
お笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳(50)が14日放送のMBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。13日に大阪・関西万博の来場者が帰宅できなくなった騒動について言及した。
13日夜、会場に直結する唯一の鉄道路線である大阪メトロ中央線が、電気系統のトラブルで運転を見合わせ、帰宅できなくなった大勢の来場者とスタッフが会場内で一夜を過ごした。気温の高さなどもあり、14日朝までに気分不良や熱中症の疑いで36人が救急搬送された。
会場に残った来場者のために、一部の海外パビリオンでは深夜に営業を再開し、スタッフがお菓子や飲み物を配布したり、来場者を盛り上げるなどしたところも。福田は「ありがたいですね。ああやって、みんなつらいからネガティブになりがちなところを、ああいう風に振るまってもらったことによって、のちのち『いい思い出やったな』っていうふうになりそうですけど」と話す。
ただ、「万博って朝から夜まで行くので、みんな平均2万歩ぐらい歩くんですって。10キロぐらい平均で歩いてて…。それ終わりで『やっと帰れる』ってなった時に、『うわっ帰れない』ってなった時のつらさは想像できないですね」と来場者を思いやった。
また、NEWSの小山慶一郎(41)は、協会側が災害に準じた対応をしたことについて「災害対応に切り替えてよかったでしょうし、皆さんが準備をしていたってことが大きいと思う」と述べた。
さらに、「海外パビリオンの対応、それによって国の様子も見られて、『オランダってこんな温かいんだ』って思ったんですけど。そういったことも、今後また起こりうることだと思うので、皆さんが準備するにはとても勉強になった日だったんじゃないか」とも語っていた。