ダイエットしてもぷよぷよ…二の腕はなんで痩せないの?
ダイエットして他の部分はスッキリしたのに、二の腕だけぷよぷよのまま…という事はダイエットあるあるのひとつです。
二の腕には力こぶが出来る上部の筋肉と、よく「ふりそで」と呼ばれる下部の筋肉があります。
ダイエットしてもぷよぷよと残ってしまうのは、この「ふりそで」の部分。
なぜ痩せにくいのか、理由をご紹介します。
筋肉をほとんど使わないから
二の腕の下にある、ふりそでと呼ばれる部分は日常生活ではほとんど使われていません。
例えば重い荷物を持ったりする時は二の腕に負担がかかりますが、使われているのはほとんど上部の力こぶの部分なのです。
筋肉が少ないため脂肪が燃焼しにくく、ダイエットしても残ってしまうのです。
猫背になっているから
長時間のパソコンやスマートフォンも、二の腕の脂肪が落ちにくい原因になっている場合もあります。
パソコンやスマートフォンの操作は腕を前に出し、首が前傾する猫背を促します。
長時間の猫背は肩まわりの筋肉のこりを招いてしまいます。
肩まわりの筋肉のこりは血行を悪くしてしまい、肩まわりや腕の冷えの原因となり、脂肪が燃焼しにくくなってしまうのです。
二の腕を引き締めるには?
二の腕をスッキリと引き締めるためには、二の腕の下の筋肉を鍛える事が近道になります。
食事制限のダイエットだけでは、身体が痩せたとしても二の腕のお肉だけ残ってしまいがちです。
二の腕を引き締めるには簡単な筋トレが欠かせないでしょう。
二の腕痩せが期待できるヨガポーズ3選
日常生活でなかなか鍛える事が出来ない二の腕の筋肉は、ヨガポーズで補いましょう。
今回は、特に「ふりそで」部分の引き締めに効果的なヨガポーズを3つご紹介します。
3つセットで試してみましょう!
8点のポーズ
8点のポーズは、ヨガの代表的な太陽礼拝というエクササイズに含まれる「四肢で支える杖のポーズ」という難易度の高いポーズの軽減法としても使われるポーズです。
腕立て伏せの要素もある8点のポーズですが、普通の腕立て伏せとは違い、下半身のサポートがあるので女性向けの腕立て伏せと言えます。
両手、両足のつま先、両ひざ、あご、胸の8点を床に付ける事から8点のポーズと言われています。
今回はポーズのやり方と8点のポーズでできる簡単なエクササイズも一緒にご紹介します。
【やり方】
①肩の下に手を置き、骨盤の下にひざがある四つん這いから、足を片方ずつまっすぐ後ろに伸ばしてつま先で床を押して支えます。
②そのままゆっくり息を吸い、ゆっくり吐きながらひざを床に置いて、ひじを曲げて胸とあごを床に付けます。
8点のポーズのエクササイズ
①8点のポーズになったら、息を吸いながら手のひらで床を強く押して上半身を持ち上げます。(下半身は動かさない)
②息を吐きながらひじを曲げて8点のポーズに戻ります。
③呼吸と共に腕立て伏せのように4〜8セット程繰り返します。
【ポイント】
上半身はできるだけ板のようにまっすぐに保ち、腕立て伏せをする時にぐにゃぐにゃしないように心がけましょう。
床が硬い時などは、ひざの下にブランケットを敷いて行ってくださいね。
サイドプランク
板のポーズと呼ばれるプランクポーズを横にしたバージョンです。
二の腕の引き締めはもちろん、ウエストの引き締めにも効果が期待できるポーズ♡
身体をまっすぐに支えるための体幹も必要になるポーズですが、バランス感覚も必要とされるポーズです。
初めてサイドプランクをする方は少しぐらぐらしてしまうかも知れません。
なかなかバランスが取れない方には軽減法もご紹介するので、そちらを挑戦してみましょう。
【やり方】
①肩の下に手が、骨盤の下に足があるように四つん這いになります。
②足を片方ずつ後ろへ伸ばしてつま先で床を支え、プランクポーズになります。
③プランクポーズからゆっくりと右手に体重を移動して、右側に転がります。
右足の小指側で体重を支えてバランスを取ります。
④そのままゆっくり3〜6回呼吸します。
⑤終わったら反対側も同じようにやります。
サイドプランクの軽減法
足の小指側でバランスを取るのが難しい場合は、下側にある足のひざを曲げて床に置いてバランスを取ります。
【ポイント】
手のひらは指を大きく開いて床と指の間にすき間がないように、ぴったりと床に付けましょう。
手の指が緩んでしまうと、腕の筋肉がしっかり働きません。
筋肉で支えないと手首の負担も増えてしまうので注意しましょう。
リバースプランク
普通のプランクポーズはお腹を下にして行いますが、リバースプランクはお腹を上にしたバージョンです。
後ろに腕を伸ばして押すという仕草は、日常生活にほとんどないと言っても過言ではありません。
二の腕の力こぶとふりそでの両方をギュっと引き締めてくれます。
背中、お尻の筋肉も一緒に引き締められる嬉しいポーズです。
肩甲骨を中に引き締めて肩を外に開く事で、姿勢改善にも効果が期待できます。
【やり方】
①足を前に伸ばして座り、背筋は長く伸ばします。手は肩幅程度に開き、お尻の少し後ろに指先を前方に向けて床に置きます。
②ゆっくり息を吸い、ゆっくり吐きながらカカトと手のひらを強く床に押して身体全体を浮かせます。
そのままゆっくり3〜6回呼吸します。
【ポイント】
首は背筋にそってまっすぐに伸ばしましょう。
骨盤が下に落ちてしまいがちになるので、カカトと手で骨盤から上に押し上げるイメージでポーズになりましょう。
二の腕がスッキリして肩まわりが華奢だと、色々な洋服を楽しめますよね♡
道具も使わない3つのヨガポーズは自宅でも手軽にできるものです。
継続して夏までにスッキリした二の腕を目指しましょう♪