スウェーデンには基本的なものは揃っていますが、ものによっては日本のものの方が使い勝手が良い時もあります。近年は働く場所や時間への制限がなくなり、「海外ノマド」という言葉も聞く機会が増えてきたのではないでしょうか。
スウェーデンで海外ノマド生活をしている筆者が体験談を交えて、日本から持ってきてよかったもの8選・必要なかったもの3選を紹介します。
日本からスウェーデンへ持ってきてよかったもの8選
スウェーデンで3ヶ月以上生活している筆者が、日本からスウェーデンへ持ってきてよかったもの8選を紹介します。
スウェーデンで数ヶ月の生活を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マッサージガン
スウェーデンには日本のように気軽に行けるマッサージ屋さんが少なく、浴槽がある場所も少ないため「マッサージガン」は筆者的に持ってきてよかったもの No.1です。
パソコン作業で凝り固まった肩や首、腰 にはもちろん、 運動で酷使した手足など ほぼ全身に使える優れもの。アタッチメントが多いものを選ぶとピンポイントでほぐせるので、購入時は要チェックです。
ヘアドライヤー
ヘアドライヤーは現地でも3,000円~4,000円くらいで購入できますが、髪が長くヘアケアにこだわりがあるため国内外で使えるヘアドライヤーを持っていきました。
また、筆者のヘアドライヤーAretiですが、海外電圧(100V〜240V)でも使えて 変圧器不要 と便利。コンパクトな作りなのでかさばらず、パッキングも楽ですよ。
変換プラグ
日本を出るとプラグの形が違うため「変換プラグ」は海外ノマドの必需品と言っても過言ではありません。ノートパソコンやヘアドライヤーなど、 日本製のものを使う時に役立ちます。
筆者は各国対応のマルチ変換プラグを持参したので、トランジットで中国のホテルに泊まった際も使えました。電気屋さんでも購入できますが、 日本から持って行った方が安心感が大きい ですよ。
マイボトル
水道水が飲めるスウェーデンでは 「マイボトル」が大活躍中 です。コンビニやスーパーで水のペットボトルを購入できますが、日本よりやや高めです。
筆者は、元々愛用していたBRITAのボトル型浄水器をそのまま持ってきましたが、軽くて使いやすくほぼ毎日使っています。
ボディタオル
シャワー時に身体を洗う「ボディタオル」はかさばらないため、日本から持ってきてよかったと感じました。スウェーデンでは、スポンジやブラシなど身体洗い用のグッズは色々見かけますが、ボディタオルはあまり見かけません。
泡立てるのがラクなのはもちろん、背中など手が届きにくいところも洗えて便利 です。また、通気性が良く乾きやすいので重宝しています。
爪切り
自分からも他人からも目に入りやすい指先をきれいに保つ「爪切り」 は、かさばらないこともあり普段使っているものをもっていくと安心感があります。スウェーデンでも購入できますが、日本と比較すると少し値が張るので日本から持ってきた方が無難でしょう。
なかでも、シンプルなデザインで爪の端まで切りやすい無印良品のスチール爪切りは特におすすめ。お手頃価格なので海外へ行く前に買い替えや追加で購入するのもありですよ。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4547315822706
ストレッチバンド
良いスポーツジムを見つけるまでの運動不足解消を目的に運動グッズをいくつか持って行ったのですが、 「ストレッチバンド」はかさばらない のでパッキングの時は助かりました。ストレッチや筋トレにも使えるので便利ですよ。
ジムに通っている今でも普段の荷物に入れても余裕なほど。また、 自宅トレーニングの時間も充実させてくれます。
メッセージカード
必需品ではありませんが、「メッセージカード」は日本から持ってきてよかったと個人的に感じました。
メッセージカードは、正直スウェーデンでも日本と同じくらいの価格で購入できます。しかし 和風のメッセージカード を日本に行ったことがない友人にプレゼントと一緒に渡すと、「こんな素敵なメッセージカードは初めて見た!」と感動し、喜んでもらえました。
一味違った印象を残したい時、かなり役立ちますよ。
日本からスウェーデンへ持ってくる必要なかったもの3選
筆者がスウェーデンで3ヶ月以上生活してきて「正直これいらなかったな」と思ったほど、日本からスウェーデンへ持ってくる必要がなかったもの3選を紹介します。
パッキングをしていて「これいるかなぁ」と悩む方は、渡航先を問わず多いのではないでしょうか。「荷物入れすぎたかも?」と思ったらこちらを元に再検討してみましょう。
必要以上の洋服や靴
スウェーデンにはH&Mをはじめ、さまざまな洋服屋さんやセカンドハンドショップがあるので、必要以上の洋服や靴はいらなかったなと痛感しました。極論、 洋服は2日〜3日分の替えさえあれば現地調達でも問題ありません。
会社員を辞め、数年ぶりの海外滞在でテンションが上がっていた筆者は「7月に行くなら夏を楽しみたい」という気持ちから「あれも!これも!」と詰め込みました。これが、 パッキングで荷物がパンパンになっていた原因第1位 です。
また、東京ではハイヒールを履いていた筆者はその名残で5足入れましたが、スウェーデンに来てからハイヒールを履いた回数は10回もありません。現在は スニーカー2足、ブーツ1足、ハイヒール2足、バレエシューズ1足 で過ごしていますが、1つも困ることはありません。
雪が降るようになってからはブーツが必要になりますが、パッキングでかさばりますしスウェーデンで売っているものの方がクオリティが高いので、3ヶ月以上滞在の場合は現地調達を推奨します。
シャンプー・トリートメント類
日本で使っていたものがある程度残っていたため荷物に入れましたが、シャンプー・トリートメント類は正直日本から持ってくる必要はなかったと思います。単純にかさばるのはもちろん、 水質の関係で泡立ちが悪くなるためです。
先述のとおり、スウェーデン・ストックホルムの水道水は問題なく飲めます。しかし日本の水道水より硬度が高いためシャンプーを使っても泡立ちにくく、 トリートメントをしてもゴワつきを感じてしまうことも。
そのため、 スウェーデンの水質に合わせて作られているシャンプーやトリートメントを現地で購入して利用した方が、良いコンディションを保てますよ。 短めの旅行の方はもちろん、3ヶ月以上滞在する方は現地での購入がコスパ最強でしょう。
スキンケア類
シャンプー・トリートメント類と同じく、スキンケア類も日本で使っていたものが残っていたため荷物に入れました。しかしスキンケア類こそ、「持ってくる必要ない!むしろ持ってこない方が良かった」と今では強く思っています。
夏にストックホルムに着いてから数日、日本から持ってきたクレンジングバームや洗顔フォーム、化粧水や乳液、クリームなどを使っていました。しかし、 顔も身体も乾燥でつっぱるというアクシデント 。
こちらもスウェーデンの水質が日本より硬度が高いゆえに起こる現象です。急きょ ドラッグストア(Apotek)でスタッフに相談して、自分の肌質に合うものを一式購入しました。
ただし、慣れてきてからはNormalやスーパーなどでも購入できるリーズナブルなものでも、 睡眠・運動・食事に気をつけていれば問題ない と実感しています。
高価なものからお手頃価格のものでも、短期間の観光や長期滞在でも、 スキンケア類は現地購入を強くおすすめします。
現地調達もアリ!必要なものを厳選して楽しい滞在を
3ヶ月以上スウェーデン・ストックホルムで生活している筆者の体験談をもとに、日本から持ってきてよかったもの8選・必要なかったもの3選を紹介しました。
スウェーデンを含め、海外に行くとなると色々なものを詰め込みたくなりますが、パッキングには限りがあります。特に3ヶ月以上滞在の場合は痛感するでしょう。 現地調達できないもので自分にとって重要なものは日本から持っていき、重要でないものや現地のものの方が優れているものは現地調達する というのもありですよ。
ぜひこちらの記事を参考にパッキングし、楽しい滞在にしましょう。
https://www.veltra.com/jp/europe/sweden/?sid=1554
Hikaringo
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。