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米山隆一氏、玉木雄一郎氏の備蓄米「動物のえさ」発言を批判「余りに侮辱的で失礼」


立憲民主党の米山隆一衆院議員は、国民民主党の玉木雄一郎代表が発言した「あと1年たったら動物のえさ」について批判しました。玉木氏はコメ高騰を背景に、備蓄米を随意契約で市場に出す小泉進次郎農相の政策を非難しましたが、米山議員はそれを「侮辱的だ」と反論。備蓄米が1年後に飼料となるのは価格維持のためであり、品質に問題はないと指摘しました。また玉木氏の過去の発言を示し、一貫性の欠如を問いました。これに対し、玉木氏は誤解を説明しつつ、コメ政策の抜本的改革を求めると述べました。

米山隆一氏(2021年11月撮影)

立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。国民民主党の玉木雄一郎代表が28日の衆院農水委で、コメ高騰の中、小泉進次郎農相が打ち出した備蓄米を随意契約で2000円で店頭に並べる政策をめぐり「あと1年たったら動物のえさ」と発言したことを批判した。

玉木氏は28日、衆院農林水産委員会で、高騰するコメ価格の安定化に向けて小泉進次郎農相が進める随意契約による備蓄米放出をめぐり、「あと1年たったら動物のえさになるようなものを『安く売ります』と言っても、そりゃ安く出ますよ」と、進次郎氏流の発信に苦言を呈していた。

米山氏は「玉木氏、備蓄米は『1年経ったら動物の餌』とご発言ですが」と言及し、「一定期間後飼料米として出されるのは主食用米の価格を下げない為で、味や品質が悪いからではありません」と否定。「品種も『コシイブキ』始め通常のお米、農家にも、これから備蓄米を購入する消費者にも余りに侮辱的で失礼です」と私見を述べた。

また、2015年11月16日に投稿された玉木氏のポストを引用し、「因みに此方10年前の玉木氏の発言。『備蓄米より新米がおいしい』と言う小泉氏の発言を批判しています」と指摘。「玉木氏の発言が時によって180度異なる事は多数あるので最早驚きもしませんが『巧言令色少なし仁』そのもので、その言は何時もその場限りの人気取り、全く信用に値しません」とチクリとさした。

なお、玉木氏は自身のXで、「あと1年たったら動物のえさ」発言に対する批判を受け、「誤解がある」として「添付した図にあるように、現在の備蓄米制度は『棚上備蓄』という方式を取っており、主食用米として使用しなければ、5年持ち越し分は家畜のエサとして(飼料用米として)放出されることになっています」とし、「ですから今回、中小スーパーに出す2021年産の備蓄米は、何もなければあと1年で飼料用米として安く売り出す予定のものでした」と改めて制度について説明した。

その上で、玉木氏は「エサ米」の表現を使った真意について「私が言いたかったのな、こうした元々安いお米を安く市場に出すのもいいが、やはり消費者からすれば、いつも食べていたササニシキやコシヒカリなどの値段がもっと手頃な水準になってほしいはず。備蓄米を放出するだけでは、こうした銘柄米の価格は下がらず、石破総理の言った3,000円台の実現は難しいのではないか。この点について小泉大臣の認識を聞いたわけです」と釈明。「備蓄米をどうするかといった短期の政策ではなく、コメ政策の抜本改革こそ求められています」と真意を説明した。

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