今回の心理テストでは「失言の危険性」がテーマ。
つい口を滑らせて、後々言ったことを後悔したり、周りを傷つけてしまったりする経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
あなたもあらかじめ、その危険があるのかどうか、この機会に診断してみてください!
【質問】オオカミは何と言いましたか?
とある不思議な世界で、夜の森を歩いていたあなた。そこでなんと、イケメンおしゃべりオオカミに出くわしてしまいました。
さて、オオカミはあなたに何と話しかけてきましたか?
A. 「一緒に歩こう」
B. 「君の肉が食べたい」
C. 「迷子かい?」
D. 「うるさいなぁ」
A「一緒に歩こう」を選んだあなたは……「失言危険度:中」
「一緒に歩こう」という選択は、他者と共に行動することを好む協調性を象徴しています。
この選択肢を選んだあなたは、人と一緒にいることで安心感を得るタイプです。しかし、協調性が高いがゆえに、場の雰囲気を読み取る力がありつつも、時にはその場を盛り上げようとして不用意な発言をしてしまうことがあります。このため、失言危険度は中程度といえるでしょう。
失言する可能性がある状況としては、例えば飲み会などで場を盛り上げようとする時です。その場の空気を読みすぎ、テンションが上がってしまって思わぬ発言で周囲を驚かせることがあるかもしれません。
失言を防ぐするためには、普段からもう少し自分の発言に対する周囲の反応を意識することが大切です。また、発言の前に一呼吸おき、自分の言葉が相手にどんな影響を与える可能性があるかを考えて、脳裏でゴーサインが出た後に発言するよう心がけましょう。
B「君の肉が食べたい」を選んだあなたは……「失言危険度:高い」
「君の肉が食べたい」という選択は、衝動的で率直な性格を象徴しています。
この選択肢を選んだあなたは、自分の欲望や感情を隠さずに表現する傾向があります。そのため、社会的なタブーや他人の気持ちに配慮せず、思ったことをそのまま口にしてしまうことが多いです。時には、通常の常識を逸脱した言動で、周りを戸惑わせてしまうこともあったり。このため、失言危険度は高いといえるでしょう。
たとえば、恋人と喧嘩をした際、「もうこの関係に飽きた」と口走ってしまうかもしれません。そういった失言を防ぐには、周りへの気づかいを常に意識することが大切です。相手の立場に立って考え、発言の影響を予測するクセをつけましょう。
また、他の人と会話する時は、まずは相手の話を率先して聞く態度を心がけてください。また、自分の興味関心にとらわれすぎ、周りが見えなくなることがないよう注意を払うことも重要でしょう。
C「迷子かい?」を選んだあなたは……「失言危険度:低い」
「迷子かい?」という選択は、状況を冷静に観察し、適切に対処する能力を象徴しています。
あなたには状況を冷静に判断し、適切な対応を取ることができる慎重な一面があります。また、自分の発言や行動が周囲にどのような影響を与えるかを的確に見極められる分析力の持ち主です。そのため、不用意な失言をすることは滅多にありません。
たとえば、初対面の人に不快な思いをさせかねない発言をするシチュエーションがあったとしても、あなたならそこはうまく切り返すことができるでしょう。周囲の空気を読み取る力に長けているため、発言の適切さを瞬時に判断し、失言を未然に防げるのです。
ただし、時に過度に慎重になりすぎてしまう場合もあるかもしれません。そうならないためには、状況に応じた臨機応変な対応を心がける必要があります。
失言の危険性はごくわずかですが、緊張感を持ち続けることなく、リラックスした対応を心がける努力が必要不可欠でしょう。
D「うるさいなぁ」を選んだあなたは……「失言危険度:ゼロ」
「うるさいなぁ」という選択は、自分の感情をコントロールし、冷静に対応する能力を象徴しています。
あなたはどのような場面でも、冷静沈着な判断ができる人物です。自制心に優れ、周囲への気配りも忘れません。当然、言葉のチョイスにも常に慎重であるため、失言のリスクはほとんどありません。周りからも信頼され、頼りになる存在と評価されることでしょう。
例えば、同僚から的はずれな質問をされた際も、それを上手く受け止め、配慮のある回答ができるはずです。一方的に相手を遮ったり、逆に刺すような発言をすることはありません。いかなる状況でも、心の揺らぎを見せずに対応できる落ち着きがあります。
ただし、時にあまりにも完璧を求めすぎて、自由な発想や行動を阻害してしまう可能性もあります。そうならないためには、たまには緩んだ対応をすることで、息抜きをするのも大切かもしれません。
失言のリスクはほぼゼロですが、リラックスした振る舞いを心がけることで、更に魅力が増すことでしょう。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部