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初動負荷理論は筋トレしながら柔軟性が増す




「初動負荷理論」という言葉をご存じですか? 筋トレをすると筋肉は太くなるものの、それと比例して柔軟性が落ちていくもの。それを初動時に負荷のピークが来る、人間が自然に体感する動きに合わせた筋トレが初動負荷理論になります。筋トレしながら柔軟性が増すトレーニングです。


初動負荷理論は筋トレしながら柔軟性が増す


初動負荷理論は柔軟性が増す筋トレ


重いものを持ち上げる動作やバットを振る動作などは、初動時にピークの負荷がくるもの。しかし、いわゆるマシントレーニングによる筋トレは、初動から終わりまで負荷が一定です。このため、マシンで筋トレすればするほど筋肉は太くなるものの、柔軟性を失っていくのは想像にかたくありません。


そこで、人間が自然に体感する本来の初動時にピークがくる負荷をトレーニングに導入することで、柔軟性が増して合理的なフォームが作れるというのが初動負荷理論です。


これはスポーツトレーナーである小山裕史が唱えたトレーニング理論。つまり「初動負荷」とは実際の運動に近い、自然な負荷を与えることを意味します。


初動負荷理論はイチローも導入


初動負荷理論のトレーニングには、スクワットなどの一般的なトレーニング、もしくは専用に設計されたマシンを用いたトレーニングが行われます。動作初期に加えた力を動作終盤には惰性によって完了するのがポイントです。


従来のトレーニング方法との相違点としては、動作後の疲労度合いが必要最小限に留められることが1つ。加えて、筋肉内の老廃物の生産が抑えられること、そしてその老廃物の除去が速やかであることが挙げられます。


具体的な効果としては、スポーツにおける瞬発力の向上、加速度の向上、関節可動域の拡大、故障の防止など。メジャーリーグで活躍しているイチロー選手が導入していることで知られています。


初動負荷理論でパフォーマンス向上


とかくトレーニング時の負荷のかけ方に注目が集まる初動負荷理論ですが、実際は運動パフォーマンスを向上させるメソッド。そのメソッドのために、自然な動作に近い初動に負荷をかけるトレーニングをするというわけです。


初動負荷理論では動作バランスを重視します。初動負荷理論でよく例として挙げられるのが、徒競走のときのヨーイドンの姿勢。後ろ足を一歩引いて重心を落とすおなじみのスタート体勢です。


初動負荷理論では、ここで重心の位置に注目。前後に開いた足の前足に重心をかけて、引いた足側の胸を前に出した体勢で体をリラックスさせます。すると、重心移動とともに反射的に足が次々と出るように走れるのです。こうした重心移動と反射を意識した動作が初動負荷理論の根幹なのでした。


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