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大野智とドラマ共演・マシンガンズ西堀亮 嵐ファンの温かみ実感


 4月からスタートし、現在放送中の日本テレビドラマ「世界一難しい恋」(毎週水曜・22時〜)に蛭間太陽役としてレギュラー出演しているお笑いコンビ・マシンガンズの西堀亮が、ドラマの舞台裏を赤裸々に語った。

 主演を嵐の大野智、ヒロインを女優の波瑠が務めている同ドラマ。大野は有名ホテルズチェーン・鮫島ホテルズの社長役、波瑠は中途採用で入社した社員役を演じており、2人は考え方や立場を超えて恋を成熟させるというラブコメディ作品である。西堀の役どころとしては、社長室企画戦略部の主任で、「口悪い」、「長い物には巻かれる」、「お調子者」という三拍子揃った役。劇中では、セリフ量も多く、大野とも数多く共演する場面もある。

 西堀は、「役柄は、普段の自分そのまんまですね。制作スタッフがスゴい配慮してくれて、だから何にも装飾してないありのままの感じで演じている。すごく有り難いです」と素の自分と役が完全に一致しており、非常に演じやすいと明かした。

 ただ、今までドラマにはちょい役での出演はあるものの、ここまでしっかりした役を貰ったのは初めてだった西堀。「本当にブルブル震えて緊張していますよ。ただ、ずっと漫才やっているので、あがっていないフリは得意です。だからバレてないかも!?」とぶっちゃけた。しかし、現場では救われているという。「現場の雰囲気がスゴく良くて、みなさん本当に優しくしてくれます。共演者、スタッフも話しかけてくれるし。『ピリピリした現場だったら怖いなぁ』って思っていたんですけど、全然そんな事なくて、対人関係ではストレスゼロ」と笑顔を見せた。

 カメラが回っていない場所では、共演者の大野や波瑠とも会話を交わしているのだろうか?
 
 「多少ですよ。言葉を交わしたりはしてますね。ただ、『うぁ、嵐だ!』とか、『あっ!! 波瑠ちゃんだ!』みたいな感覚があって、もう素人丸出し。大野君との2人のシーンは、嬉しすぎて家に帰って50回ぐらい観ています。画面に大野君と俺が収まっているっていうのが、たまらないですよね。たぶん、俺があの一番ドラマ観てるんじゃないかな!?」と打ち明けた。

 西堀の言葉を聞いていると、非常に雰囲気の良い現場だと認識できる。さらに西堀は、劇中で多々共演する丸田潤役の若林誠、松若笹広役の札内幸太、白浜吾郎役の丸山智己、音無静夫役の三宅弘城、三浦家康役のジャニーズWEST・小瀧望の男性社員メンバーと食事に行ったことも告白してくれた。

 「みんな、いつも同じシーンだから、自然と仲良くなっています。ある時、収録が昼過ぎに終わったことがあって、その後にみんなでご飯食べて、さらにカラオケに行ったんですよ。しかも、その日がちょうどオンエア日だったので、みんなでドラマ鑑賞しました」と激白。特に小瀧を可愛がっているようで、「すごく可愛いくて、性格が良くて。なんか、お笑い芸人って性格がちょっと捻くれているヤツが多いじゃないですか!? シンプルにカッコ良く生まれてきた子って、嫌みがなくて、爽やかでいいなって思って」と絶賛した。

 ただ、気になるのは、そもそも、なぜ西堀が出演する事になったのだろうか? 

 「俺は芸人としてまだまだ売れていないのに、なぜかドラマに出演するという、今までにないパターン。だから、誰が勇気あるって、選んでくれた方がスゴいですよね」と自身も驚いている事を明かし、さらに「俺をキャスティングした理由をほとんど教えてくれなくて…。結構、制作側の人達も、『何で? アイツなの?』っていう状態だったらしいです」と明かした。

 ドラマ出演に際しては、オーディションも一切なく、いきなり西堀のご指名だったようで、実際にオファーを受けた時の心境について、「最初に考えたのが、何で俺クラスにドッキリ仕掛けるんだろうって。ドッキリなんじゃねぇかなと思ったんですけど、俺をドッキリにかけてもなって思って、俺の中で却下になったんですよ。その次に考えたのは、シンプルに嘘かなって」と笑いながら吐露。ただ、衣装合わせや打ち合わせなど、具体的に話が進むに連れて、ようやく現実を受け止めたという。「今回みたいに役を頂いて、セリフもしっかりあって、毎週出演するっていうのは初めてですので、ビックリしてますよ」と語った。

 今では芸人がドラマや映画に出演する機会も多く、一般的なキャスティングとして世間にも浸透しているが、一部では芸人がドラマに出演する事に対して、「俳優気取り」「天狗状態」などと批判する風潮もあるが…。

 西堀はそんなこともお構いなしに、「俺は確実に天狗になっています!」と堂々と宣言。「特に今まで何もなかったヤツが、急にスポットライト浴びて調子こくじゃないですか、俺はまさにそうなんですよ。やっぱり怖いモノで、現場にいるとその気になってしまいますよね」と激白した。西堀の周囲にいる芸人、特に同じ事務所(太田プロダクション)の先輩・有吉弘行からも実際にラジオ番組でイジられ、話題を呼んでいる。また、妻からは「俺が家でセリフ覚えるじゃないですか!? そしたら嫁が『気持ち悪い』って言うんですよ。役者気取りで、セリフ覚えているのが、腹立つんですって」とボロクソだったようだが、西堀自身も「天狗状態」と認めているため、特に嫌な気分はなかったという。

 もし、今回のドラマで西堀の演技が評判されれば、今後も俳優としての仕事が増えるかもしれない…。「仕事が来たら何でもやります。全く初めての経験じゃないですか? だから、今は楽しみながらやってますけど、お話があればそりゃ、やりたいですよ」とヤル気を漲らせていた。

 地上波放送で、しかも超人気グループ・嵐の大野が主演、さらにNHK朝の連続小説「あさが来た」(2015年下半期)でヒロインを務め、大ブレイクしている波瑠も出演。各方面から注目を浴びている作品なだけに当然、視聴者やファンからの反響も大きいだろう。

 「ドラマ出演してから、ツイッターのフォロワーが増えましたよね」と嬉しそうに明かした西堀。ただ、“ある出来事”に驚いているという。

 「嵐の大野君のファンが俺をフォローしてくれて、その中でも嵐ファンの方達が温かいと思ったのが、例えば自分が番組告知のツイートをするじゃないですか、そしたら『宣伝してくれてありがとうございます』ってお礼の反応がくるんですよ。良いファンですよね」と明かした。ただ、肝心のマシンガンズのファンからはツイッターへの反応は特になかったようで、「こんなもんですよ…」と苦笑い。マシンガンズらしいオチだった…。

 最後に「新しいことにチャレンジして、必死にもがいている自分を見て欲しい」と猛アピールした。

【記事提供:リアルライブ】
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