
落語家の笑福亭鶴瓶(73)が17日放送されたフジテレビ系特番「鶴瓶サンドウィッチマンの夏旅」に出演。かつて東京進出時に番組がコケ続けていたころ、ビートたけしが“援護”してくれた言葉を紹介した。
今回が第7弾となる同番組では、ゲストに女優中条あやみを迎え、鶴瓶とサンドウィッチマンが上京した際の都内ゆかりの地などを訪れる企画が放送された。
鶴瓶はかつて住んだ東京・半蔵門の飲食店で一行とトーク。かつて東京に進出しゴールデンタイムで2つ自身の番組を持ったが、いずれも短期で打ち切りになった話などを振り返った。
ほかにも短命で終わった自身の番組をあげるなどし、当時週刊誌に「東京進出失敗」などと書かれたことも明かした。そうした、番組が失敗続きだったころ、たけしが鶴瓶をかばってくれていたという。
鶴瓶は「(当時)たけし兄さんが、ある制作会社の社長を呼んで、“鶴瓶を大阪に帰しちゃダメだよ”って言ってくれたの。それはほんまに、その社長から聞いた。“(たけしからそう)言われた”と。で、おれ(たけしと)、一緒に会った時に、(たけしに)“そんなこと言ってくれはったんですね?”と聞いたら、(たけしは)“言ってないよ、そんなの”と。でも言うたよ、絶対に。だから、そういう人たちがみんな援護してくれたいうかね」とたけしへの感謝の思いを口にしていた。