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大ブレイク中の「お笑い第7世代」は、これまでの世代の芸人とは異なった生き残り方をしていく?


Pasya/アフロ


『霜降り明星』『EXIT』『ハナコ』『ミキ』『宮下草薙』『四千頭身』『ガンバレルーヤ』……など、おおむね平成生まれの人気芸人のことを指す「お笑い第7世代」について、「第4世代」に属するお笑い芸人の土田晃之(48)が朝の某情報番組で、ちょっと興味深い着眼をなされていた。





 

「今の第7世代の勢いが第3世代のときと似ているような気がする」

 



ちなみに、このお笑い界における「世代」のカテゴリーを軽くおさらいしておくと、





 

第1世代:萩本欽一(コント55号)・志村けん(ドリフ)

 

第2世代:ビートたけし・明石家さんま・タモリ

 

第3世代:とんねるず・ダウンタウン・ウッチャンナンチャン

 

第3.5世代(※遅咲きの第3世代?):爆笑問題・さまぁ~ず・東野幸治・出川哲朗

 

第4世代:ナインティナイン・ロンドンブーツ1号2号・ネプチューン

 

第4.5世代(※遅咲きの第4世代?):雨上がり決死隊・くりいむしちゅー・バナナマン

 

第5世代:タカアンドトシ・ブラックマヨネーズ・サンドウィッチマン

 

第6世代:オードリー・千鳥

 

第6.5世代(※遅咲きの第6世代?):パンサー・ジャングルポケット・かまいたち・三四郎


 



……ってな風になるらしく、土田が「第7世代に似ている」と指摘するところの「第3世代」とは、もはや(明石家さんまを除いて)天上で仙人状態となりつつある「お笑いBIG3」の下(もと)で、実質上は現時点でお笑い界の頂点に立つ東の『とんねるず』、西の『ダウンタウン』のことである。





 

では、一体「第7」と「第3」はどういうところが「似ている」のか? 前出の土田発言を後追いしている記事を配信する『日刊ゲンダイDIGITAL』の取材に応じた製作会社関係者はこう語る。



 




「第3世代も第7世代も20代で売れ、若くして看板番組を持つ、という意味では似ています。第6世代でいま一番勢いがある『千鳥』だって全国区になれたのは、ここ数年のこと。30代半ばを過ぎてからです」






たしかに、とんねるずもダウンタウンも“荒削りな溢れる才気”をメディア側が無視するわけにもいかず、下積みを“させる”ヒマもなく、あっという間にブレイクした……みたいな印象はある。またたしかに、第7世代からもまた、同じような「無視できない才気」を感じ取れなくもない。いっぽうで、やはり『日刊ゲンダイDIGITAL』の取材に応じていた芸能ライターのエリザベス松本さんは、「第7」と「第3」の“微妙な違い”をこう語っている。

 




「第3世代は既存の笑い壊したという破天荒さもあって、それと比べたら、第7世代は小粒感が否めません。ただ、いまのテレビでは破天荒は受け入れられないし、第7世代の“ユルさ”は時代のニーズにも合っている。(中略)30年後もテレビで活躍し続けているかどうかは分かりませんが、ずっと生き残っていくとは思いますよ」






そう! この第7世代のお笑い芸人らが20〜30年後に生き残っているかより、そのころまで「テレビ」というメディアが生き残っているのか? そのほうがなにぶん怪しいのではないか? そして、仮に「テレビ」というメディアが、いよいよ斜陽の傾向を辿り始めたとき、“売り方”の方向転換、さらには“転職”をも柔軟かつ迅速に実行へと移せる「したたかさ」は、この世代に圧倒的な部がある……と私は思う。

 


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