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辛坊治郎氏、今秋にも引退「す・またん」「そこまで言って委員会」などで人気


読売テレビの元アナウンサーで現在はフリーの辛坊治郎氏(69)が、テレビやラジオの世界から身を引く決意を語りました。個人的な理由で、早ければ9月末に退く可能性がありますが、現役最後のニッポン放送番組との契約調整次第では来年3月まで仕事を続けることも。自身の健康問題や「人生の限り」を再認識したため、今後は健康維持を意識しつつ、旅行やヨットを楽しみたいと語る。テレビやラジオ、講演の新しい仕事は受けないと明言し、「早期退職」と強調しました。辛坊氏は、明快な発言と親しみやすさで人気を博し、特異なキャスター像を形成しました。

テレビ、ラジオ、講演の世界から身を引く決意を語った辛坊治郎氏

読売テレビの元アナウンサーで現在はフリーで活動中の辛坊治郎氏(69)が早ければ9月末をもってテレビ、ラジオから身を引くことが18日、わかった。現在出演しているニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜午後3時30分)との調整次第で、来年3月まで継続する可能性もある。

辛坊氏は日刊スポーツの取材に対し「本当は60歳、65歳のときにも仕事をやめる気持ちがあった。いくつかの事情から、ここまで続けてきたが、残された時間をストレスなく、自分のために使いたい」と心境を明かした。

辛坊氏は昨年4月、キックスケーターでスリップし、肩を脱臼。翌週にも連続して脱臼した。スノボで頸椎(けいつい)負傷にもなった。腰も痛い。痛む体で各地を旅行し、YouTube「辛坊の旅」で発信してきたが、同時に「人生には限りがある」という思いを再認識させられた。仕事をリタイアした後は健康維持を意識しつつ、旅行(バックパッカー)とヨットを楽しみたいという。

「テレビ、ラジオ、講演などの新たな依頼を受ける気はありません。引退という言葉は有名芸能人やスポーツ選手のためにあるので、俺の場合は早期退職です。本音を言えば『俺のことはほっといてくれ!』と言いたい」と辛坊氏は強調した。

辛坊氏は読売テレビ時代、「ウェークアップ!ぷらす」「ニューススクランブル」「たかじんのそこまで言って委員会」などに出演。わかりやすい表現と親しみやすいキャラクターで新しいスタイルのキャスター像を築いた。

◆辛坊治郎(しんぼう・じろう) 1956年(昭31)4月11日生まれ、大阪府岸和田市出身。早大卒業後の80年、読売テレビ(大阪市)入社。「ニューススクランブル」「ウェークアップ!ぷらす」「たかじんのそこまで言って委員会」「朝生ワイド す・またん!」などに出演する。10年、読売テレビ退社。

13年6月、盲目のヨットマン(岩本光弘)とともに太平洋横断の航海に出発。しかし宮城県石巻市沖でマッコウクジラと衝突し、浸水。海上自衛隊に救助された。21年4月、太平洋横断再挑戦に出発。69日間をかけて米サンディエゴに到着した。

ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」は12年4月から放送(中断期間あり)。近著に「オールドメディアへの遺言」。

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