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ダイエット時はおやつをむしろ食べたほうがよい


ダイエットで「太るから食べない」のは、ある意味では正解ですが、ある意味では間違っています。ダイエット時はおやつをむしろ食べたほうがよいからです。その秘密は血糖値にあります。ダイエット時はおやつを食べて、血糖値の上下動を避けたほうが痩せやすいのです。


ダイエット時はおやつをむしろ食べたほうがよい


ダイエットで血糖値が急上昇する


あらゆる細胞の基本のエネルギー源はブドウ糖。このため、血液中には血糖という形でブドウ糖が含まれています。その血糖の濃度が、いわゆる血糖値です。


日本人は摂取カロリーの半分以上を糖質から摂っています。摂取した糖質はすみやかに血液中の血糖に変化。血糖値を上げることになります。ただし、1日3食しっかり食べていると血糖値は安定するのです。


しかし、ダイエットだからと食事を抜くと、次の食事で血糖値が急上昇します。血糖値を下げるのはインスリンというホルモンですが、食事を抜いたあとはインスリンが過剰に分泌。反動で血糖値が下がりすぎてしまいます。


ダイエット中はおやつを食べる


こうなると血糖不足でお腹が空きすぎるだけでなく、脳もイライラして食欲が暴発しやすいのです。残業が終わるまで夕食を我慢していると、これと同じことがおきて太りやすくなるのです。


すなわち、ダイエットには血糖値の上下動を抑えることが肝心。ダイエット中はむしろ午前10時と午後3時などにおやつを食べるとよいのです。


とはいえ、ダイエット中のおやつで砂糖などの吸収が早すぎる糖質を摂ると血糖値が上がりやすくなります。ナッツやチーズのように血糖値を上げにくく、腹持ちがよいものを選ぶと良いでしょう。


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