チョコレートの効果で高血圧の改善することは医学的にも認められています。しかし、チョコレートの効果は高血圧改善ではありません。もうひとつ、抗酸化作用で血管年齢が若返る効果があるのです。チョコレートの効果で血管が若返るメカニズムを詳しく見ていきましょう。
チョコレートの効果で血管が若返る
血管は、加齢とともに弾力性が失われていくものです。これがいわゆる、動脈硬化という状態になります。心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気は、動脈硬化は長く続くことが原因です。
血管の弾力性が失われるのは、血液中にある活性酸素による影響。活性酸素がが血管を酸化させ、硬くしてしまいるのです。
ここで、チョコレートに含まれている「エピカテキン」という成分には、活性酸素を分解する抗酸化作用があります。抗酸化作用によって、硬くなった血管は元のしなやかな状態に戻っていくもの。チョコレートの効果で血管が若返るのです。
チョコレート効果でサビが取れる
チョコレートの効果に抗酸化作用があることを、目の当たりにできる実験があります。水と溶かしたチョコレートに、錆びて変色した古い10円玉を浸してそのまま放置するのです。
一週間後に10円玉を見てみると、なんと表面のサビが取れてきれいな状態になっています。チョコレートの効果である抗酸化作用によって、酸化したサビが取れたのです。
これと同じチョコレート効果が、酸化して動脈硬化となっている血管の内側でおきているということ。血管の内側が10円玉同様ピカピカになるわけです。これがチョコレートの効果で血管が若返るメカニズムです。