
俳優板垣瑞生さんが死去したことが17日、明らかになった。24歳。家族が本人のインスタグラムのストーリーズを更新し、「不慮の事故により逝去しました」と発表した。
投稿では「昨年より抱えていた精神疾患により、今年1月末より行方不明になっておりました」と明かされ「警察および友人たちの協力のもと、捜索を続けてまいりましたが、先日、警察より東京都内にて遺体で発見されたとの連絡を受けました」と報告。「活動復帰に向けて前向きに歩み始めた矢先、このような形で人生の幕を閉じることとなり、本人もさぞかし無念だったことと思います」などと詳細を記している。 板垣さんは昨年4月、所属していたスターダストプロモーションを退所したと報告。同11月には「1月ごろから精神的に非常に不安定な状態になり、不眠や拒食などの症状が出はじめました」などと当時の様子を告白しつつ、「現在はもう1度俳優として皆さまに私の演技を見ていただくために、所属させていただける事務所を探しながらライブ配信やその他企業様からいただいた仕事などを積極的にやらさせていただいております」と近況を明かしていた。 板垣さんは14年、映画「闇金ウシジマくんPart2」で俳優デビュー。映画「ソロモンの偽証」(15年)では1万人のオーディションで準主役を射止めて話題になった。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(15年)「麒麟がくる」(20年)や、連続テレビ小説「エール」(20年)にも出演。昨年もNHKドラマ「正直不動産2」で、主演山下智久と対立するメインキャストを演じて注目を集めた。