
堺正章(78)が17日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われた「昭和100年!人生の名曲に喝采を!コンサート」に出演した。徳光和夫(84)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくもり!歌謡サタデー」(土曜午前5時)の15周年記念として開催された。
堺はザ・スパイダーズ時代の「あの時君は若かった」、そしてソロになってからヒット曲「さらば恋人」「街の灯り」を披露。
「さらば-」を堺は「ソロになって最初に大ヒットしてうれしかったです。いろいろなところで歌いましたが、友達の結婚式でも歌って『縁起でもない』って怒られました」。そして「街の灯り」を「私にとって最後のヒット曲。その後は鳴かず飛ばずです」と笑った。
徳光については「尊敬する先輩。いつでも、他人を見下すことなく、歓迎の気持ちで迎えてくれる。84歳になって趣味が競艇(ボートレース)と居眠り(笑い)。お話をすると、年を取っていろいろなことを忘れてしまうそうです。結構、ショックで、これを“老いる(オイル)ショック”と言います(笑い)。これを言いたくて、今日はここに来ました」と話した。
ほか五木ひろし、井上順、井上芳雄、岡崎友紀、小椋佳、クミコ、タブレット純、トワ・エ・モワ、中村中、ベイビーブー、渡辺真知子が出演。「また遭う日まで」など昭和の名曲全21曲を熱唱した。