首こりは頭痛やめまい、疲労を引き起こします。それをまとめたものが「首こり病」。首こり病とは首のこりがきっかけでおきる全身の不調のことです。そんな首こりを解消するには、首を温めるのが一番。首こりを解消するならドライヤーで首を温めましょう。
首こりが解消しないと神経が圧迫
首こり病の症状は、ドライアイや胃腸の不具合、更年期障害、うつなど多岐にわたります。これは首のこりがおきると自律神経の異常がおきるため。自律神経の異常がおきると、体中のいろいろな診療科の症状が出るのです。
自律神経は消化や呼吸、血液循環など生命活動をコントロールしている神経。自律神経は首の後ろ側に集まっています。自律神経は首の筋肉によって守られているのが通常です。
しかし、首こりが解消しないと筋肉が硬くなってしまいます。こうして固まった筋肉が、自律神経を圧迫するのです。自律神経の働きが乱れると、全身に不調が現れるというわけです。
首こり解消にドライヤーで温める
首を冷やしがちな生活習慣は首こり病を引き起こします。首が冷えると筋肉が固まって、こりの原因になるからです。短い睡眠時間も首こり病になりやすい生活習慣。横になって首を休めないと、筋肉の疲労は溜まっていく一方です。
パソコンやスマートフォンが手放せない生活習慣も首こり病を引き起こします。じつは頭の重さは6㎏ほど。前傾姿勢になると、首にかかる負荷はその3倍にもなります。バッグを同じ肩で持つ習慣も首のこりがうまれやすい習慣です。
そんな首こり解消には首を温めるのが有効です。首のこりが気になるときは、ドライヤーなどで温めると筋肉の緊張をやわらげることができます。ただし、ひどいこりや気になる不調が続いたら、専門医に相談しましょう。