大腰筋の筋トレはその場で足踏みするだけでOK。とはいえ、ただ漫然と足を上げても大腰筋の筋トレにはなりません。また、大腰筋の筋トレは太ももを高く上げるほど効果的なのです。誰もがすぐに実践できるその場での足踏みで、効果的に大腰筋を筋トレしましょう。
大腰筋の筋トレは太ももを高く上げる
大腰筋には、歩行時に足を上げる働きがあります。ここで足を上げる働きといったとき、大腰筋がもっとも力を発揮するのは太ももの角度がどれくらいのときなのでしょう?
運動中に大腰筋が発揮する筋力を測定してみると、もも上げのときは太ももを上げる高さが高ければ高いほど、大腰筋をよく使っていることがわかりました。太ももを高く上げるほど、大腰筋が使われていることがわかったのです。
すなわち、大腰筋を筋トレするときは太ももを高く上げるほど効果があるということ。このため大腰筋の筋トレとして知られている、その場での足踏みは太ももが床と水平になるまで上げるのが効果的です。
大腰筋の筋トレはお腹で引き上げる
とはいえ、ただ単に太ももを高く上げても大腰筋の筋トレにはなりません。太ももを上げるときには付け根から上げることを意識します。加えて、意識はお腹に集中します。
いわば、お腹でひざを引き上げるイメージです。背すじはまっすぐのまま、太ももを下腹と股関節を使って引き上げるようにします。こうすることで、大腰筋の筋トレ効果がアップするのです。
大腰筋の筋トレでは呼吸のタイミングもポイント。太ももを上げるときに息を強く吐き、下ろすタイミングで息を吸うようにしましょう。大腰筋の筋トレ効果が上がります。