ふだんの生活のいろいろな場面で「インナーマッスル腹筋」は筋トレすることが可能。日常の中で鍛えることが長続きの秘訣でもあります。ここでは、ちょっと気を使うだけで下腹部と股関節周辺の筋トレができる「階段の上り方」を紹介します。意識しなければならないポイントは「ひざの位置」です。
下腹部と股関節周辺の筋トレができる
階段に足をかけたとき、足先よりもひざが前に出てしまうのはよくありません。ひざに負担がかかってしまうため、ひざを痛める原因にもなります。これは足先から踏み込んでいる人に多く見られる傾向です。
階段を上るときは「足裏ぜんぶで踏み込む」ことがポイント。足裏ぜんぶを意識すれば、ひざが足先よりも前に出ずに負担がかかりません。そして、こうすることで下腹部と股関節周辺の筋トレができるのです。
ダイエットやトレーニングを長続きさせるコツは「習慣化」することが大切です。その意味で「階段」に対する意識改革も大切かもしれません。
「下腹部の筋トレができるチャンス」と思う
普通なら、上り階段を見ると誰しも負担に感じてしまうもの。それを「下腹部の筋トレができるチャンス」と思えるようになれば、より「インナーマッスル腹筋」を意識した動きが多くの場面でできるようになるわけです。
そして、その積み重ねが結果的に基礎代謝を高めて、ますますシェイプアップしやすい体質になっていきます。ふだんの生活の中に溶け込ませる「習慣化」こそが、ウエストのシェイプアップ成功の近道といえるでしょう。
下腹部の筋トレができるレッグレイズも活用
下腹部を集中的に筋トレするなら、いわゆる腹筋運動を行うのもよいでしょう。それが「レッグレイズ」と呼ばれる筋トレです。仰向けに寝て、脚をしっかり伸ばしてお腹に力を入れた状態からスタートします。下腹部を意識して、息を吐きながら脚をゆっくりと上げてください。下ろすときは、息を吸いながら力を使ってゆっくり戻してください。
このレッグレイズがつらい場合は、ひざを曲げてやっても効果アリです。仰向けに寝てひざを90度ほどに曲げた状態で、足先を中に浮かせた状態からスタート。息を吐きながら太ももをお腹側へと引き上げるのです。
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