【帰ってきたアイドル親衛隊】まだ11歳だった私に河合奈保子がかけてくれたひと言
1980年はアイドル界が大きく動いた年である。山口百恵が引退し、松田聖子のデビューがあり、本格的なアイドルブームが到来する時期であった。その松田聖子の同期には、田原俊彦・河合奈保子・岩崎良美・三原順子・柏原芳恵などがいる。その中で私が最初に出会ったのは河合奈保子だった。河合は80年6月1日に『大きな森の小さなお家』でシングルデビューするのだが、発売から数日後に日本テレビで初対面することになった。まだ11歳だった私は、朝の子供番組『おはようこどもショー』(日本テレビ系)に出演することになり、この時のゲストが河合だったのだ。
この番組は小学生を対象にした『ちびっこのど自慢』であり、スタジオに集まった100人の子供の中から選ばれた数人がその場で歌える番組である。その時にデビューしたばかりの河合が審査員として出演。しかもその場で歌える数人に私が選ばれて、11歳でテレビで歌を披露することになった。この時に歌った曲は、シャネルズの『ランナウェイ』。なぜこの曲を選んだか良く覚えていないが、凄い緊張感の中で何とか歌いきることができた。
歌い終わり、審査委員長だった加瀬邦彦には、いきなりボロクソ言われてしまい凹んでしまったが、その後の河合が「元気があって良かったです」と救われるコメントを言ってくれた。今に思うと私を傷付けないようなコメントだが、こんな優しい言葉を掛けてくれたことで、一気に河合が気になる存在になってしまった。
そこから一気に河合熱も上がり、音楽祭などの公開収録には頻繁に通うようになっていた。デビューした翌年10月、NHKホールで『レッツゴーヤング』(NHK)のリハーサル中に、4メートルもあるセリに転落してしまい、腰椎圧迫骨折を負ってしまった。『レッツゴーヤング』は私も頻繁に観に行っていた番組だったが、この日はたまたま行かなかったので、詳しい情報がほとんど私には伝わっていなかった。翌日のスポーツ新聞を見ると、大変なことが起きた事実を知ることになった。それからケガをしながらもコルセットを付けて休むこともなくアイドル活動をしていた河合のすごさは多くのファンに感動を与えてくれた。この年、『NHK紅白歌合戦』に初出場した。
以降も河合人気は不動になり、アイドル雑誌の付録のポスターには、河合の登場率が異常に高くなり、そのポスターを欲しさに買うアイドルファンも急増。当時二大アイドル雑誌と呼ばれていた『明星』と『平凡』は、アイドルファンのバイブルとなっていた。誰もが両方とも欲しかったのだが、ガキの小遣いでは一冊が精一杯だったので、自分が『平凡』、姉が『明星』を買ってシェアをして何とか両方を見ることにしていたのだ。
河合人気は止まることはなく、私が『ザ・トップテン』(日本テレビ系)を観に行った時、2階の最前列で観たのだが、この時に「なおこちゃ〜ん」とコールを連呼していたら笑顔で返事をしてくれたので、この高まりは今でも忘れられないイイ思い出になっている。
アイドルとして絶頂期を迎えたが、1986年に大きな転機が訪れた。23歳になったばかりの頃に『ハーフムーン・セレナーデ』というシングル曲を発売したのだが、この曲から自ら作曲を手がけるようになり、これまでのアイドルソングとは違い、しっとりと聞かせるバラードソングだった。この曲以降はほとんど河合が作曲をするようになった。しかしこの『ハーフムーン・セレナーデ』を最後に『紅白歌合戦』の連続出場や2ndシングル『ヤングボーイ』からランクインしていた『ザ・ベストテン』にも選ばれることが無くなってしまった。
アイドルの晩年と言っては失礼だが、この当時に私はフジテレビで、ある番組の前説をしていたことがあり、その時にフジテレビの食堂で河合を見かけたのが本当に嬉しかった。しかしこの時を最後に河合とは25年以上も会っていない。現在は結婚してオーストラリア在住で二児の母になっているそうだが、娘がKahoの名でシンガーソングライターとして日本デビューを果たしている。河合本人も機会があればもう一度歌ってみたいようなことを言っているみたいなので、もし本当にそんな時が来るならば全身全霊で河合奈保子を応援したいと思う。
(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)
【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
【記事提供:リアルライブ】
明石家さんま「朝丸兄さん」「ちょっと早いよな」「もう1回会いたかった」 ざこばさんしのぶ
【ソフトバンク】右手捻挫の近藤健介、ド根性の先制&決勝3ラン「まだ痛い」ハイタッチ左手のみ
【ソフトバンク】小久保監督“ギータ2世”笹川吉康ら活躍に「技術上がっている証拠」/一問一答
【日本ハム】水谷瞬、史上初の交流戦全試合安打達成ならず 連続試合安打も15でストップ
【C大阪】毎熊晟矢スタンドから最後の試合観戦 週明けに渡欧しオランダ1部AZと正式契約予定
和田アキ子、ゲスト59歳大物歌手の声を大絶賛「いい響き。セクシーよ」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【阪神】打線改造実らず2連敗でBクラス転落、8安打放つも2得点止まり 岡田監督「点取らな」
【J2】横浜FC小川慶治朗がリーグ通算2万4千号を含む2得点で勝利貢献 鹿児島9戦ぶり白星
櫻坂46「BACKS LIVE!!」8月開催へ 初センター石森璃花「もっと強くするための」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
三上悠亜、整形したことを事後報告でネット騒然「素っぴんが美しすぎる」「大半を既にいじっておいて今更」
柏原崇(45)現在を調べてみた結果、相変わらずかっこよすぎた!
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
矢口真里、中学時代の写真公開「やっぱアイドルな人は、違うわ」ネット騒然
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
柏原崇(45)現在を調べてみた結果、相変わらずかっこよすぎた!
三上悠亜、整形したことを事後報告でネット騒然「素っぴんが美しすぎる」「大半を既にいじっておいて今更」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
YouTuberジュキヤの動画企画が大炎上「普通に痴漢」「気持ち悪すぎ」
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
明石家さんま「朝丸兄さん」「ちょっと早いよな」「もう1回会いたかった」 ざこばさんしのぶ
【ソフトバンク】右手捻挫の近藤健介、ド根性の先制&決勝3ラン「まだ痛い」ハイタッチ左手のみ
【ソフトバンク】小久保監督“ギータ2世”笹川吉康ら活躍に「技術上がっている証拠」/一問一答
【日本ハム】水谷瞬、史上初の交流戦全試合安打達成ならず 連続試合安打も15でストップ
【C大阪】毎熊晟矢スタンドから最後の試合観戦 週明けに渡欧しオランダ1部AZと正式契約予定
和田アキ子、ゲスト59歳大物歌手の声を大絶賛「いい響き。セクシーよ」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【阪神】打線改造実らず2連敗でBクラス転落、8安打放つも2得点止まり 岡田監督「点取らな」
【J2】横浜FC小川慶治朗がリーグ通算2万4千号を含む2得点で勝利貢献 鹿児島9戦ぶり白星
櫻坂46「BACKS LIVE!!」8月開催へ 初センター石森璃花「もっと強くするための」