
俳優板垣瑞生さん(24)が死去したことが17日、分かった。24歳。家族が本人のインスタグラムのストーリーズを更新し、「不慮の事故により逝去しました」と発表した。
「昨年より抱えていた精神疾患により、今年1月末より行方不明になっておりました」「警察および友人たちの協力のもと、捜索を続けてまいりましたが、先日、警察より東京都内にて遺体で発見されたとの連絡を受けました」「活動復帰に向けて前向きに歩み始めた矢先、このような形で人生の幕を閉じることとなり、本人もさぞかし無念だったことと思います」と詳細を記している。
板垣さんは24年4月、所属していたスターダストプロモーションを退所したことをインスタグラムで報告し、入院をしていたことも明かしていたが、入院理由など詳細は記していなかった。退所報告前の3月9日に公式ファンクラブなどが突然閉鎖されたことで、ネット上などでは戸惑いの声も広がっていた。
板垣さんは14年、映画「闇金ウシジマくんPart2」で俳優デビュー。男子中学生の死の真相を“学校内裁判”で明かしていく映画「ソロモンの偽証」(15年、主演藤野凉子)では、1万人のオーディションで準主役の弁護人役を射止めて話題になった。19年には「初恋ロスタイム」で映画初主演している。
NHK大河ドラマにも2作出演し、「花燃ゆ」(15年)では毛利元昭役、「麒麟がくる」(20年)では森蘭丸役を務めた。「エール」(20年)でNHK連続テレビ小説にも出演。昨年もNHKドラマ「正直不動産2」で、主演山下智久と対立するメインキャストを演じて注目を集めた。