いよいよクリスマスマーケット本番の季節。日本でもクリスマスマーケットが行われていますが、クリスマスマーケットはお買い物だけでなくグルメも楽しみのひとつです。
今回はクリスマスマーケットに行くなら絶対抑えておきたい、ドイツの名物フードをご紹介します。
クリスマスマーケットの名物飲み物
クリスマスマーケットの名物が、 ホットワイン&カップ 。
購入方法は、まず飲み物を販売している屋台に並び、マグカップに入った飲み物を購入します。代金はマグカップ込みなので少しお高くなりますが、おかわりの際は同じマグカップを使うことで料金が割引に。
さらにマグカップがいらないという時は、最後に返却することで返金があります。
マグカップのみを購入することもでき、とても 便利なデポジットシステム になっていますよ。
ホットワインはどこのマーケットでも販売しているメニュー。
ワインにシナモンなどのスパイスやハーブ、フルーツなどを入れて温めたもの です。砂糖やハチミツで甘さも整えられていて、フルーティでほんのり甘い飲み物です。
マーケットによってそれぞれ味が異なりますが、さっぱりしていてとっても飲みやすいものが多いです。
ワインの酸味や渋みが苦手…という方でも飲みやすいようになっているので、アルコールOKの方はぜひ飲んでみて下さいね。
アルコールが苦手という方はホットティーやホットチョコレートなどの飲み物もある ので安心です。
クリスマスマーケットで食べたいドイツのB級グルメ
ではそんなホットドリンクと一緒に楽しみたい、名物グルメをご紹介します。
ブラートヴルスト
ドイツと言えばソーセージ のイメージを持つ方が多いかもしれません。そんな 定番の「豚肉の焼きソーセージ」がブラートヴルスト 。
ソーセージは良く知っているという方でも本場のソーセージを食べれば感動するかも?という独特のおいしさがあるんです。
本場では、パンが一緒に提供されるのでホットドックのような形で食べるのが一般的です。
ソーセージも豚肉だけでなく、牛肉入りやチーズ入りのソーセージなどたくさんの種類があります。
そして地方によっても特色が。クリスマスマーケットで有名な ニュルンベルク という都市では、 「ニュルンベルガー」という名物的な焼きソーセージ もあるんです。
寒い日に外であつあつのソーセージを食べるのもとってもおいしいですよ。
日本のクリスマスマーケットにも出店しているお店が多い ため、ぜひチェックしてみて下さいね。
フラムクーヘン
フラムクーヘンは 薄いピザ のような食べ物。
フランスとドイツの国境付近の名物で、フランスのアルザス地方では 「タルト・フランベ」 と言われ親しまれている料理です。
クリスマスマーケットだけでなく、レストランの一般メニューでも出しているお店があるので、食べる機会は多そうです。
シンプルながらしっかりしたピザ なので、食べやすく人気なのも頷けます。
こちらはフランスのアルザス地方で食べたタルト・フランべですが、とってもボリューミーなので数人でシェアするのがおすすめです。
クリスマスマーケットではカットして販売しているお店が多いですが、量は多めです。
ライベクーヘン
ライベクーヘンは、 じゃがいもをすりおろして作ったじゃがいものパンケーキ のような料理。
日本人は塩で食べたいと思うかもしれませんが、実は リンゴソースなど甘いソースをかけて食べるのが本場の食べ方 のひとつ。これがおいしくて病みつきになる魅力があるんです。
カルトッフェルクーヘンとも言われ、地方によって味や作り方、スタイルはさまざまですが、 どの地方のクリスマスマーケットでも定番の食べ物 です。
ボリュームたっぷりで軽いランチ代わりにも食べられそうです。
カリーヴルスト
カットソーセージにカレー粉が入ったケチャップをかけて混ぜた料理 がカリーヴルスト。
クリスマスマーケットの時期でなくても、駅のインビス(売店)などで売られていることも多いので、年 中楽しめるドイツのB級グルメ です。
とっても単純そうに見える料理なので、本当においしいの?と疑ってしまいそうですが…本当においしくハマっちゃうような魅力があります。
私は屋台で必ず探して食べ比べもしちゃうほど、毎回カリーヴルストを食べるのを楽しみにしています。
無料でパンがついてきたり、ポテトを追加できたりと色々なお店があるので、ドイツを訪れた際にはぜひチェックしてみて下さいね。
ポメス
日本でいうフライドポテトがポメス。
ドイツはスーパーにポメス専用の塩(香辛料)が売られているほど、ポメスが盛んな国なんです。
もちろん屋台にも登場しています。さまざまなフレーバーがあるので、食べ比べをするのもおすすめです。
また、 ベルギー系のお店ではソースたっぷりの本格的ベルギースタイルで食べられるポメス もあり、こちらも要チェック。
ベルギーに近い街では、ソースたっぷりタイプのポメスのお店が多いように感じました。
ラクレット
主に スイスでお馴染みのラクレット 。日本でも専門店があるため、食べたことがある方も多いかもしれません。
温めたチーズを、野菜やパンなどの具にかけていただく料理です。
ドイツのクリスマスマーケットでは、主にスイスやフランスに近い都市で見かけることが多いです。
チーズを目の前でとろりとかけてくれるので、見た目的にもとってもおいしそうでテンションが上がる料理 です。
チーズがすぐ固まってしまうのが難点なので、すぐにいただくのがオススメです。
レープクーヘン
クリスマスの定番のクッキーがレープクーヘン。 小麦粉だけでなくナッツなどを練り込んで作られている ため、とっても固くできています。
サクサク感はなく、しっとりしていてよく噛まないと飲み込めないような重量感のあるクッキーです。
さらにスパイスなどもふんだんに使われていて、ジンジャーブレッドに似ていると言えるかもしれません。
カラフルなデコレーションが施されていて、店頭で見ると思わず購入したくなる見た目 もとっても魅力的です。
好き嫌いがわかれるお菓子ではあるので、一度お試しに食べてみてはいかがでしょうか。
ワッフル
ベルギーでお馴染み のワッフル。隣国のドイツのクリスマスマーケットでも、定番の料理です。
お店によってリエージュ風、ブリュッセル風など見た目や焼き方、食感も異なります。
ベルギーに近い都市では複数のワッフル店が出店していることもある ので、チェックしてみて下さいね。
トッピングも選べることも多く、色々なスタイルが楽しめます。
クリスマスマーケットならではのグルメを楽しもう
ドイツのクリスマスマーケットにオススメな定番グルメをご紹介してきました。
ツリーやスケートリンク、観覧車、街並みなどクリスマスマーケットではたくさんの楽しみ方がありますが、 ホットワイン片手に屋台巡りを楽しむのもとってもおすすめ です!
何日いても飽きないほどたくさんのグルメがあり、味もそれぞれ。ぜひたくさんのお店を巡ってみて下さいね。
日本のクリスマスマーケットにあるグルメもあるので、見かけた際にはぜひチャレンジしてみましょう!
ゆかた
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。