
放送プロデューサーのデーブ・スペクターが20日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。米投資ファンドのダルトン・インベストメントが株主提案したフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の取締役候補リストについてコメントした。
デーブはまず米国での取締役の常識について「今3大ネットと言われてるところもオーナーが変わったりもけっこうあるんですけれども、日本だけはそれに対して違和感があるようだ」と話した。
そして、ダルトンの提案した12人の顔ぶれについて「で、この候補リストを見て、僕、入ってないのが驚いたんですけど」とアメリカンジョークを放って、スタジオを笑わせて騒然とさせた。
さらにデーブは「ただ、おかしいと思うのは、(フジテレビは)もうネット融合とかずっとやってるんですよ。(フジテレビは)CSで専門チャンネル2つあって過去の番組も流しっぱなしで、(視聴者は)意外に見ないんですよ」と話し「フジテレビを擁護するわけじゃないですけど…(フジは)91年ですよ、初めてやったんですよ、テレビショッピング、誰もやってないのに。放送外収入がトップだったんですよ。この人たちに言われる筋合いがない。(フジは)やってるって」と専門分野のテレビ業界について熱く語っていた。