
落語家桂吉弥(54)が26日、大阪市の国立文楽劇場で開幕した上方落語の祭典「第6回大阪落語祭」の口上に登場した。
口上には期間中、東西の金看板が出演する「立秋大吉寄席」全10公演でトリを務める笑福亭喬若、林家菊丸、桂春蝶、月亭方正、桂米紫、吉弥、桂かい枝、桂南天、笑福亭銀瓶、笑福亭鉄瓶が登場し、笑福亭仁智が司会を務めた。
吉弥は「今年は彦八まつりの実行委員長をやらせていただきました、ドラマで桂米朝役を。こら、狙うは上方落語協会会長やなと。しかし、仁智師匠もお元気でございますから」と同職に就く仁智の目の前でニヤリ。仁智の「どういう意味や、それ」とのツッコミもどこ吹く風で「そやから、もうちょっと高く目標を持ちまして、上方落語協会、東京の落語協会、落語芸術協会すべてをまとめた“落語統一教会”の会長を目指します」とジョークを飛ばして、笑いを誘っていた。
大阪落語祭は31日まで。東西の落語家総勢85人以上が出演する。