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池松壮亮、仲野太賀と会見前日も「豊臣兄弟」遅くまで撮影 戦後80年ドラマの「前哨戦ではない」


NHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」出演者会見に出席した、左から仲野太賀、池松壮亮、中村蒼(撮影・村上幸将)

池松壮亮(35)と仲野太賀(32)が8日、都内のNHKで開かれたNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」(総合、16、17日午後9時)出演者会見に出席した。2人は26年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で仲野が豊臣秀長、池松が兄の秀吉を演じるが、撮影は今年2、3月に行った「シミュレーション-」の方が先だった。池松は「6月に『豊臣兄弟!』(の撮影)をやっている。昨日も、ずっと遅くまでやったし…ね」と前日も撮影があったと明かした上で「決して、このドラマが『豊臣兄弟!』の前哨戦とは思わない」と語った。

「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」は、猪瀬直樹参院議員(78)が1983年(昭58)に出版したノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」が原案。出身官庁や企業から機密情報を集めて模擬内閣を作り、日本が米国と戦った場合のあらゆる可能性をシミュレートした、実在の総力戦研究所に着想を得たドラマ。“圧倒的な敗北”の結論を手にした若者たちが、開戦へ突き進む軍や本物の内閣と対峙(たいじ)する物語で、実在した総力戦研究所に着想を得たが、所長と関係者はフィクションとして描いた。

池松は劇中で、同研究所に突然、招集された産業組合中央金庫(現・農林中金)の調査課長で、東大法学部を首席で卒業したエリートの宇治田洋一を演じた。模擬内閣では内閣総理大臣に指名され、厳しい現実を知り「開戦を避けるべき」と動き出す役どころ。仲野は宇治田と同じ民間出身で、同盟通信社政治部記者の樺島茂雄を演じた。模擬内閣で内閣書記官長兼情報局総裁を担当。はじめは宇治田の消極的態度を批判的に見るが、次第に彼の苦悩を理解し戦友のような絆を感じていく役どころだ。

池松と仲野は近年も、脚本・編集・演出を担当した映画監督の石井裕也氏(42)の23年「愛にイナズマ」と24年「本心」の2本の映画で共演している。池松が「他にも太賀さんとは、たくさんの作品で向き合ってきましたし。今回の作品はテーマがテーマな分、懸命に願いを込めて1つの作品を一緒に作るという経験を、大河ドラマで兄弟役を演じる前にできことは、また大きなものが積み上がったなと」と口にした。仲野も「全く同意見です」とうなずいた。

池松は「どうですか?」と話を向けると、陸軍少佐の高城源一を演じた中村蒼(34)は「ちなみに『べらぼう』と並行していて」と、放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)と撮影を並行したと明かした。中村が「三男とかがいれば」と「豊臣兄弟!」の出演にも意欲を見せると、池松は「これから、登場予定かも知れません」と言い、笑った。

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