家でできる有酸素運動の基本「その場足踏み」のやり方を紹介しましょう。この運動は有酸素能力を高めるだけでなく、太もも前面の大腿四頭筋や下腹部の奥にある大腰筋などを中心に下半身の筋肉も鍛えられます。家でできる有酸素運動なら、天候に左右されずに毎日続けやすいでしょう。
家でできる有酸素運動は全天候
人間は筋トレだけでなく有酸素運動することで、有酸素能力を高めることが大切です。有酸素能力とは、体内に多くの酸素を取り込み、それを利用して多くのエネルギーを生み出す能力のことです。
有酸素運動とは、息を吸ったり吐いたりしてたくさんの酸素を体内に取り入れながら、全身の大きな筋肉を比較的ゆっくりとリズミカルに動かして行う、長時間続けられる運動になります。
もっとも手軽な有酸素運動はウォーキングですが、天候に左右されるのが難点。雨の日は濡れてしまいますし、暑い夏や寒い冬は外出するのが面倒です。家でできる有酸素運動なら全天候に対応できます。
家でできる有酸素運動のポイント
家でできる有酸素運動は「その場足踏み」が基本です。文字どおり、その場で足踏みを繰り返すだけという、誰でも手軽に家でできる有酸素運動になります。ただし、重要なポイントが2つあります。
1つは、必ず太ももを腰の位置まで高く上げて行うこと。もう1つは、腕を伸ばして前後に大きく振ることです。家でできる有酸素運動は、1日3分ほどが目安。最長でも15分くらいです。
足を下ろすときはひざやかかとに衝撃を与えないように、つま先から着地するのがポイント。足がふらつく人や腰などに痛みのある人は、椅子の背もたれやテーブルの端につかまってやるとよいでしょう。
【関連リンク】
その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方
「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い
体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」
皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?
ぽっこりお腹を引き締めるインナーマッスル腹筋