大腰筋は腹部のインナーマッスルの1つ。ひざを上げるときに働くインナーマッスルで、背骨と大腿骨という上半身と下半身をつなぐ重要な役目を果たしています。大腰筋が衰えると骨盤がゆがみ、よい姿勢が維持できなくなります。そこで、ベッドで仰向けで行う4つの大腰筋トレーニングを紹介しましょう。
仰向けで行う大腰筋トレーニング
1つめの大腰筋トレーニングは、仰向けになって体を伸ばした姿勢から、息を吐きながらひざを胸に引き寄せるエクササイズ。ひざから下が床と平行になるようにして、足を下ろさずに10回行います。反対の足も同様です。
2つめの大腰筋トレーニングは、片方のひざを引き寄せたら外側にゆっくりと倒したら、今度は内側に腰をひねるように回すエクササイズ。足を下ろさずに10回行ったら、反対側の足も行います。
3つめの大腰筋トレーニングは、両ひざを揃えて引き寄せたら、曲げた両ひざをそのまま腰をひねるようにして左右に大きく倒すエクササイズ。両手はやや腰から離して置いて、手のひらを下向きにして体を支えます。
大腰筋トレーニングにバスタオル
曲げた両ひざを片側にゆっくり大きく倒したとき、腰から上はひねらずに上を向いたまま。両ひざを元の位置まで戻したら、反対側にも倒します。左右で1回として、10かい繰り返してください。
4つめの大腰筋トレーニングは、硬めに巻いたバスタオルを用意。仰向けのまま、骨盤の硬い場所にタオルを当てたら、足の裏をつけたまま両ひざを軽く曲げます。この体勢から片側にゆっくりと倒すのです。
このとき、上半身が足の動きでぶれないように、両手はしっかりと体を支えます。両ひざを元の位置に戻したら、反対側に倒してください。左右を1回として10回繰り返します。
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