「寒暖差アレルギー」とは、ゲリラ豪雨などで気温が急落したときに突然、まるで花粉症のような症状を発症する症状のこと。温度の差で鼻炎がおこる寒暖差アレルギーはどのように対処すればよいのでしょうか。寒暖差アレルギーには、花粉症と同じようにマスクが効果的。ただし、着用するタイミングが違います。
寒暖差アレルギーで自律神経失調症
寒暖差アレルギーとは、別名「血管運動性鼻炎」とも呼ばれる症状です。急激な気温の変化で、鼻水やくしゃみ、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛みなどのアレルギー性鼻炎の症状が現れます。
寒暖差アレルギーは病状的に花粉症などと似ているため、気づきにくいのが難点。そのまま放っておくと夜に眠なくなるなど、自律神経失調症につながる恐れもあるのです。
寒暖差アレルギーは寒暖差が5度までなら大丈夫ですが、7度くらいから危なくなって、10度になると危険性が高くなります。また、ゲリラ豪雨などによって気圧が急激に下がることも寒暖差アレルギーの原因のひとつです。
寒暖差アレルギー対策はマスク携帯
寒暖差アレルギーの症状は風邪や花粉症に似ています。しかし、風邪は熱が出ますし、花粉症は目がかゆくなりますが、この寒暖差アレルギーにはこれらの症状が出ません。症状が出た場合は、花粉症の薬を服用すると効果があります。
寒暖差アレルギーにとくに注意しなければならないのが女性や高齢者。女性は筋肉が少なく、寒暖差に対応するための熱が作りにくいことがその理由。高齢者は、汗をコントロールする神経の反応が鈍くなっているためです。
寒暖差アレルギーの対策としては、マスクを携帯することが最善策。寒いところに入ったときに着用するようにします。また、上着や靴下を携帯するのもよいでしょう。ぬるいお風呂でリラックスするのも効果的。半身浴もおすすめです。
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