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仲野太賀、池松壮亮主演ドラマで父中野英雄と本格初共演「不思議な感覚」撮影前日父子初サシ飲み


NHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」出演者会見に出席した仲野太賀(撮影・村上幸将)

仲野太賀(32)が8日、都内のNHKで開かれた、池松壮亮(35)主演のNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」(総合、16、17日午後9時)出演者会見に出席。同作で、父の中野英雄(60)と本格的に初共演を果たした思いを聞かれ「マジかぁ…と思った。(演じてみて)不思議な感覚になった」と率直に口にした。また撮影前日に、父子で初めてサシで飲んだことも明かした。

「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」は、猪瀬直樹参院議員(78)が1983年(昭58)に出版したノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」が原案。出身官庁や企業から機密情報を集めて模擬内閣を作り、日本が米国と戦った場合のあらゆる可能性をシミュレートした、実在の総力戦研究所に着想を得たドラマ。“圧倒的な敗北”の結論を手にした若者たちが、開戦へ突き進む軍や本物の内閣と対峙(たいじ)する物語で、実在した総力戦研究所に着想を得たが、所長と関係者はフィクションとして描いた。

仲野は、池松が演じた模擬内閣の内閣総理大臣・宇治田洋一と同じ民間出身で、同盟通信社政治部記者の樺島茂雄を演じた。模擬内閣では内閣書記官長兼情報局総裁を担当し、はじめは宇治田の消極的態度を批判的に見るが、次第に彼の苦悩を理解し、戦友のような絆を感じていく役どころ。父の中野は、軍務局長として陸軍省の軍略・政略の実務責任者だった陸軍少将の武藤章を演じた。

仲野は、脚本・編集・演出を担当した映画監督の石井裕也氏(42)の監督作で池松も出演した23年の映画「愛にイナズマ」で中野と初共演したが、その時は別々のシーンでの出演だった。そのことを踏まえ「以前も、石井監督の作品で、別々のシーンだけど同じ作品の中で共存していることは1度、あった。今回、同じ空間、シーンの中で共演するのは初めてだったので、不思議な感覚になった」と撮影を振り返った。

父子共演のシーンについても、克明に振り返った。「いざ、撮影の日になって、セットの中で『仲野さんは、ここ』『お父さんは、ここ』みたいな感じで、父と僕が真正面に配置されて。これは、誰かのイタズラかなと。こういう機会をいただいて、個人として、うれしかった。そんな機会をつくってもらって、感慨深い気持ち」と、石井氏らに感謝した。

中野と現場で何を話したか? と聞かれると「人生で初めて、父と撮影の前日に2人飲みに行った。2人でお酒を飲むのも初めてだったので、こんなタイミングで、そういう心の通わせがあるとは思わず。何を話したか、酔っぱらって、あまり覚えていないんですけど、ただただ、楽しかった記憶があります」と笑顔で振り返った。父の中野は、今年3月28日にインスタグラムで、次男の仲野と「初サシ飲み!!」と報告している。

共演を、あえて断っていたのか? と聞かれると「あえて避けていたということもなかったんですけど」と即答。「せっかく共演するんだったら、お互い納得できる形が良いねと、ぼんやりと言っていた。今回、この作品でかなったのは、僕としてはうれしく思っています」と笑みを浮かべた。

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