八代英輝弁護士、自民議員に「自身の人事とかを考えてこの先のことを考えるのは情けなさすぎ」

八代英輝氏（2012年7月撮影）

国際弁護士の八代英輝氏が22日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。自民党総裁選の前倒し要求に、総裁選挙管理委員会が要求した議員名を公表する検討をしていることについて、私見を述べた。

「国会議員の皆さんに関しては国民からの負託を受けてなられている。記名か無記名か、ご自身のポストとか人事とかを考えてこの先のことを考えるのはちょっと情けなさすぎるんじゃないかな」とあきれた。

党内には「石破おろし」がくすぶって、分断が進んでいる。ここで石破首相の退陣が実現すれば、立役者となった国会議員には「論功行賞」がある。逆だと「冷や飯」を食わされる。そんな状況に「石破さんの（総裁としての）任期は2027年の9月末まで。その間に自分が干されるとかで動いているとすれば、自民党の改革はまだ遠いんじゃないかなとみえてしまう」と、国民無視の姿勢を批判した。

これには政治ジャーナリストの田﨑史郎氏も「自民党議員1人1人が問われていることなんですよ。1人1人の判断で、実際に公表されますから。我々が見ることができる良さはあります」とコメントしていた。