてはめたそうだ。
こだわりが詰まった、まろやかな甘さとバターの風味が絶品
優しい色合いで和の趣のデザインは、老舗の落ち着きを感じる。
開けてみると、インパクトのある個別パッケージが並んでいる。古き良き時代を彷彿させるレトロモダンなデザインからは、深い味わいの美味しさが想像できる。
ぽてっとした姿が愛らしい。ひとたびパッケージを開けると、ふわ~っと落花生とバターの香りが鼻をくすぐる。ミルキーで濃厚な香りの中に、やわらかく、ふっくらと茹で上がった落花生を思い出させる。
自社製の落花生蜜煮を、白餡と合わせた特製餡は、独特のコクとまろやかさ。それもそのはず、原材料の落花生は千葉半立とナカテユタカの2種をブレンドして風味や歯ざわりを追究したという。そんなこだわりたっぷりの落花生蜜煮が使われているのだ。そんな餡を包んだここにしかない美味しさを、温かい紅茶と一緒にいただいてみよう。
豊かな風味が紅茶の香りとベストマッチ
落花生の風味となめらかな餡の口当たりを堪能した後、パイに含まれたバターが口の中にジュワ~っと広がる。紅茶の香りと味わいがペアリングすると、さらに全体のまろやかさが実感できる。
やわらかく、ふわっとした食感のパイ生地は、なんと144層もの重なりからできている。生地に使われている、濃厚な旨みと芳醇な香りのオランダ産発酵バターも、美味を作るポイント。融点が高く、最後まで口の中にバターの風味がしっかり残って、生地の美味しさを楽しめるのだ。コク深い味わいは、いろいろなこだわりから作られているのだろう。
香り高い紅茶が、優しい甘みの餡とジューシーなパイ生地を包み込む。紅茶の渋みは、濃厚なパイの風味ととても相性がいい。『楽花生パイ』のティータイムは、今までにない美味しさを発見できそうだ。
まろやかな特製餡と豊かなバターの風味が絶妙。千葉らしさも満載で、お土産として定評があるのもうなずける。もちろん、お土産にすれば喜んでいただけるのは間違いないが、それとは別に自分用にもキープしておきたくなる。一度食べたらハマってしまう美味しさだ。
千葉に行ったら絶対買いたい『楽花生パイ』は、オランダ家各店舗・通販で発売中。