
お笑いコンビ、爆笑問題が10日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜午後1時)に出演。ニッポン放送を出禁になった思い出を語った。
この日は放送作家の高田文夫氏がゲスト出演。同氏はニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で長くパーソナリティーを務めており、「昔からTBSとニッポン放送って仲が悪いよな。お互いの看板(出演者を番組に)出さないじゃん」とぶっちゃけた。田中裕二が「我々もニッポン放送、ずーっとしばらく出てなかった」と明かすと、太田光も「我々も出禁でしたからね」と同調した。
また太田が「先生のせいですからね。我々が出禁になったのは!」とクレームを入れると、高田氏は「俺がいなかった時に勝手なこと言っただけだよ、こいつが。生放送で」と苦笑い。高田氏が作家を務め、出演していたニッポン放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」に爆笑問題が代打出演した時のことで、田中は「たまたまある時(たけしが)『今日も休む』ってなって、急きょで。『代わりに誰がやるんだ』ってなって、その時若手でレギュラーを俺らやってたから」と自身たちが代役を務めることになった経緯を話した。
太田は「木曜1時って言ったら我々にとってはサンクチュアリだからね」といい、二つ返事で代役を引き受けたが、田中は「そこで太田さんが『たけしは死にました』って言ったんです」。太田は「『ビートたけしは亡くなっちゃいました』って言ったら。抗議の嵐だったな、あの時」と苦笑した。
田中は「『たけしさんのオールナイト』ってニッポン放送の中でも一番の看板番組ですから。それに対して若手が生意気な口きいたっていうんで、リスナーも怒るし、ニッポン放送の中の人たちも怒り出して」と当時を振り返っていた。