先週、東京・板橋区の東武練馬駅の脇の踏切で、帰宅途中の31歳の女性が電車にはねられ、死亡する事故がありました。当時、女性は、警報音が鳴る中、踏切内に立っていたということです。
警視庁は、女性が自殺を図ったのではなく、事故だと判断しました。なぜ、女性は踏切の外に出なかったのでしょうか?
警視庁によりますと、女性は、遮断機が下りてくる前に歩いて踏切内に入りました。しかし、その時、「スマホを見ていた」というのです。
すると、女性が踏切の出口にさしかかったところで警報音が鳴り、遮断機が下がると、女性はその場に立ち止まりました。
女性はそのままスマホを見ていて、左側から来た電車にはねられたということです。
警視庁によりますと、女性はスマホに気をとられていて、“踏切の外にいると思い込んだ”可能性があるということです。
14日、現場を取材すると、何人もの人が歩きスマホをしながら、踏切をわたっていました。
当時、踏切近くには数人がいたということですが、誰も女性に気づかず、声をかけなかったということです。
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