Windows 10の標準的なウィンドウ表示は、フチが非常に細くてシュッとしています。ですが、昔から使っているツールのなかには、まだそれに対応していないものも。たとえば筆者愛用のTwitterクライアント『Janetter』。複数のアカウントやリストなどを同時に表示できて大変便利なのですが、ウィンドウはややクラシックなスタイル。Windows 10環境で使用していると、ほかのウィンドウに比べてフチがちょっと太いかな~なんて思うこともあるでしょう。
複数のウィンドウを開いたとき、このフチのぶん、下のウィンドウの情報が隠れてしまうのが地味に気になる……。そんなときにはこの裏技。「レジストリエディター」を使ってシステム内で設定されている情報を書き換えれば、フチをシュッと細くすることができるのです。
「レジストリエディター」でウィンドウのフチの幅を変更
※この方法は、「レジストリエディター」を使って、システムを直接いじるというもの。そのため、誤って不正な値を入力すると、重大な障害が発生する可能性があります。作業は、あくまでも自己責任のもとに行ってください。何らかの問題が発生しても、mitok編集部では責任を負いかねます。
まず、画面左下のスタートアイコンを右クリック。「ファイル名を指定して実行」を選びます。
「regedit」と入力して「ok」すると、「レジストリエディター」が起動します。
「HKEY_CURRENT_USER」→「Control Panel」→「Desktop」→「WindowMetrics」と進み、「PaddedBorderWidth」をダブルクリック。
値のデータの「-60」を「0」に変更。そして、再起動を行います。
すると設定が反映され、ウィンドウのフチがこのように細くなりました! すっきり!
ちなみに、筆者は長年、Windows 7をクラシックスタイルで使っていました。先日、ようやくWindows 10にアップデートしたところ、デスクトップテーマも引き継がれて、下の画像左のようなウィンドウ表示に……。うーん、フチが太い! そこで「レジストリエディター」で設定を変更。その結果、下の画像右のようにいい感じの細さになりました!
というわけで、もし同じような悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください!