
サザンオールスターズ桑田佳祐(69)が20日放送の、TBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時20分)にVTR出演。1984年に発表された「ミス・ブランニュー・デイ」のイントロを作った妻でキーボードの原由子(68)について「ひらめきが天才」と評した。
番組インタビュアーの林修氏(59)からサザンの一番好きな曲として「ミス・ブランニュー・デイ」をあげて「あのテクノ調のイントロ、かっこいいですよね」と話すと、桑田は「ウチの原が考えたイントロで、彼女はそういうフレーズつくったりするのは、ひらめきが天才。って僕が言うのもなんなんですけれども」と話した。
林氏から「もともとはシングルカットの予定はなかった?」と聞くと桑田は「そうなんですよ」とあっさり認めて「A面B面って昔はシングル盤があって、AとBがひっくり返ったんですよ」と説明。さらに「『海』って曲をA面で行こうと、84年でテクノポップでピコピコしたのが出始めのころってんですかね。我々もちょっとやってみたんですけど、ウケるんじゃない、ってことで、思いついたのが夜中の2時か3時ごろ」と話した。
そこで思いたった桑田は「当時のマネジャーに電話しましてね、当然、向こうは寝てましてね『あのさぁ~』って言って、今度のシングルなんだけど、『海』がA面ってことで進行してるでしょ?”って聞いたら『はいぃ』みたいなことで、『もう刷っちゃってんの?』って聞いたら、もう何百枚だか進行してまして…と」返事だったという。
眠そうな声のマネジャーに桑田は「こっち(ミス・ブランニュー・デイ)をA面にしていいかな?」と確認するとマネジャーは「えー、いやいやいや、ちょっと待ってください。僕の一存では決められません」とパニックに。桑田は、当時のスタッフのドタバタについて「大変だったと思いますよ」と振り返った。林氏はマネジャーについて「怒られたでしょうね」と話した。