
落語家の笑福亭鶴瓶(73)が、17日に放送されたフジテレビ系特番「鶴瓶サンドウィッチマンの夏旅」に出演。80年代に東京進出した当時に出演した番組の“驚愕のギャラ”を告白した。
今回が第7弾となる同番組では、ゲストに女優中条あやみを迎え、鶴瓶とサンドウィッチマンが上京した際の都内ゆかりの地などを訪れる企画が放送された。
鶴瓶はかつて住んだ東京・半蔵門の飲食店で一行とトーク。大阪でレギュラーを多数持っていた時期に、東京でゴールデンタイムの自身の番組を2つ持つことになった話を振り返った。1つはフジテレビ系「オレたちひょうきん族」(81~89年)の裏番組、もう1つは日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(85~96年)の裏番組と、いずれも激戦時間帯だったという。
鶴瓶は当時を振り返り「リアルな話、大阪のギャラなんて(当時)安いですけど、こっち(東京の)ギャラは(当時)1本130万円だったんです。ゴールデン(タイム)ね。それを2本やってたから、月8回ですよね。だからもう、すごいお金やん」と話すと、中条はその収入に驚き「なんじゃそりゃ…」とこぼした。
しかし鶴瓶は「でも…3カ月ぐらいで終わってもうた」といずれの番組も短命で終わったことを明かし、笑いを誘っていた。「ひょうきん族」も「元気が出るテレビ」もビートたけしがメインの番組だったが、鶴瓶は「(たけし)兄さんにもよく言うんだけど、週刊誌に(当時)“たけしを潰す男”みたいに書かれて。でもめちゃくちゃ(たけしに)潰されて。週刊誌に“東京進出失敗”って書かれて…」と自虐ネタでさらに笑いをとっていた。