
歌舞伎俳優中村七之助(41)が18日、所属事務所を通じ、結婚することを報告した。
12年に亡くなった中村勘三郎さんの次男で、兄は中村勘九郎。時代物、世話物、古典、新作と、幅広く活躍する女形。
5月3日からは「新緑歌舞伎特別公演」が控えており、トークコーナーも設けられていることから、結婚に関するエピソードも聞けそうだ。
86年9月「檻(おり)」の祭りの子で本名で初お目見えし、87年1月歌舞伎座「門出二人桃太郎」で2代目中村七之助を名乗り初舞台を踏んだ。
歌舞伎だけでなく、映画「ラストサムライ」では明治天皇役で出演、NHK大河ドラマ「どうする家康」では石田三成を演じた。
昨年は父勘三郎さんの十三回忌追善で、「籠釣瓶花街酔醒」で八ツ橋を初役でつとめたほか、鹿児島県・硫黄島で「俊寛」にも出演した。