
宝塚歌劇団花組トップ永久輝せあが主演する「悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~」「愛,Love Revue!」(16日~9月28日)の通し舞台稽古が15日、東京宝塚劇場で行われた。終了後、永久輝と相手娘役の星空美咲が取材に応じた。
「悪魔城-」は人気ゲームが原作で、永久輝は、ドラキュラ伯爵と人間を両親に持つ主人公を演じる。「ロマンも詰まっておりますし、優しさと強さを両方持った魅力的な人物」と話した。
ゲームファンにも話題の舞台化で、宝塚大劇場での公演を振り返り「男性のお客さまがとても多いと実感しました。そして風のうわさでは、男性用のお手洗いに行列ができたという。宝塚の公演では、なかなか珍しいのではないかなと、とてもうれしく思いました」と語った。
ゲームでの人気曲を歌唱する場面もあり、永久輝は「メロディーが本当に神秘的で、そして荘厳。曲の力を借りながらお芝居の世界に没入できる感じがとてもすてきだと思っています」とした。
星空は、小さいころからバンパイアものが好きで小説をよく読んでいたそう。「今回バンパイア(の作品)だと聞いて、すごくうれしかったです。宝塚の男役さんが舞台上でバンパイアとしていらっしゃるのを見ると、本当に人間じゃないように見える…すごく宝塚と相性がいいかなと思います」と笑みを見せた。