
故坂本九さんの長女で歌手の大島花子(51)が12日、自身のブログを更新。父で歌手の坂本九さんが犠牲となった1985年(昭60)8月12日の日航機墜落事故を振り返り、現在の心境をつづった。
大島は「40年という数字は、数字に過ぎないにもかかわらずあまりに大きく、そしてもうそんなにという思いが交錯します。ですが一つ言えることはどれだけ時を経ても、悲しみや寂しさは消えることがなく、40年を経て、人の命の重みをますます強く感じるということです」と事故から40年を迎えた心境をつづった。
さらに「音楽を通じてたくさんの方と関わりを持ち、家族と幸せに暮らす日々も真実でありながら、悲しみが同時に共存することも知りました。別れを繰り返し人が大人になるなら、大人になんてなりたくないと思った幼かった自分に何か今言うとしたら、、その通りだねと共感しつつも、たくさんの愛があるからこそ別れの苦しさがあるんだよ。でしょうか」とこれまでを振り返った。
続けて「そんな40年を経た私も、まだまだ繰り返される何かとの別れにはまだまだ慣れません。常にそばにいるように感じる父、そしてたくさんの方に支えていただき今があることに感謝を改めて思う40年目の夏に。大島花子」と自身の名で投稿を結んだ。