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今年こそ海外へ!【2023年版】歴史や芸術に触れるローマ定番観光スポット11選


多くの歴史が残るイタリア南部にある町ローマは、誰もが1度は教科書や映画で見ているであろう景色がたくさん。毎年大勢の観光客が訪れにぎわっています。

古代遺跡からバチカンまで、本記事ではローマに来たら必ず足を運びたい定番観光をご紹介します。

皆さんこんにちは!ライターMiruです。

イタリアローマと言えば、歴史が長く、古代の遺跡がたくさん!人気の観光地です。

今回はローマと、すぐ近くのバチカン市国も合わせて、実際に2023年に訪れた筆者が定番観光スポットを紹介します。

観光スポットの多いローマ、南北でも観光地域を分けて紹介しますので、効率よくまわってみてください。

初めてローマを訪れる人必見です!

ローマおすすめ観光:南側

コロッセオ

ローマ大帝国時代に建造されたコロッセオ。剣闘士や猛獣が殺し合いをする姿を見世物にする催しが行われていました。45,000人もの数を収容できる大規模で、長径で188m、短径156mの楕円形をしており、高さは48mにものぼります。

内部へは、フォロ・ロマーノと共通の2日券で入場可能です。

料金 :フォロ・ロマーノと共通で€12(2023/1/11時点で約1,660円)

フォロ・ロマーノ

遺跡マニア必見なのがこちら。東西約300m、南北約100mに渡って存在する古代ローマの政治や宗教の中心だった遺跡です。

これらフォロ・ロマーノの全景は、遺跡内に入場しなくても、北辺に沿ったフォーリ・インペリアーリ通りから眺めることもできます。節約コースで行きたい方は、フォーリ・インペリアーリ通りを目指しましょう。

コンスタンティヌス帝の凱旋門

コロッセオのすぐ横に位置するのが、ローマ最大の凱旋門。

315年にローマの元老院と市民が、ミルヴィオ橋の戦いにおける勝利をたたえて建てたものです。高さ28mあり、比較的保存の状態も良いです。

真実の口

映画『ローマの休日』で一躍有名になったのがこちら。「心に偽りがある者が口に手を入れると手を噛み切られる」という伝説があり、記念撮影のスポットになっています。サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の柱廊に置かれています。

ローマおすすめ観光:北側

パンテオン

およそ2000年ほど前に建てられた古代ローマ建築の傑作です。

中に入ると、天井の美しい模様と中心に大きく空いた穴が印象的。床に排水孔を通しており、雨の対策もしっかりできており古代の技術に驚きます。

入場無料なのでぜひ足を運んでみましょう。

ナヴォーナ広場

ローマの人たち憩いの場所になっているナヴォ―ナ広場。
例年12月の初めごろから1月6日までは、ローマでいちばん大きなクリスマスマーケットが開催されるので、この時期に行かれる方は寄ってみましょう。

スペイン広場

こちらも『ローマの休日』の名シーンで使われており有名なスペイン広場。スペイン大使館があることからそう名前が付けられたそう。137段あるスペイン階段の上に見えるトリニタ・デイ・モンディ教会の塔が印象的です。

映画のオードリー・ヘップバーンのように真似をしてジェラートを舐めてみたいところですが、今では 階段での飲食は禁止されていますのでご注意を。

スペイン階段を背にしてまっすぐ伸びる歩行者専用の街路はコンドッティ通りと呼ばれ、グッチやプラダ、ブルガリ、ルイ・ヴィトン、フェラガモなど世界の名だたるブランドショップが建ち並ぶ高級ショッピングストリートとなっています。セレブ気分で歩いてみても楽しいです。

トレヴィの泉

「ローマへもう一度戻りたいと願うなら、後ろ向きにコインを投げよ」という言い伝えが有名な泉です。

実はコインの投げ方も決まっていて、噴水を背にして右手にコインを持ち、左肩ごしにコインを投げると願いが叶うといわれています。1枚投げ入れると「もう一度ローマに戻れる」、2枚だと「素敵な出会いがある」、3枚だと「別れられる」といわれています。自分にぴったりの枚数を投げてみましょう。

サンタンジェロ城

ローマの北西部、バチカン近くにある円筒形の城塞。

古代ローマ時代に皇帝のお墓として建てられましたが、14世紀以降は要塞や牢獄、避難所などのさまざまな役割で使用されてきました。

入場料は€14(2023/1/11時点で約1,940円)と割と高額ですが、9:00〜11:00と19:30〜24:00までの早朝と晩の入場は7.5ユーロとお得になるので事前に予定を立くとよいでしょう。

バチカン観光2選

バチカンは、ローマの中にある大きさたった0.44平方キロメートル、人口たった約1,000人という小さな国です。しかし、世界に13億人いるとされるカトリックの総本山として、礼拝に訪れる信者や観光客で溢れています。1984年には、国全体がユネスコの世界遺産に登録されています。

ローマから出国手続きや入国審査などは不要 で、パスポートの提示も必要ないので簡単に訪れられます。

サン・ピエトロ大聖堂

バロック様式の聖堂内は、まさに世界最大級の大聖堂!ミケランジェロが設計したクーポラ(ドーム天井)があり、また内部は天井や壁、床まで至る所すべてに細かい装飾が施されています。360度どこを見渡してもその美しさは目を奪われてしまうほど。

25年に一度の聖年のみ開かれる「聖なる扉」、ミケランジェロの彫刻「ピエタ」、ベルニーニとボッロミーニが手掛けた「バルダッキーノ(天蓋)」など、見どころもたくさんです。

バチカン美術館

バチカン美術館は、歴代ローマ教皇の収集品を展示している世界最大級の美術館です。サン・ピエトロ大聖堂と同様に、絶対に外せないバチカンの必見スポット。全長7km、総面積4万2000㎡にも及ぶため、混んでいるときには 見学にかなりの時間がかかる のでご注意を。

一番の見どころはミケランジェロ作の「最後の審判」で、システィーナ礼拝堂に描かれています( こちらは写真撮影不可 )。

他にもラファエロ作「アテネの学堂」「キリストの変容」、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」、煌びやかに輝く「地図のギャラリー」、美しい螺旋階段であるブラマンテなど、見どころ満載。

あらかじめ見どころを抑え効率よく回り、疲れたら館内のカフェテリアや中庭で休むのもおすすめです。

料金 : €17(2023/1/11時点で約2,350円)

*学生および25歳以下は€8(2023/1/11時点で約1,100円)、6歳以下は無料

観光時の注意点

  • 聖堂へは、ノースリーブやミニスカートなどの肌を露出した服の場合は入場できないことがありますので、 露出を控えて向かいましょう
  • イタリアは スリの被害 が多いので、注意が必要です。 貴重品や大切なものは肌身から離さないようにし、カバンはできるだけ前に持ちましょう。また、屋外や混雑する泉ではむやみにお財布を開くことのないよう、投げ入れるためのコインはポケットの中などにあらかじめ用意しておきましょう。
  • 人気観光地であるため、入場にチケットが必要な場所は売り切れている場合も多く、 オンラインで先に予約 することをおすすめします。
  • どこも昼間は人がごった返しますので、 人混みを避けたい場合は早朝から訪れる とよいでしょう。

*現在イタリアでは再び コロナ感染者が増えています 。感染対策しっかりし、体調を整えていきましょう。

*また渡航にあたり、 渡航先の政府や公的機関、および日本の外務省最新情報などを必ずご確認ください

安全に楽しくローマ観光へ行ってくださいね!

https://www.veltra.com/jp/europe/italy/roma/?sid=1554


Miru

余暇プランナー

エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。

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