賑わいを取り戻した街中で、最近よく見かけるようになったネオンテイストでどこか懐かしさのある居酒屋。「ネオ居酒屋」と呼ばれる存在が若者に支持されるなか、創業130年を誇る老舗酒造が「ネオ晩酌」のおともとして提案したのが『赤ポン・白ポン』だ。ストレートでも美味しく飲めて料理にも合うというリキュールの味わいを、チェックしながらご紹介していこう!
かわいい名前と見た目で本格的なフルーツリキュール!
130年の歴史を誇る老舗酒造である梅乃宿酒造(奈良県)は、伝統を継承しながらも時代に合わせた新しい商品を世に送り出している。どこかレトロな雰囲気を持つパッケージが目を引く『赤ポン・白ポン』は、Z世代の若者の間で話題を読んでいる「ネオ居酒屋」を意識した見た目の映えを意識。ただ美味しいだけではなく、写真や動画映えするエモい要素を持った自由な発想の「ネオ晩酌」を提案するという。
最近、異国情緒を感じるネオンサインやレトロテイストを取り入れた大衆酒場を街中でもよく見かけるが、それこそが「ネオ居酒屋」だ。すでに家飲みも当たり前になってきたからこそ、このタイミングで新しい趣きを取り入れるのは大いにありだろう。
『赤ポン』(500ml・価格 税込1,500円・2023年3月7日発売)は、ワインのような見た目のイメージ通り、ぶどうそのものの濃い味わいと赤ワインの渋みを合わせたリキュール。糖類・酸味料・香料は不使用で、ストレート飲んでも甘すぎないフルーツリキュールとなっている。
白い中身と赤らんだ顔のようにあしらわれた「ポ」の文字が印象的な『白ポン』(500ml・価格 税込1,500円・2023年3月7日発売)。こちらは甘味と酸味のグレープフルーツ果汁を組み合わせており、白ワインの酸味と香りの複雑さもまとわせた味わいに。
どちらも本格的なフルーツリキュールでありながら、和洋中さまざまな料理とも合うとのこと。今回は晩酌のおともにチーズを用意して、その味わいをチェックしてみることに!
『赤ポン・白ポン』の味わいとチーズとの相性をおためし!
まずは『赤ポン」から、氷をたっぷりと入れたグラスに注いで飲んでみる。見た目は赤ワインだが、グラスに注ぐとカシスリキュールのカクテルのような趣きだ。
さっそくひと口飲んでみると、ぶどうの持つみずみずしい甘味がダイレクトに伝わってきた。飲み口と後味がすっきりしており、甘すぎることもないがしっかりとぶどうの風味が余韻として楽しめる。
アルコール度数は8%だが非常に飲みやすく、これは美味しいと何杯か飲み進めると、パッケージデザインのように顔が赤くなり、ほんのりとした心地よい酔いを実感できた。
そのままでも十分に美味しいが、「ネオ晩酌」のおともとしてチーズを用意。濃厚なチーズを食べたあとで、『赤ポン』を飲むと口内がスッキリとぶどうの風味でリセットされた。さらに後味の余韻がチーズのマイルドさを引き立ててくれる。これはお酒が進む組み合わせだ!
続いて『白ポン』も氷入りのグラスに注いでいく。果実感のある白い見た目も鮮やかだ。
ひと口飲むと、グレープフルーツ独特の酸味が一気に広がりつつ、甘さや苦味のある風味が後味として楽しめる。グレープフルーツ好きにはたまらない果汁感で、思わずすぐ2杯目を飲んでしまった。『白ポン』はアルコール度数6%で、『赤ポン』より飲みやすくアルコールが少し苦手という人でも美味しく飲めるはず。
マイルドなチーズを食べたあとに、『白ポン』を飲む。こちらも口内がしっかりとリセットされてお酒の味わいを楽しみつつ、チーズとグレープフルーツの苦味ある後味がマッチしてペアリングならではの味わいも堪能できた。チーズに合うということは、肉料理などの濃い味わいとも合うはずで、他にも和食との組み合わせも試してみたいところ。
レトロな趣きあるデザインと本格的なフルーツリキュールの組み合わせで、自宅で「ネオ晩酌」が楽しめる『赤ポン・白ポン』。ストレートでも美味しく飲めるが、フロート風にしてみたりモヒートカクテルにしてみたり、自分だけの自由なアレンジで映える1杯を作るのも一興だろう。
『赤ポン・白ポン』は、梅乃宿酒造直営店では1本から購入可能。オンラインショップでは、2本セットまたは6本セットでのみ購入可能だ。
※お酒は20歳になってから楽しもう