さらに、2023年上半期にオープン(※2)したブルワリーを調査したところ、なんと全部で51件!今回は、その中でも情報提供をご快諾いただいたブルワリー38ヶ所を取材し、その魅力をまとめました!
クラフトビールの魅力でもある、フレーバーやパッケージなど、ブルワーのこだわりがぎゅっとつまった一杯に込められたエピソードを伺いました。飲食スペース併設のブルワリーもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
※1:クラフトビール市場- 成長、動向、予測(2023年~2028年)、クラフトビールの銘柄数
※2:ブルワリーごとに“オープン日”の事情が違うため、「ビールの提供開始日」「初醸造日」「開店」など、それぞれのブルワリーが“スタート”と考えている日付が2023年上半期であるブルワリーを対象として、その日付順でご紹介しています。
【1/9初醸造】洞川温泉醸造所(奈良県)
【1/20提供開始】U.B.P BREWERY(埼玉県)
【1/28提供開始】船場ビール工場(大阪府)
【2/1オープン】キラリブルワリー(熊本県)
【2/4オープン】稲田堤麦酒醸造所(神奈川県)
【2/13提供開始】江田島ワークス(広島県)
【2/18オープン】NAT.BREW(富山県)
【2/23提供開始】TAROS BREWING(広島県)
【2/25提供開始】River Port Brewery(岐阜県)
【2/26提供開始】Streetlight Brewing(北海道)
【3/3提供開始】薩摩川内クラフトビール醸造所(鹿児島県)
【3/14提供開始】brewery tumugi(沖縄県)
【3/15提供開始】ROUGH&LAUGH BREWING(静岡県)
【3/16提供開始】Twin Peaks Mountain Brewing(茨城県)
【3/19提供開始】SAKURAZAKA BREWERY(沖縄県)
【3/21提供開始】Nobara Homestead Brewery(長野県)
【3/21オープン】MINOKAMO BEER(岐阜県)
【3/24提供開始】gogoshima beer farm(愛媛県)
【3/25オープン】江口屋醸造所(茨城県)
【3/25オープン】およろこBrewery(愛知県)
【3/30オープン】そらとしば by よなよなエール(北海道)
【4月オープン】Bighand Bros. Brewery(京都府)
【4/1提供開始】大濠ブルワリー(福岡県)
【4/20提供開始】法龍山麦酒(神奈川県)
【4/21提供開始】Fete 三島醸造所(静岡県)
【4/25提供開始】茅ヶ崎ビール(神奈川県)
【4/28提供開始】Wayfarer Brewing Company(高知県)
【4/29提供開始】放出醸造所 祝日麦酒(大阪府)
【5/3提供開始】小田原ガレージブリューイング(神奈川県)
【5/5オープン】Maruko Brewing(埼玉県)
【5/8提供開始】B.R.E.W.(福岡県)
【5/9提供開始】信楽高原ビール(滋賀県)
【5/23提供開始】岸和田ビール(大阪府)
【5/27提供開始】油伝麦酒(栃木県)
【6/8オープン】Teenage Brewing(埼玉県)
【6/17提供開始】Utsui Brewery(山口県)
【6/17提供開始】Keika Brewing(青森県)
【1月7日提供開始】きちブルーイング(東京都)
下町風情の残る東京葛飾区の京成本線・堀切菖蒲園駅から徒歩約5分の場所にある「きちブルーイング」。
コンセプトは“下町の生活に根ざした町のビール屋”です。一人100円のチャージでフードの持ち込みが可能なブルワリーで、周辺の飲食店やお惣菜屋さんから気に入ったものを持参できるのも魅力の一つ。
エールビールを中心にIPAやアンバー、ポーターやベルジャンウィットなど、あえて定番は設けずに、多種多様なビールを醸造している「きちブルーイング」。こだわりは、小規模醸造所ながらボイラーを導入し、スチームによる加熱方法を用いて醸造をしているところ。麦汁を焦がすことなく昇温が出来るので、酵素ごとの最適な温度で糖化工程(※)を行うことができます。
※糖化工程…デンプンを糖に変える工程
「きちブルーイング」が誕生したのは、ブルワーの羽鳥さんがワーキングホリデー制度でオーストラリアへ移住した際に、現地のクラフトビールにハマったことがきっかけ。帰国後、静岡県にあるベアードブルーイングの社長に直談判し、修行を開始。地元である東京葛飾区にビール醸造所が無いことを知り、葛飾初の醸造所を開業しました。
おすすめビール『加密列(かみつれ)』
カモミールのフラワリーなフレーバーにレモンやリンゴの様な爽やかな柑橘感、ハチミツを思わせる柔らかな甘みの余韻が特徴の「加密列」。スッキリとした後味で夏にピッタリなクリーンな味わいの白ビールです。アルコール度数は5.5%。ブルワリー併設バーで購入可能です(樽生のみ)。
日常的に普段使いの出来る町のビール屋を目指して醸造しております。肩肘張らずにリラックスしながら様々なシチュエーションでビールをお楽しみいただければ嬉しいです。
きちブルーイング
〇住所:〒124-0006 東京都葛飾区堀切2丁55-10 ナダクラマンション 1F〇営業時間:
[平日]16:00~22:00 (※月曜のみL.O. 21:30)
[土日祝]13:00~22:00
〇定休日:火・水
〇Instagram:https://www.instagram.com/kichibrewing/
【1月9日初醸造】洞川温泉醸造所(奈良県)
歴史ある観光地、洞川温泉街の中心地に位置する「洞川温泉醸造所」。
タップルームを併設し、観光客と地域住民が触れ合うことのできるサロンのようなスポットを目指すブルワリーです。
すべてのビールには、地元の名水である「ごろごろ水」(環境省認定日本名水百選)を用いて醸造。山深い土地で醸造していることから、「山わらう」「山ねむる」などの山の季語を冠し、その季節の山をイメージしたスタイルでビールを製造しています。
初醸造ビール『山わらうエール』
自然豊かな奈良県天川村洞川の山々に磨かれた名水「ごろごろ水」で仕込んだペールエールで、ホップをダブルドライホッピングすることでフルーティーな味わいに。 霊峰大峯山を望む洞川からイメージして名付けられた「山わらう」は俳句における春の季語です。ペールエールの爽やかな味わいを春の大峯山に例えているほか、飲むことで自然とみんなが笑顔になる、そんな願いがこめられています。アルコール度数は5.5%。銭谷小角堂(本店)や道の駅、温泉施設などで購入可能。
修験道発祥の地、大峯山のふもと洞川温泉郷で、名水「ごろごろ水」を用い、クラフトビールをつくり始めました。 クラフトビールをとおして、地域に新しい価値観を作りたい。 お客様には、歴史的、文化的背景を持つ洞川温泉、吉野地域の魅力に触れるきっかけにしてほしいと考えています。 タップルームは、観光のお客様と大峯修行の行者さん、地域の住民が触れ合うミクスチャースポットに成長しつつあり、笑い声が絶えません。 飲むことで、みんなが自然と笑顔になる。そんなビールを目指しています。
洞川温泉醸造所
〇住所:〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川226〇営業時間:
[木金]13:00~22:00
[月~水・土日]15:00~22:00
〇定休日:なし
〇公式ホームページ:https://yama-beer.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/zenitanisyokakudo_beer/
【1月20日提供開始】U.B.P BREWERY(埼玉県)
JR浦和駅から徒歩約5分、浦和ワシントンホテル1Fにある「U.B.P BREWERY」。
『まちとクラフトビール』『パブとフットボール』という2つのコンセプトのもと、まちの人たちがビール片手にフットボールを楽しむ光景を日本中に広げたいという想いから「サッカーのまち・浦和」にブルワリーを開業。ブルワリー併設のビアバーなので、軽食も提供しており、サッカーの観戦前後に気軽に立ち寄ることができます。
あえて定番は設けず限定ビールを中心に、店名である「U.B.P」の頭文字になぞられた「Ultras series」「Base series」「Proud series」の3つのシリーズを展開。それぞれのビールのスタイルに合わせてモルトやホップなどを選び、埼玉県内の農家とのコラボレーションビールなどを醸造しています。将来的には、埼玉県内の農家が育てた麦や副原料を使って安定的にビールを提供していくことを目指しています。
おすすめビール『BEER! WINNER!』
ベリーやストーンフルーツなどスイートフルーツのアロマとは対照的に、口に含むとスパイス、シトラスの香りで後味すっきりのペールエール。3種のモルトの風味が水っぽさを抑え、アロマを引き立てています。アルコール度数は5.5%。U.B.P BREWERY・横内酒店・酒屋のあさひやま・株式会社マツザキ浦和PARCO店などで購入可能です(9月上旬~中旬リリース予定)。
色々なスタイルのビールを作っているので、お好みのビールを見つけていただけるといいなと思います。是非飲みに来てみてください。
U.B.P BREWERY
〇住所:〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2丁目1-19 浦和ワシントンホテル1F〇営業時間:
[平日]11:30~15:30、17:00~22:00
[土・祝]11:30~22:00
[日]11:30~19:00
〇定休日:火 〇公式ホームページ:https://www.ubpbrewery.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/u.b.p_brewery
【1月28日提供開始】船場ビール工場(大阪府)
大阪メトロ堺筋本町駅から徒歩1分、三星本町ビルの地下1階にある「船場ビール工場」。
ブルワーは、1985年から飲食店を経営し、1999年からはベルギービール専門店をスタート。コロナ禍を経て、今まで培ったビールの知識と経験を生かして「ビールを作って売る」製造販売メーカーになることを決意。また、現在は大阪・関西万博に向けホテルも立ち並び海外からの旅行者も多く、さまざまな人が集う地域となり、さまざまな人たちがビールをきっかけに集まれるコミュニティー作りをしたいと考え、「船場ビール工場」が誕生しました。
味や香りの決め手となるモルトやホップ、酵母などといった原料をビアスタイルにあわせて様々な国から仕入れているのがこだわりポイント。モルトの配合やホップの種類、入れるタイミングや副原料を調整し、オリジナルのレシピで3種類のビールを醸造しています。 「長年ベルギービールを取り扱ってきたからこそ、ベルギービールをリスペクトしたビールを作りたい」という想いも強く、発酵温度やや高めで醸造し、香りを充分に引き出したベルギービールのような味わいを目指しています。
おすすめビール『ベルジャンブラウン』
ベルギーの修道院ビールをリスペクトして造ったという「ベルジャンブラウン」。5種類の麦芽を使用し、ロースト感やモルト感を味わうことができます。どっしりとしつつも、バランスの良さでゴクゴク飲める一杯。定番ビールのなかではアルコール度数7.0%と高いものの、女性にも人気なのだそう。船場ビール工場、ドルフィンズオンラインショップで購入可能。
ビールは気軽に飲めて、すぐに乾杯したくなる“腰の低い飲み物”。人をつなぎ、交流したり人を集めたりする力を持っています。船場地域でビアガーデンを開いたり、近隣の飲食店にも私たちのビールを扱ってもらい「船場ビール」で人々を繋げたいと考えています。
船場ビール工場
〇住所:〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1-7-1 三星本町ビル B1F〇営業時間:18:00~21:00
〇定休日:火・木・日・祝
〇公式ホームページ:https://sembabeer.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/sembabeer/
【2月1日オープン】キラリブルワリー(熊本県)
JR九州新幹線・新玉名駅から車で30分の場所にある「キラリブルワリー」は、熊本県山鹿市初のクラフトビール醸造所です。
女性ブルワーが手がける小さなブルワリーで、“女性に共感してもらえるクラフトビールづくり”をモットーにビールを醸造。ブルワー自身が「苦みの強いビールが好み」ということもあり、「インディアペールエール(IPA)」のガツンとした苦みはぜひ楽しんでほしいそうです。
上面発酵酵母を使ったクラフトビールを基本に、「ペールエール」「ヴァイツェン」「コーヒースタウト」「インディアペールエール」の4種類をラインナップ。愛情を込めて「キラリブルワリーの四姉妹」と呼んでいるそうです。そのほかにも、地域の特産品を使ったクラフトビールや、季節のフレーバーとして期間限定商品も販売しています。
おすすめビール『岳間茶IPA』
熊本県山鹿市の岳間茶を贅沢につかったIPA。お茶の苦みを楽しめるよう、ホップの苦みをおさえ、ピルスナーモルトをベースに泡立ちが良いようにモルトを配合。色はお茶をイメージしてピルスナー系の淡い色合いに調整されています。 グラスに注ぐと、ほのかに岳間茶の香り。モルトのボディにお茶の上品な甘味も楽しむことができます。IPAということでアルコール度数は6.5%と少し高めです。店頭で販売しています。
クラフトビールのスタイルは様々で、味の好みも人それぞれだと思いますので、キラリブルワリーのビールを飲んで「おいしい!」と言っていただけると嬉しいです。特に女性の方に喜んで頂けることが最高の喜びです。
キラリブルワリー
〇住所:〒861-0382 熊本県山鹿市方保田2820-4〇営業時間:Instaramにて告知
〇公式ホームページ:https://kirali.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/kirali_brewery/
【2月4日オープン】稲田堤麦酒醸造所(神奈川県)
2023年2月に、神奈川県の稲田堤初のブルワリーとしてオープンした「稲田堤麦酒醸造所」。
もともと鍼灸整骨院やデイサービスを経営していたオーナーが、コロナ禍をきっかけにレクリエーションの一環として運営していたカラオケルームが使用できなくなったこと。また、もともと好きだったビールを造ってみたいと思ったことがきっかけで始めたブルワリーです。
ブルワリーのロゴにもある河童のマークの由来は、昔からオーナーのあだ名が「カッパ」だったことから。ビールの名前もカッパに絡めた名前がつけられていて、ビアスタイルの印象×河童で、スタッフの皆さんで名前を考えているそう。
ブルワリーに併設されているタップルームは、開業前から理想としていた「タンクを眺めながら飲める環境」を落とし込んだ店内。日がたっぷり入り明るく開放的な空間です。
おすすめビール『カッパの濁流れ』
香りと甘み、苦みのバランスがよく、心地よいヘイジーIPA。鼻に近づけると柑橘香がグッと体に染み渡り、するすると飲みやすい味わい。暑い日にぴったり。
私共のブルワリーはクラフトビールをあまり飲んだ事がない方でも飲みやすく、どなたでも気軽にお立寄り頂けるお店です。
稲田堤麦酒醸造所
〇住所:〒214-0008 神奈川県川崎市多摩区菅北浦2丁目21-1 メゾンドユ 1F〇Facebook:https://www.facebook.com/inabakubrewery/
〇Instagram:https://www.instagram.com/inabakubrewery/
【2月13日提供開始】江田島ワークス(広島県)
広島県江田島市にある創業明治26年の津田酒造。「江田島ワークス」はその一部を間借りして醸造所をスタートしました。瀬戸内海に位置し、様々な歴史文化が存在する江田島。海や山に囲まれた住宅地に位置する津田酒造は、地元の人たちと江田島ワークスをつなげる大事な場所となっています。
江田島ワークス誕生の背景には“地元の活性化”があったそうなのですが、島のさまざまな特産品をとり入れたクラフトビールには、「島の魅力を発信したい」というブルワーの願いや、お酒の楽しさを多くの人に伝えたいという想いが込められています。
江田島の自然と太陽をイメージしたゴールデンエールと、江田島の旧海軍兵学校(海上自衛隊第一術科学校)や島民の生活に欠かせない“船”から連想した、IPAの2種が定番。ゴールデンエールは普段飲みにゴクゴクと、IPAはクラフトビールの入口として飲み分けることができます。また、季節の柑橘類など島の特産品を使用した限定ビールもリリース予定。現在は「江田島エール八朔」などが発売中です。
おすすめビール『江田島ワークスIPA』
私たちの仕事で誰かを労い、誰かの明日を元気にしたいという思いでビールをつくっています。江田島の自然を感じながら、仲間とワイワイ、ひとりでゆっくり、仕事終わりに…それぞれのシーンで自由に楽しんでいただきたいです。
江田島ワークス
〇住所:〒737-2301 広島県江田島市能美町中町2372-1 津田酒造内〇公式ホームページ:https://osake-style.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/hiraoka.noborimachi
【2月18日オープン】NAT.BREW(富山県)
富山県南砺市に誕生した「NAT.BREW」。
名前のNAT.はNativeの略で「その土地の」という意味を「土着」と捉えてつけられました。世界でも有数の木彫刻の町で「土着醸造」をコンセプトに、元ワイン醸造の経験を持つブルワーが、地元の農産物や山の幸などを使用したお酒造りをしています。ブルワリー内にはカウンターやテラス席など飲食スペースが18席あり、食べ物の持ち込みが可能です。
副原料にはなるべく地元のもの、もしくは委託醸造でも人や店に馴染みのある食材などを使用することがポリシー。ワイン醸造の経験があることから、香りや甘みの残し方など、他のブルワリーとは一味違うアプローチで「自由に、面白く」をテーマにクラフトビールを醸造しています。
おすすめビール『KUMA MASSIGURA』
地元の干し柿農家さんとの会話の中で、出荷できない規格外品や、生産調整で収穫すらされない柿が数えきれないほどあることを知ったブルワーが、干し柿を使用して造ったヘイジーIPA。苦み抑え目なヘイジーIPAのスタイルに、ほんのり甘みと、干し柿由来のトロミ、コクを感じるジューシーな味わい。アルコール度数6.5%。柿を狙った熊による被害が地域の問題になっていたことから、干し柿をNAT.BREWが使うことで、「NAT.BREWに熊が来る」という意味を込めて「KUMA MASSIGURA」と名付けられました。
「土着」をテーマに、自分自身が楽しめる面白いお酒づくりを目指しているので、お客様にもそれを感じてもらいたいです。期間限定商品も多数リリースするので、NAT.BREWらしさを感じて頂ければ嬉しいです。
NAT.BREW
〇住所:〒932-0231 富山県南砺市山見1721〇営業時間:公式ホームページ、SNSで告知
〇公式ホームページ:https://www.nat-brew.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/nat.brew_inami/
【2月23日提供開始】TAROS BREWING(広島県)
広島市の中心街からほど近く、「原爆ドーム」から徒歩5分の場所にある「TAROS BREWING」。
併設するビアパブ「hangout」では、醸造されたビールを楽しむことができます。 コンセプトは「いつも飲みたいビール」。自家醸造することでクラフトビールを日常的に飲める価格帯で提供し、いつでも飲めるものにしたいという想いが込められています。
醸造するうえで大事にしているのは、スタイルにこだわらず、「飲みたい、飲んでもらいたい」と思うものを造ること。ビアパブ「hangout」を9年間経営してきた経験から、さまざまな国のビアスタイルの味わいを知り尽くしたうえで、既存のスタイルにとらわれない独自の味わいを追求しています。なかでも、“バランス感”にはこだわりを持っていて、コンセプトでもある「いつでも飲める」を意識しつつ、何杯でも飲めるビールを提供しています。
おすすめビール『TOPOLOGY』
シトラとギャラクシーをメインにしたヘイジーIPA。マンゴーやパイナップルのような香りに、甘みは少なくさらりと飲める味わいです。アルコール度数 は7.0%。併設するビアパブ「hangout」やTAROS BREWINGのオンラインショップで購入可能です。
まだまだ始まったばかりの醸造所ですが、特別な時に飲みたいもの、日常的に飲みたいもの、そう皆様に思ってもらえるようないろんなビールを製造していきたいと思っておりますので、成長を一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいです!
TAROS BREWING
〇住所:〒730-0802 広島県広島市中区本川町2丁目4-17 1階〇営業時間:17:00~22:00
〇定休日:日
〇公式ホームページ:https://tarosbrewing.bestbeerjapan.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/tarosbrewing/
【2月25日提供開始】River Port Brewery(岐阜県)
岐阜県美濃市の和紙で栄えた川湊灯台から古い町並につながる、一番古い旧街道沿いにある「River Port Brewery」。幕末期の小さな蔵を改装したブルワリーです。
蔵の中には試飲用のイギリスパブ風のタップルームが併設されており、カウンターに 6人、蔵外のテーブル席に10人、縁側に5人ほど座ることができます。良質な美濃の水と香りのよいホップを使用し、イギリスのビアスタイルを中心に10種類のビールを提供しています。
ブルワリーをオープンしたきっかけは、イギリス・オックスフォードのパブで出会ったエールビール。毎日のようにパブを巡るなかで、さまざまな人間関係が生まれていき、「ビールは文化だ」と感じたそう。その後、地元にクラフトビール醸造所をつくりたいという想いがブルワリーのオープンにつながりました。
おすすめビール『川湊ペールエール』
美濃市推奨土産品第1号にも選ばれた「川湊ペールエール」。アメリカ産のアマリロホップを香りに使い、フルーティーな香りと程よい苦みを楽しむことができます。微炭酸でアルコール度数も4%なので、飲みやすい1杯です。「道の駅 美濃にわか茶屋」などで購入可能。
クラフトビールはあらゆる人のコミュニケーションツールだと考えています。異文化交流や、地域活性化のきっかけになるようにという想いから、岐阜県の地名や文化をもとに、ビールに名前をつけています。エールビールの芳醇な香りとコクを楽しみながら、人との交流が深まると嬉しいです。
River Port Brewery
〇住所:〒501-3741 岐阜県美濃市港町1448-1-2-2〇営業時間:公式ホームページにて告知
〇公式ホームページ:https://riverportbrew.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/riverport_brew/
【2月26日提供開始】Streetlight Brewing(北海道)
JR札幌駅から1駅のJR桑園駅から徒歩10分、地下鉄二十四軒駅から徒歩15分の場所にある「Streetlight Brewing」。
近隣には観光地である札幌中央卸売市場「場外市場」があります。 アメリカンスタイルを中心に、多種多様なビールを提供。ブルワリーには飲食スペースも併設しています。着席18席、立ち飲みスペース含めると約30名まで入店が可能で、夏場はタップルーム前のテラス席でもビールを楽しむことができます。
札幌市は人口に対してクラフトビールのブルワリーが少なく、そのほとんどが小規模。「地元札幌に規模の大きいブルワリーを作りたい」という想いから、「Streetlight Brewing」が生まれました。また、札幌の姉妹都市であり、クラフトビールが盛んなアメリカのポートランド市を訪れた経験から、老若男女が集まるポートランドのようなブルワリーのタップルームを目指しています。 Streetlight Brewingの名前の由来は「街灯」。ビールを通じて街や場を明るくしたいという意味が込められています。
おすすめビール『Hello World 08.5 - Cherry San』
「Hello World」は、Streetlightの“自己紹介シリーズ”。そのなかでも「Cherry San」は、ふんだんに使ったタートチェリーピューレの心地よい酸味を深みのあるチェリーレッドの色味とともに楽しむことができます。アルコール度数は5.5%。
街灯の名にふさわしく飲んでいただいた方を明るくしていきたい、さらにはStreetlight Brewingのビールがまちに溶け込み日常的に飲んでいただけるようにしていきたいです。
Streetlight Brewing
〇住所:〒060-0010 北海道札幌市中央区北10条西19丁目1-1〇営業時間:
[月木金]15:00~21:00
[土日]12:00~20:00
〇定休日:火・水
〇公式ホームページ:https://shop.streetlight.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/streetlightbrewing/
【3月3日提供開始】薩摩川内クラフトビール醸造所(鹿児島県)
島津藩から天下の名泉と称えられた市比野温泉のすぐそばにある「薩摩川内クラフトビール醸造所」。道の駅 樋脇「遊湯館」前にあるので、観光客や地元住民でにぎわっています。
1905年創業の「薩摩川内味噌醤油」工場に併設するかたちで2020年に味噌らーめん専門店「マルニ味噌らーめん店」をオープン、2023年に薩摩川内クラフトビール醸造所をオープンしました。醸造したビールは「マルニ味噌らーめん店」で提供中。味噌屋が仕込んだチャーシュー、餃子、煮卵や厚切りメンマなどをおつまみにしながら楽しむことができます。
ブルワーは味噌の製造をしていたこともあって、発酵や熟成工程を重視。フラッグシップビールであるヴァイツェンは、飲み口が豊満な印象になるように、充填前は酵母が沈みすぎないようにして、酵母由来の香りをしっかり表現できるよう心がけているそうです。「味噌醤油の職人が作るクラフトビール」というユニークなコンセプトのもと、味噌・醤油のように、毎日の食事に欠かせないビールを目指しています。
おすすめビール『薩摩川内ヴァイツェン』
少しでも多くの人に届くように、日々丹精込めて仕込んでいます。味噌や醤油、クラフトビールなど発酵を通して、皆さんの食が豊かになることを願っています。
薩摩川内クラフトビール醸造所
〇住所:〒895-1203 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野141-1〇営業時間:
[平日]11:00~17:30(L.O. 17:00)
[土日祝]11:00~20:00(L.O. 19:30)
〇定休日:なし
〇公式ホームページ:https://www.satsumasendaimisosyoyu.com/〇Instagram:https://www.instagram.com/satsumasendaimisoshoyu/
【3月14日提供開始】Brewery Tumugi(沖縄県)
沖縄県の久米島空港から車で10分の場所にある「Brewery Tumugi」。
久米島の恵みを活かしたビールで島の魅力を発信したいという想いから、ブルワリーがスタートしました。「飲んだ人が元気になるような心のこもったビールを作りたい」と考える背景には、ブルワー自身が、コロナ禍で出会った1本のビールから希望をもらえたという経験があるのだそう。
沖縄の湿度・気温ともに高い環境下でも美味しく飲めるような、ドライで喉越しの良いビールを醸造。島の素材を使用することで、お土産や旅行中の思い出にも残るようなビール作りを心がけているそうです。ブルワリーの隣にはビアバーがあり、ピザやおつまみも提供中。
おすすめビール『TROPICAL ALE』
久米島産のパッションフルーツを使用したIPA。トロピカルな香りが口の中で弾ける味わいは、海風に吹かれながら飲みたいビール。アルコール度数は6%。ブルワリーや空港売店、島内売店、ECサイトで購入することが可能です。
コロナ禍で暗い道を歩いているような日々の中、一本のビールが私に希望を与えてくれました。“心を込めて作られたものは、人を励ますことができる”そう考え、私もそんなビールが作りたいとこの世界に飛び込みました。人と人とをつなぐきっかけとなるようなビールを作っていきたいです。
Brewery Tumugi
〇住所:〒901-3124 沖縄県島尻郡久米島町仲泊1087-6〇営業時間:18:00~24:00
〇定休日:日・月
〇Instagram:https://www.instagram.com/brewery_tumugi/
【3月15日提供開始】ROUGH&LAUGH BREWING(静岡県)
JR富士駅から徒歩5分の場所にある「ROUGH&LAUGH BREWING」。
「富士市にクラフトビールの文化を根付かせる為には地元のビールを造らねば」という思いで醸造所を設立。Rough&Laughという名前の通り、気兼ねなく飲めて、笑顔になるようなビール造りを心がけています。醸造所地下には直営の「Taproom BEER STANDARD」があり、できたてのビールを味わうことができます。また、他ブルワリーとの飲み比べも楽しめる、系列のビアパブ「BEER JAM」は徒歩1分の場所にあります。
■関連記事:静岡県のおすすめビアバー・ブリューパブ14選
「特別ではない日常的に飲めるような、飽きずに何杯でも飲めるビール」をコンセプトに、バランスのいいビールに仕上がるよう、モルトやホップの使い方を調整。モルティだけどホップがしっかり感じられる、ホッピーだけどベースのモルトがしっかり支えるようなビールを醸造しています。
おすすめビール『富士ペールエール』
伝統的なブリティッシュスタイルのペールエール。飲むとどこか落ち着きほっとするような味わいを持ち、落ち着いてゆっくりと飲むのに最適なビールです。アルコール度数5%。
気軽に飲んでもらいたいので、毎日でも飲めるような軽くさっぱりとしたビールを多く醸造しています。日常の中に自分たちのビールが溶け込んでくれればいいなぁと思います。
ROUGH&LAUGH BREWING
〇住所:〒416-0915 静岡県富士市富士町8-12〇営業時間:10:00~18:00
〇定休日:月
〇公式ホームページ:https://roughlaughbrewing.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/roughlaugh_standard/
【3月16日提供開始】Twin Peaks Mountain Brewing(茨城県)
茨城県つくば市にある「Twin Peaks Mountain Brewing」。つくばエクスプレス線・つくば駅から徒歩7分の場所にあります。2022年3月16日にオープンした「ツイン・ピークス・レストラン」ではゲストビールで営業をしていましたが、その後醸造免許を取得。レストランオープン1周年記念日に自家醸造のビールの提供を開始しました。
醸造所併設のビアレストランでは、食事とビールを楽しむことが可能。2階建ての建物は吹き抜けになっていて、細長いオーダーメードの発酵タンクが設置されています。 レストランはテーブル38席、カウンター7席。秋までにはテラス席も用意する予定なのだとか。ビールは8種類提供しており、そのうち6種類はドイツスタイル。オリジナルのドイツソーセージなど、ビールに合うおつまみのほかに、ノンアルコールドリンクやワインも提供しています。
ドイツ出身のブルワーが手がける「Twin Peaks Mountain Brewing」では、ドイツスタイルのビールを中心に醸造。麦芽、ホップ、水、酵母のみを使用し、人工的な原料や添加物を一切使用しないドイツのビール純粋令に従った高品質なビールを造っています。
おすすめビール『ヴァイツェン』
小麦と大麦を半分ずつ使用することで、絹のような舌触りと豊かな泡立ちを実現。バナナとクローブの香り、爽やかな酸味を持つクラシックなジャーマンエールですが、非常に飲みやすく、ビアガーデンにもぴったりの1杯です。アルコール度数は5.2〜5.6%。現在つくば店にて樽生、または量り売りのグラウラーやボトルでのテイクアウトが可能です。
“おいしいビールは幸せ”がツイン・ピークス・マウンテン・ブリューイングのモットー。つまり、第一に美味しいビールを造ること、第二にお客様、そして私たちがそのビールで幸せになることです。初めてのお客様も、常連のお客様も私たちのビールを味わい、幸せそうな表情を浮かべ、前向きな感想を寄せてくださると嬉しいです。
Twin Peaks Mountain Brewing
〇住所:〒305-0033 茨城県つくば市東新井18−8〇営業時間:
[火~金]18:00~23:00 (L.O. 22:30)
[土]14:00~22:00 (L.O. 21:30)
[日]14:00~21:00 (L.O. 20:30)
〇定休日:月
〇公式ホームページ:https://twinpeaksmountain.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/twinpeaksmountainbrewing/
【3月19日提供開始】SAKURAZAKA BREWERY(沖縄県)
沖縄県・那覇市にある「SAKURAZAKA BREWERY」。
ブルワリーのある桜坂エリアには地域猫がたくさんいるので、猫好きな方には抜群の癒しスポットです。それもあってか、ブルワリーのロゴにも猫のイラストが。テラス席が併設されているので、ブルワリーを眺めながらビールを味わうことができます。
沖縄の気候に合ったライトビールや沖縄のフルーツを使ったビールを醸造しているそうですが、ブルワーはなんと、ビールが苦手なのだそう。それもあって、ビールが苦手な人でも楽しめるフルーツビールを中心に醸造しているそうです。
初醸造ビール『CBN BEER』
CBN(カンナビノール)というリラックス成分を配合し、アクセントとして沖縄の希少なみかん「カーブチー」を副原料として使用。柑橘系の程よい酸味がクセになります。アルコール度数は4%。桜坂ブルワリーで購入可能です。
飲んでいただいたお客様に「美味しい!」と言っていただける様に丹精込めて醸造しております。沖縄に来た際は是非お立ち寄りください。
SAKURAZAKA BREWERY
〇住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目6-3〇営業時間:
[平日]18:00〜0:00 [金・祝前日]18:00〜2:00 [土]13:00〜2:00
[日祝]13:00〜0:00
〇定休日:水
〇Instagram:https://www.instagram.com/sakurazakabrewery_okinawa/
【3月21日提供開始】Nobara Homestead Brewery(長野県)
長野県・青木村の標高650mの場所にある「Nobara Homestead Brewery」は、「暮らしの麦酒づくり」をテーマに、自家栽培・採取及び地域で栽培された原料を使用するファームハウスブルワリー。
東京でデザインの仕事をしていた2人が出会い、共通の酒文化好きが高じてはじまりました。元々あった厩舎の材をそのまま再利用したテイスティングルームと、新築の醸造スペースから成り、テイスティングルームは現在建築中。多目的に使用できるギャラリースペースも完成する予定です。
季節折々の素材を生かしたセゾンスタイルを中心に、有機麦芽や地域の新鮮な農作物を活かした自然に寄り添ったビールを醸造しています。 麦芽はドイツ産有機栽培のものを使用し、ホップは主にヨーロッパ産と自社で自然栽培したものを使用。段階的に原材料の自社栽培を目指しているそうです。
おすすめビール『バルビゾン(saison)』
五穀豊穣を祈って仕込んだという「バルビゾン(saison)」。スペルト小麦を使用し、穀物の奥ゆかしさと自然の恵みを感じるセゾンは、幅広い食事とのペアリングを楽しむことができます。
「種をまく人」で知られる画家のジャン=フランソワ・ミレーなど、自然主義的な風景画や農民画を数多く残したバルビゾン派が集住した村「バルビゾン」。バルビゾン派が描いた牧歌的な風景と、ブルワーの住む信州での暮らしをシンクロさせながら仕込んだ1杯です。
共に生きる自然や動物達との生活、豊かな自然をお裾分けできることが麦酒造りにおける私たちの生きがいであり、表現することが使命だと感じています。段階的ではあるが、完全な自然麦酒を目指しながら、健康的で生きた酒造りを目指したい。そして、たくさんの文化と共に、この土地でしか表現できない味を存分に愉しんでいただけるような麦酒を表現し、生きる中で欠かせない食とのペアリングで、私たちの暮らしの麦酒とその背景を感じていただきたいです。
Nobara Homestead Brewery
〇住所:〒386-1607 長野県小県郡青木村奈良本208-7〇公式ホームページ:https://nobarahomesteadbrewery.bestbeerjapan.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/nobara.h.brewery/※現在、醸造所の見学・一般開放なし
【3月21日オープン】MINOKAMO BEER(岐阜県)
古い町並みが残る、岐阜県美濃加茂市の中山道太田宿にある「MINOKAMO BEER」。
なんとブルワーは現役の消防士。太田宿の町並みを昔の火消したちが守ってきたという歴史があることから、「現代の火消しがビールを使って町を活性化する」がコンセプトのブルワリーです。ビールの売り上げは、地域の課題を解決する取り組みや団体に寄付しているのだそう。ブルワリーには店内に5席、テラスに4席の小さな飲食スペースがあり、フードの持ち込みが可能です。
美濃加茂市の特産品の梨や蜂蜜、珈琲豆などをビールの副原料に使用しているので、ここでしか飲めないオリジナルのビールが楽しめます。また、醸造の過程では酸化を極力抑え、発酵の段階でビール酵母が作りだす炭酸をそのままビールに閉じ込めるナチュラルカーボネーションでビールを造っています。
おすすめビール『蜂蜜ゴールデンエール』
糖度不足で販売できない蜂蜜を一回の仕込みに超贅沢に使用したゴールデンエール。蜂蜜の糖分を酵母がビールのコクに変え、花の蜜の香りとドライな味わいが好評です。アルコール度数は5%。MINOKAMO BEERの醸造所で購入可能です。
現役の消防士が作る岐阜県美濃加茂市のローカルビールです。売り上げは地域に還元し、まちを盛り上げ、まちの明かりに火を灯すビール作りをしていることから、「火灯循環醸造 美濃加茂麦酒」としています。美濃加茂市の特産品を活用し、ここでしか飲めないオンリーワンのビールを作っています。定番のペールエールやサワーエールなども作っていますので、是非ご来店ください。
MINOKAMO BEER
〇住所:〒505-0042 岐阜県美濃加茂市太田本町1丁目5-2〇営業時間:
[木金]13:00~15:00
[土]17:00~21:00
[日]12:00~16:00
〇定休日:月~水
〇Instagram:https://www.instagram.com/minokamo.beer/
【3月24日提供開始】gogoshima beer farm(愛媛県)
神奈川県横浜市から、柑橘栽培がさかんな愛媛県の興居島へ移住したブルワーが手がける「gogoshima beer farm」。栽培過程で間引きされる青みかんなどを使ったサステナブルなクラフトビールを醸造しています。築150年の古民家をリノベーションしたというブルワリーには飲食スペースとしてカウンター、お座敷、テラス席がそれぞれ8席ずつあります。
都会の飲食店で働いていたときに大量生産・大量消費に違和感を感じた経験から、“循環するビール造り”をコンセプトにビールづくりを始めたといいます。現在、醸造所でつくったビールは4種類。伊予柑のWest Coast IPA、愛媛県の日本酒にも使われるお米を使ったお米のラガー、小麦を使ったHazy IPA、島にある焙煎所のコーヒー豆を使ったビール。いずれも、地元で生産されたものを使用しています。
初醸造&おすすめビール『Aomikan IPA』
興居島の柑橘農家・花本さんが丁寧に育てた伊予柑の摘果果実を使用したWest Coast IPA。伊予柑の香りとホップの青々しさがマッチし、瀬戸内の美しい風景と暖かい春の空気を感じることができる1杯です。肉料理にはもちろん、白身魚のカルパッチョや鶏胸肉などあっさりした料理にも好相性。アルコール度数は6.5%。オンラインショップで購入可能です。
私たちのビールを通して興居島の豊かな自然や風景を感じて頂きたいです。興居島や地元の農産物を活用し、素材を活かしたビールを作っています。また、飲みあきず食事に寄り添うクラフトビールづくりを心がけています。
gogoshima beer farm
〇住所:〒791-8092 愛媛県松山市由良町803-1〇営業時間:11:00~16:00
〇定休日:月火水木(※SNS要確認)
〇公式ホームページ:https://gogoshima.theshop.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/gogoshima_beer_farm/
【3月25日オープン】江口屋醸造所(茨城県)
JR常磐線神立駅から車で20分の場所にある「江口屋醸造所」。
大正時代まで造り酒屋として日本酒を販売していた土地に、古民家江口屋としてゲストハウスを2020年にオープン。 造り酒屋の歴史を伝えていこうと母屋の前にあった蔵を改装し、醸造所を2023年3月にオープンしました。江口屋醸造所は、霞ヶ浦の湖畔沿いにあり、目の前には霞ヶ浦が広がります。ゲストハウスの敷地内の蔵に醸造所があるため、ビールを飲みながら宿泊することも可能です。
茨城県かすみがうら市で穫れた、地元のフルーツや野菜などを副原料にしたビール造りも行います。また、ゲストハウスを訪れた人と一緒に収穫した農作物でビールを造ることもあるのだとか。醸造するうえで、随所にゲストハウスならではのこだわりが感じられます。
初醸造ビール『澤乃不二』
アイダホ7というホップをビタリング(苦みづけを目的にすること)としてふんだんに使い、スッキリとした味わいに仕上げたペールエール。「澤乃不二」のラベルは、造り酒屋時代の江口屋で販売されていた日本酒「澤乃不二」のラベルをベースに、現代に復活させたものです。アルコール度数は5.0%。江口屋醸造所やオンラインショップなどで購入可能です。
私たちが⽬指すのは、地域密着型のコミュニティブルワリーです。茨城県は⾷材の宝庫。果物や野菜などの副原料を試したり、ゲストハウスを訪れた⼈と⼀緒に収穫体験をして、農作物を使ったビールを作ったり。「古⺠家江⼝屋」が作るビールはゲストハウスだからできる、地域のある歴史・⽂化・⾷材と、訪れた⼈や関わっている⼈の思いが混じり合う「風と土」を感じるビールにしたいです。
江口屋醸造所
〇住所:〒300-0214 茨城県かすみがうら市坂895-1〇定休日:月
〇公式ホームページ:https://shop.eguchiyabrewing.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/eguchiya_brewing/
【3月25日オープン】およろこBrewery(愛知県)
閑静な住宅街が立ち並び、サッカーの本拠地などスポーツが活発な街、名古屋市の中心部瑞穂区に位置する「およろこBrewery」。結婚式場やレストランなどを手掛ける運営会社が日々のおよろこびシーンに寄り添う特別なビールをつくりたいという想いでスタートしたブルワリーです。
運営レストランの総料理長でもある醸造長は、元名古屋フランス料理研究会会長ということもあって、今後は料理とビールのペアリングにこだわったフードも提供予定。
料理を極めた醸造長の仕込むおよろこビールは、“料理との相性バツグン”なビール。香り・苦み・味の絶妙なバランスで、日々の食卓やBBQシーン、ホームパーティーなどさまざまなおよろこびシーンを彩ります。
おすすめビール『喜〜ペールエール〜』
フルーティーなホップの香り華やぐペールエールは、お肉料理にはもちろんのこと、魚介料理にも合うそうで、なかでもアクアパッツァがオススメなのだそう。魚介の旨味がより引き立てられ、一層“およろこび”を感じられるはず。アルコール度数は5.0%。醸造所で購入可能です。
クラフトビールの本場アメリカポートランドで飲んだビールの美味しさや種類の多さ、奥深さに驚きや感銘を受けたことが忘れられません。「ワインの中には知恵がある。ビールの中には自由がある…」と言うように、私は固定観念に縛られず自由にクラフトビールをつくっていきたいです。 料理作りでは五味のバランスを大切にしてきましたが、きっとビール醸造にも美味しいバランスがあると思いますので、これから追求していくのが楽しみです!およろこBreweryは、ひと手間ひと手間を大切に手作りした、厳選したクラフトビールを皆様へお届けして参ります。
およろこBrewery
〇住所:〒467-0042名古屋市瑞穂区八勝通3-7-2〇公式ホームページ:https://www.oyorokobrewery.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/oyoroko_beer/
【3月30日オープン】そらとしば by よなよなエール(北海道)
バックスクリーン内部に位置し、広大なフィールドを一望できる開放的なルーフトップ席が特徴です。天然芝の迫力あるフィールドと北海道の広大な空を眺めながら、クラフトビールを楽しむことができます。
おすすめビール『そらとしば Play Ball! Ale』
球場という場所の特性上、「クラフトビールを飲んだことない」という方にも飲んでいただく機会が多いのがそらとしばの特徴のひとつです。そのような中で、個性的なだけでなくしっかりと高品質な味わいをお届けすることで、クラフトビールの面白さやおいしさを感じてもらえたら嬉しいです。そらとしばから、クラフトビールの世界をより広げていければと思います!
そらとしば by よなよなエール
〇住所:〒061-1116 北海道北広島市 Fビレッジ 1番地〇営業時間:11:00〜21:00(L.O. 20:00)
※ナイター開催日は22:00まで(試合終了1時間後まで)営業。14:30〜15:45は一時的にクローズ
※試合時やイベント時は一部クローズの時間を設ける場合があるのでHPなど要確認
〇定休日:なし
〇公式ホームページ:https://www.hkdballpark.com/restaurants/24/
【4月オープン】Bighand Bros. Brewery(京都府)
地下鉄今出川駅から徒歩20分の場所にある「Bighand Bros. Brewery」(以下、BBB)。
ブルワリーはコーヒーの焙煎所、カフェ、インテリアショップなどが入る「Marble BLDG.」の地下1階にあります。醸造所のさらに奥の低いレンガのアーチをくぐると小さなタップルームがあり、醸造されたばかりのフレッシュなビールをゆっくりと楽しむことができます。ラインナップは、定番のビールと限定醸造のビールなど6タップ。
クラフトマンシップの町・京都西陣。「地下を採掘してつくった秘密基地のような醸造所で、ビールギークなモグラの兄弟が日夜至高のビールを求めて探究を続けている…。」それがBBBのコンセプト。イギリススタイルをベースにした、食事にもスイーツにも相性抜群な、毎日を豊かにするビールを生み出すことに情熱を注いでいます。
初醸造ビール『Zircon(ジルコン)』
飲みやすいけれど香りのキャラクターをしっかり感じることのできる、イギリススタイルのゴールデンエール。ほのかに柑橘が香り、これぞクラフトビールなスタンダードな飲みごたえで、オールシーズンさまざまなシーンで楽しむことができます。アルコール度数は5.0%。Bighand Bros. Beerタップルームで購入が可能です。オンラインストアは8月オープン予定。
ビッグハンドブロスのビールには、鉱石の名が冠されています。ビールギークのモグラの兄弟が地下を採掘して掘り当てた、宝石のような輝きを放つ極上の一杯、ここでしか出会えない貴重な一杯をイメージしています。さあ、グラスにビールを注いだら、すばらしい今日に祝福を。おいしいビールに拍手と喝采を。
Bighand Bros. Brewery
〇住所:〒602-8453 京都府京都市上京区笹屋町通智恵光院西入ル笹屋町一丁目1-519 B1〇営業時間:11:30-17:00
〇定休日:月・火
〇公式ホームページ:https://www.bighandbros.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/bighandbros/
【4月1日提供開始】大濠ブルワリー(福岡県)
福岡市地下鉄七隈線・六本松駅から徒歩11分の場所にある「大濠ブルワリー」。運営は店舗デザイン施工会社で、マイクロブルワリーを受注してきたそのノウハウが積み重なり、「クラフトビールにまだ触れていない層への窓口になりたい」と立ち上げました。欧米のようなクラフトビール文化の地域定着を目指し、また店舗屋(稼働するショールーム)として運営しています。
福岡市民のランドマーク的な公園でもある大濠公園のすぐ近くに位置しています。公園にランナーが多いこともあり、走ったあとにさっぱり飲めるサワーエール『大濠サワー』が定番。アルコール度数は4.6%で酸味も強くなく、パッションフルーツのような柑橘香も心地よい飲みやすい1杯です。
ブルワリー内にはカウンターとサブカウンターで10席、ソファー席が10席あります。飲みやすさを重視しながら、さまざまな飲み口のビールづくりを日々試行錯誤しているそう。また、ビール製造前のタンクや器具の清掃はその後のビールの味に大きく影響が出るので、日々の洗浄を入念に行っているそうです。
おすすめビール『大濠IPA』
松やパイン、グレープフルーツなどの柑橘系の香りが調和したIPA。ボディはミディアム程度でIBUは40なので、しっかりと苦みを感じることができます。アルコール度数は6.1%。今後は缶販売や外販も行う予定。
ビールは大衆のお酒だと思うので、家族や友達、恋人などとの楽しい時間の中での一杯になればいいなと思います。
大濠ブルワリー
〇住所:〒810-0052 福岡県福岡市中央区大濠1丁目3-7 1F〇営業時間:
[平日]16:00~22:00
[土日祝]13:00~22:00
〇定休日:月火
〇Instagram:https://www.instagram.com/ohori_brewery/
【4月20日提供開始】法龍山麦酒(神奈川県)
京急久里浜駅から徒歩2分の場所にある「法龍山麦酒」。
寺院が母体でブルワーは僧侶ということもあり、日本のトラピスト「寺(じ)ビール」を楽しめるのが特徴的です。ブルワリーにはスタンディングのタップルームを併設しています。
お釈迦様の教えの「天上天下唯我独尊」を商品名にしたビールを囲み、訪れるひとを笑顔にしたいという想いが込められたブルワリー。小ロット醸造を活かし、季節やお客さんの好みに合わせて味の変化を楽しめるよう、多種多様なビールを造っています。
おすすめビール『唯』
セゾン酵母特有のフルーティーで華やかな味わいを生かした、スパイシーでレモンのようなシトラス感のあるセゾンビール。アルコール度数は3.5%と低アルコールですっきりとした味わいです。醸造所やオンラインストアで購入可能。
流行りに流されずに、訪れるひとを笑顔にするようなビールを目指して造っています。
法龍山麦酒
〇住所:〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜4丁目14-1〇営業時間:12:00~20:00
〇定休日:木、第二・第四水曜日
〇公式ホームページ:https://horyuzan-bakusyu.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/horyuzanbrewery/
【4月21日提供開始】Fete 三島醸造所(静岡県)
JR三島駅から徒歩3分、フレンチレストラン「allez」内にある「Fete 三島醸造所」。
レストランにはフランス料理をベースにした自家製麺のパスタなどもあるので、ビールと共に食事を楽しむことが可能です。1階はカジュアルなフロアで、広々とスペースをとったカウンター7席と、テーブル席が14席。2階は襖で仕切られた和風の個室が3部屋あります。
もともと地元の食材を使用したレストランを経営していたというブルワー。「お料理にあうお酒をつくりたい」と思ったのがブルワリーを始めるきっかけだったそう。地元の果物やお茶を使用するなど、地域の特性を生かしたビールを造っています。
特に意識しているのは、食中酒として何杯も楽しめるようにアルコール度数や苦みを抑えていること。女性のデザイナーが描く繊細なボトルラベルの絵も注目ポイントです。
おすすめビール『西浦レモネードIPA』
レモネードのさわやかな香り、フレッシュレモンピール、ジンジャー、ドライハーブの香りが感じられる、フルーツIPA。柔らかい甘味と酸味、ピールとホップの苦みと味わいがバランスよく調和した、スムーズな飲み口です。アルコール度数は5.2%。ゆるゆると日向ぼっこしながら飲みたい一杯です。Fete 三島醸造所などで購入可能です。
fete(フェット)はフランス語で祝祭の意味です。 飲んで下さった方が、お祝いの時のように楽しい気持ちになって頂けたら嬉しいです。 お食事と一緒に是非お楽しみください。
Fete 三島醸造所
〇住所:〒411-0036 静岡県三島市一番町10-8 allez内〇営業時間:
12:00~13:30(日祝限定)
17:30~23:00
〇定休日:月火
〇公式ホームページ:https://fete-mishima.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/fete.mishima/
【4月25日提供開始】茅ヶ崎ビール(神奈川県)
JR茅ヶ崎駅南口からバス下車1分の場所にある「茅ヶ崎ビール」。サザンビーチ沿いに位置し、「海を眺めながらつくりたてのビールが飲める、ワクワクする空間」を提案しています。
フラガールのViallaとウミガメのpia君のロゴが目印。pia(ピア)はハワイ語で「ビール」という意味だそうです。1階と2階は醸造所になっていて、3階はレストラン「サーフライダー号」になっているので、食事と一緒にクラフトビールを楽しむことができます。おすすめは地元の素材を使用した「茅ケ崎牛ハンバーグ」。レストランから眺める烏帽子岩、江ノ島、富士山は絶景です。
「茅ヶ崎ビール」が手がけるビールは茅ケ崎の海をイメージしたライトで飲みやすく、何杯でも飲める味わい。
IPAはレイトホップ製法で香り豊かに、スタウトは飲み易くサッパリとした味わいに。それぞれのビアスタイルにあわせてこだわりの醸造方法でビールを造っています。
おすすめビール『Chigasaki Lager』
ホップの苦みを抑えた爽快感のあるライトなボディーのピルスナー。ドイツの伝統的なアロマポップ、ハラタウトラディションを使用しています。茅ケ崎の海を眺めながら飲みたくなる1杯。アルコール度数は5.0%です。茅ヶ崎ビールで購入可能。
海沿いのブルワリーで作る「茅ケ崎ビール」。海を眺めながら、作りたてのビールが飲める、ワクワクする空間です。かつて湘南文化の発信地だったこの地からビールも発信していきます。
茅ヶ崎ビール
〇住所:〒253-0055 神奈川県茅ヶ崎市中海岸4-12986-153〇営業時間:
[月~木・日]7:00~22:00(L.O. 21:00)
[金土]7:00~24:00(L.O. 23:00)
〇定休日:なし
〇公式ホームページ:https://chigasaki-beer.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/chigasaki_beer/
【4月28日オープン】Wayfarer Brewing Company(高知県)
高知龍馬空港のある南国市にある「Wayfarer Brewing Company」。南国ICから車で3分の場所にあります。
オーストラリア出身のブルワーは、大学のサークルで仲間とビールを研究するほどの大のビール好き。ホームブルーが合法の自国でホームブルーイングをしながら、クラフトビールの奥深さを知っていったそうです。
それぞれのスタイルに合わせて、麦やホップの魅力が伝わるように、原材料の組み合わせにこだわったビール造りをしています。原材料の組み合わせをアレンジしたり、製法を少し変えてみたり、バッチごとに変化を加え、定番スタイルでもいつも違った味や色味を楽しむことができます。
また、ホップの香りをより楽しめるよう、ドライホップを贅沢に投入。9種類のホップを自家栽培し、フレッシュホップを使用したビールも好評なのだそう。ブルワリーにはテーブル6席、カウンター4席の飲食スペースが併設されています。
おすすめビール『Foggy IPA』
クラフトビールならではの繊細な風味を感じながら、自分の好みにあったビールに出逢う旅を楽しんでもらいたいです。また、私たちのビールによって、人と人がつながったり、日常の豊かな時間になれたら嬉しいです。
Wayfarer Brewing Company
〇住所:〒783-0053 高知県南国市国分1278-1〇営業時間:11:00~18:00
〇定休日:月~木
〇公式ホームページ:https://www.wayfarerbrewingcompany.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/wayfarerbrewingcompany
【4月29日提供開始】放出醸造所 祝日麦酒(大阪府)
JR放出駅前の商店街にある「放出醸造所 祝日麦酒」。もともと映像関連の仕事をしていた会社員だったブルワーですが、ビール好きが高じて全国のブルワーを巡ったのだとか。そんななか岡山の「吉備土手下麦酒」の会長に会い、思いを聞いたこと、自分でビールを造りお客さんに飲んでいたいただけるビアバーを開きたいと醸造所を設立しました。
「コンセプトは路地裏でゆったり静かに、何気ない日常に感謝し、共に祝えるようなアットホームな雰囲気な場所」。放出駅は、おおさか東線、片町線の乗り換え駅なので、電車を待っている間にも気軽に立ち寄ることができ、アーケード商店街にあるので雨の日でも濡れずにお店へ向かうことができます。店内には立ち飲み席を併設しているほか、テラスには4人席が2つあります。
放出駅前のアーケード商店街、実は4年前まではシャッターの閉まった店舗が並ぶ、淋しい通りだったそう。しかし、近年では新しいお店が続々とオープン。「祝日麦酒」もその一つとして、街を盛り上げています。
路地裏でゆったり静かに、何気ない日常に感謝し、共に祝えるようなアットホームな雰囲気づくりをコンセプトに、放出の商店街が昔の活気を取り戻すことを願いながらビールを醸造しています。店内には6タップ、自社製造ビール以外に、ゲストビールも提供。フードメニューは紅白ポテサラやビール酵母に漬け込んだ唐揚げがオススメです。
おすすめビール『花天(ハナテン)エール』
地元でもある放出の地域周辺の方々や、各地のビール好きな方々が気軽にビールを楽しく飲んでいただけるような空間をご提供することにより、何気ない日常に感謝し、みんなで祝い楽しんでいたけるようなビールをこれからも作っていきたいです。
放出醸造所 祝日麦酒
〇住所:〒538-0044 大阪府大阪市鶴見区放出東3丁目22-3-C6〇営業時間:
[火~金]17:00~23:00
[土日祝]14:00~23:00
〇定休日:月
〇Instagram:https://www.instagram.com/shukujitsu_bakushu/
【5月3日提供開始】小田原ガレージブリューイング(神奈川県)
小田急線小田原駅から徒歩7分の場所にある「小田原ガレージブリューイング」。毎日飲めるような、すっきりした味わいの“小田原らしいビール”を目指して醸造しているブルワリーです。
2階にはスタンディングのタップルームがあり、フードメニューが限られているため、ワンドリンク注文すれば持ち込みも可能です。また、定期的に音楽イベント等も開催されています。
小田原でブルワリーを創業した理由は、コロナで落込みはしているものの、年間600万人(平成30年)を超える観光客が訪れていた「小田原」の近隣にビール醸造所が少ないことと、ブルワーが学生時代を過ごした思い入れのある街だということ。
地元の完全無農薬果物を使用したビールを定期的に醸造しており、耕作放棄農地から譲り受けたものや、出荷用に適さないものを原材料として活用しています。
おすすめビール『JU-LOW(十郎梅セゾン)』
小田原の特産品である「梅干」の原料となる、完熟の十郎梅を使用した、酸味とセゾン特有のスパイシーさを感じられるセゾンビール。梅の香りがしっかりと漂い、アルコール度数7.5%ながらも、度数の高さをあまり感じさせないドライな仕上がり。
ビールの内容を語るのは嫌いではありませんが、飲む場所や誰と飲むかが大切だと思っています。気の置けない仲間と楽しい時間を過ごすときに当店のビールがお供できたら最高に幸せです。
小田原ガレージブリューイング
〇住所:〒250-0011 神奈川県小田原市栄町3丁目5-18〇営業時間:
[平日]17:00~22:00
[土日祝]12:00~21:00
〇定休日:不定休
〇公式ホームページ:https://og-brew.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/odawara_garagebrewing/
【5月5日オープン】Maruko Brewing(埼玉県)
東武スカイツリーラインせんげん台駅から車で12分ほど。埼玉県春日部市赤沼にオープンした「Maruko Brewing」。もともと野菜や米、卵、味噌などを生産・販売していた株式会社 筒屋「たまごくらぶ」が業態変更したブルワリーです。
タップルームも併設しており、グラスでの提供や、ビンやグラウラー、ペットボトルでビールを販売する量り売りも行っています。
ビール造りのこだわりは、どのビールにも古代赤米で造った麹を使用していること。赤米の麹を使用することで、すっきりとした味わいと赤みを帯びた液色になります。
おすすめビール『あかマルコ』
赤米の特徴が存分に出ているのが「あかマルコ」。ビアスタイルはペールエールですが、赤米由来の赤みを帯びた液色が前面に出ています。華やかな柑橘香のするホップをドライホップして造られ、味わいはすっきりで飲みやすく、ほどよい苦みが特徴です。
造り手からの一方的な「商品」ではなく、お客様や地域が楽しくなるような交流を、ビール造りに取り入れていきたいと思っています。その為にも、ビールについてもっと知ってもらい、多様な飲み方・造り方を広げていきます。
■詳細記事:【新連載スタート】私がビール屋さんになるまで。地元でブルワリーを立ち上げた理由
Maruko Brewing
〇住所:〒344-0015 埼玉県春日部市赤沼704-2〇営業時間:毎週金・土・日 13:00〜17:30
〇公式ホームページ:https://marukobrewing.com/
〇Instagram:https://www.instagram.com/marukobrewing/
【5月8日提供開始】B.R.E.W.(福岡県)
地下鉄福岡空港線・大濠公園駅から徒歩2分の場所にある「B.R.E.W.」。閑静な住宅街かつ比較的高級住宅街の駅近裏路地にある隠れ家的な立地にあります。
お店のコンセプトは「街のビール屋」。ブルワリー併設のブリューパブで、お一人様から家族連れ、ペット連れ、大人数の宴会まで幅広いシーンで利用することができます。レギュラービールは固定せず、季節に合わせた新作を毎週リリース。オリジナルビールも常時5種類以上揃います。
「B.R.E.W.」のポリシーは、直営店販売のみだからできるしっかりとした味わいのあるビール造り。一方で、毎日気軽にたくさん飲んでもらいたいという願いのもと、ハイアルコールすぎず、料理に合うようなビールを目指しています。
また、常にIPA系は2種まで、イングリッシュスタイルとベルジャン系は1種ずつ。黒ビールや、フルーティーなものもそれぞれ1種ずつ置くなど、バリエーションのあるラインナップを心掛けています。
おすすめビール『オーバーフローIPA』
アイダホ7のクライオホップを大量に使用したヘイジーIPA。香りはパイニーで少しアーシー。オーツや小麦由来のなめらかな口当たりが特徴です。口当たりの苦みは控えめに、ヘイジー特有のボディ感も控えめ、アルコールも5.5%と控えめ。ヘイジーの甘さや味の濃さが苦手な人でも何杯も飲めてしまう絶妙なバランスのビールです。店頭で購入可能。
ビールは古来から敷居が低い庶民のお酒であり、楽しくたくさん飲むものだと思っています。当店は、「ブリューパブって料理も肝心なビールもあまり美味しいお店ないよね…」と思っている通な方々も間違いなく楽しめる、クオリティの高いビールとフードにてお待ちしております。近所にこんな店あったら毎日行ってしまう!と思ってもらえる店を目指しています。
B.R.E.W.
〇住所:〒810-0062 福岡県福岡市中央区荒戸1-2-5 イスト大濠 1F〇営業時間:
[月・火]17:00~23:00
[水・木]15:00~23:00
[金・祝前日]15:00〜0:00
[土]12:00~0:00
[日・祝]12:00~23:00
〇定休日:なし
〇Instagram:https://www.instagram.com/b.r.e.w.ohori/
【5月9日提供開始】信楽高原ビール(滋賀県)
新名神高速道路/信楽ICから車で7分の場所にある、ゴルフ場「ローズゴルフクラブ」。その施設内にあるのが「信楽高原ビール」です。醸造されたビールはゴルフ場のレストランやコンペルームなどでいただくことができます。
約5年前にゴルフ場運営というかたちで信楽との縁が始まり、おととしにはグランピング施設も開業。宿泊施設を開始したことで観光客も増えたことから、「食」へのこだわりを強化したいと考えるようになり、そのなかでビールの醸造もスタートしたそうです。
スポーツ施設であるゴルフ場なので「スッキリとゴクゴク飲める」をコンセプトにしたビールづくりを心掛けているそうで、軽めで飲みやすいドイツのケルシュや、IPAほど濃くない華やかなアメリカンペールエールを醸造しています。
おすすめビール『良訳麦酒 アメリカンペールエール』
私自身もビールが好きで、大手のビール会社では出来ないものを目指して造っていけたらと思っています。いろいろな味をみんなでワイワイと飲んでいただきたいですね。
信楽高原ビール
〇住所:〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨1532-2〇営業時間:7:00~
〇定休日:1月1日
〇公式ホームページ:https://www.rose-golfclub.com/〇Instagram:https://www.instagram.com/rosegolfclub/
【5月23日提供開始】岸和田ビール(大阪府)
南海電鉄の岸和田駅から車で10分の場所にある「岸和田ビール」。
もともとは1946年創業の「鏡板(かがみいた)」製造メーカーですが、大手ビールメーカーで使われる醸造タンクに同社の鏡板が使用されていたという経緯から、「タンク製造」をお題にした社内コンテストを開催。それをきっかけに、社長の「自分たちの作ったビールタンクでビールを作り、そのビールをみんなで飲もう!」という発想と岸和田への恩返しがしたいという思いで「岸和田ビール」が誕生しました。
施設内では試飲室などの整備が行われており、今後、世界に一つしかない円錐形の発酵タンクと球形の熟成タンクを見ながら、できたての岸和田ビールを飲むことができるようになるそうです。
「岸和田ビール」では、『鐵工(てっこう)』『黒鐵(くろがね)』『白鐵(しろがね)』の3商品がラインナップ。商品名からは、鐵工所のどっしりとしたのどごしを想像する人も少なくないそうですが、イメージとは逆に軽やかな飲みやすい味わいです。
「鐵工」は小麦粉を50%以上使用し、一般的なエールタイプよりも柔らかな口当たり。「黒鐵」はコクのある黒ビール、「白鐵」はより軽やかで飲みやすいライトエールです。
おすすめビール『鐵工』
全体的にバランスの取れた爽やかなのどごしの⼩⻨エール。麦芽は小麦麦芽含め4種類、ホップはカスケードホップ、シムコーホップなどを使用しています。アルコール度数は5.0%。株式会社北海鉄工所・クラフトビール室のほか、セブン-イレブン岸和田宮本町店・和泉大宮駅前店、ふるさと納税などでも購入可能です。
元々自分はビール好きであり初めての経験でしたが、醸造を学び実際に造ることでビールの奥深さを知り、日々精進しています。皆様に美味しいと言っていただけるビールを造っていきますので「岸和田ビール」を一度飲んでみてください。「こんなビールを造ってほしい」「こうやって飲むとおいしいよ」などご意見・ご感想をいただければ幸いです。
【5月27日提供開始】油伝麦酒(栃木県)
蔵の街として知られる栃木市の伝建地区、嘉右衛門町にある「油伝麦酒」。1781年創業の老舗味噌屋「油伝味噌」が手がけるブルワリーです。
施設内には、明治後期の建物を改装した和風の飲食スペースや、登録有形文化財を眺めながらのんびりできる縁台などがあり、まるでタイムスリップしたかのような歴史を感じる空間で一休みしながら、味噌田楽とビールを楽しむことができます。
地域活性化や観光客へのPR、栃木市・嘉右衛門町にまだないものをつくりたいとの思いでクラフトビールの製造に取り組んだという「油伝麦酒」。街を散策する観光客や地域住民が休憩がてら気軽に飲めるようなビール造りを目指しています。ビールには栃木市産の大麦のほか、自社製造の味噌も使用しているそうです。
おすすめビール『カエモンエール』
モルトとホップのバランスが良いすっきり系のペールエール。原材料に味噌を使用しています。喫茶スペースで提供している味噌田楽にあわせて、何杯でも楽しめるような味わいです。アルコール度数は5.0%。9月からは缶での販売が予定されています。
昔ながらの建物の内部を改装し、最新設備を入れた工場でつくるビールというギャップも面白さの一つだと思います。今後少量生産の限定ビールなども作っていきます。缶での販売等の情報も併せてSNS(Twitter・Instagram)でお知らせしているのでチェックしてみてくださいね!創業242年目の新しい挑戦を応援して頂けたら嬉しいです。
油伝麦酒
〇住所:〒328-0072 栃木県栃木市嘉右衛門町5-27〇営業時間:
[平日]飲食11:00〜15:30 販売 10:00〜16:00
[土日祝]飲食 11:00〜16:30 販売 10:00〜17:00
〇定休日:なし
〇公式ホームページ:https://abudenmiso.wixsite.com/website
〇Instagram:https://www.instagram.com/abuden_official/
【6月8日提供開始】Teenage Brewing(埼玉県)
JR八高線の明覚(みょうかく)駅から徒歩約12分の場所にある「Teenage Brewing(ティーンエイジブルーイング)」。「bekkan」という名前のタップルームを併設している、音楽家であり代表の森大地さんが立ち上げたブルワリーです。
コロナ禍に入った頃、人生を見つめ直す機会があり、「これまでの人生はレースのようだったけれど、もっと何か違う価値観を追求したい」「自分が本当に作りたいものを作ろう」と考えた結果、ビール醸造家というビジョンが頭に浮かんだといいます。
「凄いアルバムを聴いたときの感動と凄いビールを飲んだときの感動は一緒なのではないか。それに、音楽で培ってきた感性ビールづくりの大きな武器になる」と確信した森さんは「音楽はビールだ。」という気づきを経て、ビールづくりプロジェクトを始動。2023年4月に埼玉県ときがわ町に醸造所を立ち上げ、6月8日より自社醸造のビールの提供を開始しました。
初醸造ビール『Teenager』
Teenageの記念すべき初醸造のビール「Teenager」。“ティーンエイジ”を思わせる爆発的な初期衝動を詰め込んだ濃厚なDDH IPA(※)。甘くてほろ苦い、十代のあの頃の記憶を思い起こさせるような味わい。ホップはMosaic、Mosaic Cryo、Galaxy、Columbus。桃やオレンジ、マンゴー、グレープフルーツを思わせるトロピカルなアロマが特徴です。ペアリングミュージックは、Teenage Fanclub「Bandwagonesque」。
※DDH=ダブルドライホップ
私たちは既成概念にとらわれない自由な創造性と、10代の頃にあった恐れを知らない飽くなき探究心で、クラフトビールを通し、新しい驚きと感動を創る、大袈裟に言ってしまえば、人生を変えてしまうほどに「心が動く体験」を本気で志し、提供し続けることを目指しております。私たちの造る一杯が、みなさまの五感と感情を揺さぶる一杯になるなることを心より願っております。
■詳細記事:音楽家がつくるビール!ときがわの風が通る空間Teenage Brewing / Taproom "bekkan"へ行ってきた
Teenage Brewing / Taproom "bekkan"
〇住所:〒355-0355 埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1〇営業時間:
[水・木]11:00~15:00
[金〜日]11:00〜20:00
〇定休日:月・火
〇公式ホームページ:https://teenage.jp/
〇Instagram:https://www.instagram.com/teenage_brewing/
【6月17日オープン】Utsui Brewery(山口県)
山口県下関市内日(うつい)地区にある「Utsui Brewery」。周囲は山々に囲まれた自然豊かなロケーションです。
併設のタップルームには6つのタップがあり、店内はスタンディング形式で約20名ほど入ることができます。タップルームは現在、月1回程度オープンしているので、SNSなどで確認してみてくださいね。
障がい者の就労支援を行うなかで、発案当時(令和元年)は下関市内にクラフトビール醸造所が無かったため、利用者の収入の向上とやりがいの創出、地域活性化を目的としてブルワリーをスタート。
クラフトビールの認知度がそこまで高くない地域のため、飲みやすい定番のビアスタイル3種(ペールエール、ヴァイツェン、IPA)を醸造しています。ビールには事業所で栽培しているコシヒカリやホップを一部原料として使用しているそうです。
おすすめビール『VACAN CRAFT01 Rice』
下関市内の内日産コシヒカリを使用したペールエール。クラフトビールが初めての人でも飲みやすく、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。苦みは控えめですっきりとした味わい。アルコール度数は5.5%。醸造所やオンラインショップで購入可能です。
クラフトビール好きな方はもちろん、初めて飲む方にも飲みやすい、美味しいと言って頂けるよう醸造に取り組んでいます。お好きな料理やおつまみと一緒に下関発のクラフトビールを楽しんで頂きたいです。
Utsui Brewery
〇住所:〒750-0251 山口県下関市大字内日下1076〇営業時間:Instagramで告知
〇Instagram:https://www.instagram.com/utsuibrewery/
【6月17日提供開始】Keika Brewing(青森県)
青森県青森市の温泉街、浅虫にある「Keika Brewing」。代表兼ブルワーが花火師も務めており、花火大会などで古くからこの土地に縁があったといいます。
旅行者と地元客をつなぐハブのような場所を目指して、醸造所をオープンしました。ブルワリー内にはカウンター8席、テーブル席が1つ。海と山に囲まれた、自然豊かなロケーションでビールを楽しむことができます。
「地域と一緒に在り続ける」をテーマに、地元の食やライフスタイルにマッチするビールを醸造しているKeika Brewing。厳選した原料には、地域産のものを取り入れ、クラフトビールに慣れ親しんでいない人でも飲みやすい、飲む人に寄り添った丁寧なビール造りをしています。
記憶に残る香り高さと、飲み飽きないドリンカビリティを併せ持った味わいがこのブルワリーの特徴です。
おすすめビール『蛍火(けいか)』
グレープフルーツやライム、メロンの香りをまとったペールエール。心地よい苦みもありつつ、飲みやすさを重視したドリンカブルな一杯です。アルコール度数は5.5%。蛍火醸造タップルームで購入が可能です。
温泉街の浅虫地域とともに在り続けるために、当醸造所で作るビールは、そこにいる人やその人の生活に寄り添う、引き立て役でなければならないと思っております。地元の方々には、小旅行気分で気軽に立ち寄り、日常の中の小さな晴れを感じて欲しいですし、観光客の方々には、当地の風土や文化、そしてその中から生まれた成り立ちも含め、味わっていただきたいと思います。
Keika Brewing
〇住所:〒039-3501 青森県浅虫蛍谷64-15〇営業時間:12:00~20:00
〇定休日:月
〇Instagram:https://www.instagram.com/keika_brewing/