
韓国のガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」の元メンバー、イ・アルムが詐欺罪で、懲役6カ月執行猶予2年を宣告された。
詐欺の疑いで起訴されたアルムは15日、韓国・水原(スウォン)地方裁判所安山(アンサン)支院で、判決を言い渡された。被害者たちが昨年3月から5月まで、相次いでアルムを詐欺の疑いで警察に告訴し、韓国内で波紋を広げていた。
韓国メディア・スポーツソウルは16日「当時、被害者たちは『彼氏との個人的な事情などを理由にお金を借りた後、現在まで返さずにいる』と陳述した。告訴人が主張する被害金額は約3700万ウォン(約400万円)に達する」と報じた。
アルムは疑惑に対して「ハッキング犯が犯した犯罪」「彼氏の仕業だ」などと主張し、自身の関与を否認したが、最近になって捜査の過程で単独犯行であることを認めたという。
同メディアによると「アルムは以前、児童虐待および名誉毀損(きそん)の罪で懲役8カ月、執行猶予2年の判決を宣告されたこともある。子供たちの前で元夫の悪口を言うなどして児童を虐待し、元彼氏と関連した裁判所の判決文を公開した人物をインターネット放送を通じて中傷し、名誉を毀損した疑惑で起訴されていた」とも伝えた。