落語家の笑福亭鶴瓶（73）が17日放送されたフジテレビ系特番「鶴瓶サンドウィッチマンの夏旅」に出演。かつて短命に終わった番組で共演した人気タレントが、号泣したエピソードを明かした。
今回が第7弾となる同番組では、ゲストに女優中条あやみを迎え、鶴瓶とサンドウィッチマンが上京した際の都内ゆかりの地などを訪れる企画が放送された。
鶴瓶はかつて住んだ東京・半蔵門の飲食店で一行とトーク。鶴瓶が若い頃東京進出に失敗した話題になり、その流れで、自身が担当した短命番組を含めたリストも公開された。
その中に98年に放送されたが、SMAP時代の草なぎ剛と組んだ冠番組、わずか約2カ月で終了したテレビ朝日系「鶴瓶・草なぎの夢中宣言『がんばります。』」が含まれていた。鶴瓶は同番組について「草なぎと一緒にやってたのがあったけど、2カ月かなんかで終わったから。あいつ（草なぎ）、泣いたんや。“ごめんなさい”言うて。（鶴瓶はその時）“お前気にするな。（打ち切りの原因は）俺や”と。“俺が芯になってんのやから、とにかくお前、これから頑張ったらいいやんか”って。バラエティー初めてやったからな」と振り返った。
そして鶴瓶は「それであいつ（草なぎ）、（番組終了後）2カ月くらいでユースケ（・サンタマリア）と番組始めたの」と、その後長年続いたテレビ朝日系「『ぷっ』すま」に言及。
「（草なぎは）俺（との番組）が終わって、ユースケとやって、（番組人気が）はねたの」と自虐的に話した。伊達みきおからすかさず「じゃあやっぱ、（2カ月で打ち切りの原因は鶴瓶）師匠だったんですね」と突っ込まれると、鶴瓶は苦笑してうなだれ「全くその通り…」と笑いを誘っていた。
