日本人のおよそ8割が一生に一度は経験するともいわれる腰痛。腰痛がある人の割合は30代から増加する傾向があります。そんな腰痛の予防・改善のポイントとなるのが「ひざ裏」です。じつは、腰痛を持つ人の多くはひざ裏が硬いといいます。ひざ裏が硬くなっていないかをチェックする方法を紹介しましょう。
ひざ裏が硬いかが腰痛と深い関係
ひざ裏は運動不足や加齢によって、どんどん硬くなって伸びなくなるポイント。ひざ裏がしっかり伸びなくなると、上半身の土台となっている太もも裏の筋肉も委縮して、力が入らなくなっていきます。
すると、今度は腰まわりの筋肉にゆがみが発生。これらが重なっていくと上半身を正しく支えきれなくなって、姿勢が悪くなってしまいます。この姿勢の悪さが腰への負担となり、腰痛へとつながっていくのです。
このように、ひざ裏が硬いかどうかは腰痛と非常に深い関係があります。実際にひざ裏を曲げた状態と伸ばした状態を比べてみると、劇的に姿勢がよくなることがわかるでしょう。
ひざ裏の硬さをチェックする方法
ひざ裏が硬くなりやすいのは、歩くことが少ない人やデスクワークが多くて椅子に座っている時間が長い人。そして、座布団よりも椅子に座る場合が多く、床から立ち上がることが少ない人などです。
そこで、まずはひざ裏の硬さをチェックする方法を紹介しましょう。チェック方法は、足を伸ばして座ったときのひざ裏のすき間の高さを測るだけです。すき間の高さが2cm以内ならひざ裏は柔らかい状態です。
すき間の高さが2~5cmの場合はイエローカード。ひざ裏がやや硬くなっています。そして、5cm以上の人はレッドカード。ひざ裏が硬くなっています。すき間が高くなるほど腰痛のリスクが高くなるので要注意です。
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