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13歳のときにラジオ修理業を立ち上げた!? 音響機器メーカー「BOSE」創業者が残した伝説とは




さまざまな革新的な技術やアイテムを生み出してきた、アメリカの音響機器メーカー「BOSE」。その躍進を支えたのは、天才的な発明家である創業者アマー・G・ボーズの熱意と頭脳だった。今回は創業者が持つ数々の伝説から、BOSEの歴史を振り返っていこう。



 



 



■13歳のときにラジオ修理業を立ち上げて有名に



 



アメリカのペンシルバニア州南東部に位置するフィラデルフィアで生まれたボーズ。新品のおもちゃを買う余裕がないほど貧しい家に生まれたため、ボーズは幼い頃から自分で壊れたおもちゃを修理していたのだという。



 



そのなかで電子機器に魅了されたボーズは、13歳の頃には家計の足しにするために自宅の地下室でラジオの修理サービスを開始。やがてフィラデルフィアで名が知られる修理店となった。



 



 



■BOSE製品第1号のスピーカーは失敗作だった!?



 



電気機器の設計を夢見るボーズは、マサチューセッツ工科大学に進学。卒業後も教授として勤務するかたわら、多くの特許を取得した。そんなボーズがマサチューセッツ工科大学の研究室にBOSEを設立したのは、1964年のことだ。



 



BOSEの最初の商品は、1966年に発売された「2201」というスピーカーだった。スピーカーを開発したきっかけは、オーディオ機器が再生する音とコンサートホールの演奏の音の違いにボーズが疑問を持ち、コンサートホールで聞く音楽を再現したいと考えたからだと言われている。



 



しかし、「2201」は高性能ながらもサイズや設置性に問題があり、価格の高さもあって商業的には失敗。続く1968年発売の「901」は「2201」の反省を活かして、見事ヒット商品となった。



 



 



■フライト中に生まれたノイズキャンセリング技術



 



ノイズキャンセリング技術を初めて実用化したことも、BOSEの功績のひとつ。



 



そもそもノイズキャンセリングとは、外部の騒音とは逆の音波を流すことによって、電気的に不快に感じられる音を打ち消す技術。ボーズはこの技術について、飛行機に搭乗した際に騒音の大きさを体感したことからインスピレーションを得て、着陸するまでに基本的なコンセプトと数学的根拠を導き出したというのだから驚きだ。



 



1978年には理論が構築されたノイズキャンセリングだが、業務用のヘッドホンとして製品化されたのは1989年と約10年の歳月を要し、その研究には約50億円も費やされたのだそう。2000年には一般用として「QuietComfort」シリーズが発売され、今日ではノイズキャンセリング技術搭載のヘッドホンやイヤホンはすっかり浸透している。

 


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