カツオの旬は3月~5月と、8月後半〜10月の年に2回。そのうち、1度目の旬を迎えたカツオを「初ガツオ」、秋は「戻りガツオ」と呼びます。ちょうど今の時期は初ガツオの時期で、たくさんカツオが水揚げされるため、店頭で安く手に入れることができます。せっかくなら旬のカツオをおいしくいただきたい!今回は、関西を中心に店舗を展開する鮮魚店「大起水産 街のみなと」の嶋田義則さんに、初ガツオを使ったおすすめの絶品レシピを教えていただきました。
戻りガツオより初ガツオのほうが安い?
カツオは「回遊魚」と呼ばれ、春に日本列島を北上していきます。前述のとおり3月〜5月のカツオは初ガツオと呼ばれ、脂は少なめですが、水揚げ量が上がるため、お手頃価格で手に入る旬な時期です。秋の戻りガツオは脂も乗り、大きくなっているので、初ガツオより価格は上になります。安くおいしいカツオを手に入れたいなら今の時期が狙い目です。
おいしいカツオの選び方
さて、続いておいしいカツオの選び方について教えていただきました。「切り身を買う場合には、身が赤いものを選びましょう」と嶋田さん。鮮度が悪いものは薄ピンクのような色とのことなので、よく吟味して購入しましょう。
一匹買う場合には、腹の縞模様がくっきりしているものが一番鮮度がいいんだとか。腹のあたりがしまっていて柔らかくないものが新鮮なので、店の人にも相談しながら選びたいですね。
大起水産直伝!「カツオの漬け丼」
大起水産 街のみなとでは鮮魚店に併設している「街のみなと食堂」で「カツオの漬け丼」が大人気!旬の時期に期間限定で販売され、味噌汁と漬物が付いて560円(税抜)。売り切れも出る大人気メニューなんだとか。カツオがたっぷりと乗っておいしそうですね。今回は、大人気メニューのレシピを特別に教えてもらったのでご紹介します。
材料
・カツオ
・玉ねぎ
・大葉
・ごま
◯酒
◯醤油
◯みりん
作り方
カツオを漬けるタレを作ります。作り方はとっても簡単。酒、醤油、みりんを1:1:1の割合で合わせるだけ。いろいろ入れすぎずシンプルに作るのがいいんだとか。
カツオを薄くスライスします。ぶつ切りよりもスライスの方が、タレのが染み込みやすくおいしくなりますよ。
タレにカツオを漬けます。漬け込み時間は15分〜20分でOK。あまり漬け込みすぎると、味が濃くなりすぎてしまうので注意しましょう。
ほかほかご飯の上に、カツオ、スライスした玉ねぎ、大葉をのせ、最後にゴマをふりかけたら完成です。甘めのタレとカツオがマッチ。これはおいしすぎる…!絶品のカツオの漬け丼です!
「余った漬けダレに卵黄を入れてまぜて、漬け丼にのせるとおいしいですよ」と嶋田さん。ペロリといただけるツーの食べ方もぜひお試しください。
今回カツオについて教えてくれた「大起水産 街のみなと 」さんのご紹介
関西を中心に12店舗(2018年3月現在)を展開する鮮魚店「大起水産 街のみなと」。「お店のこだわりは魚の鮮度」とマネージャーの嶋田さんは語ります。産地から直送でいち早く新鮮な魚を仕入れ、12店舗ある店舗のバイヤー同士が話し合いながら、旬な魚にプラスして、お客様から要望の多い魚を店に並べているんだとか。
鮮度がいいだけではなく、購入しやすい価格設定も魅力の一つ。切り身や惣菜も充実しているため、鮮魚店にあまり行かない人でも、普段使いの店として安心して利用することができます。無料で魚をさばいてくれるサービスもあるので、一匹買いもおすすめ。「刺身や煮付けなどレシピを言ってもらえれば、あとは調理するだけの状態にさばきますよ!」と嶋田さん。分からないことはスタッフに気軽に聞いて欲しいとのことで、とことん安心して通えるお店です。
ファミリー層に大人気なのが、マグロの解体ショー。週末に開催しているので、詳細は大起水産のチラシをチェックしてみてくださいね。
「トクバイ 大起水産 街のみなとのチラシ・特売情報」はこちらから
カツオが旬のこの時期、家庭でもおいしくカツオをいただきましょう。絶品の「カツオの漬け丼」、ぜひ試してみてくださいね。